今日の各紙を斜め読み。
産經は凄いね。
http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/070730/shc070730000.htm この「主張」(社説)欄だけでなく、「「敵は戦後レジームそのもの」」(石橋文登)、
「新陣容で再出発を」(乾正人)と徹底的に参院選を軽視し、安倍政権の
熱烈支持を表明している。
石橋氏の記事より抜粋。
7月6日の閣議後、首相執務室に立ち寄った麻生氏はこう切り出した。
「うちのじいさん(故吉田茂元首相)の内閣では、参院で自由党(自民党の前身)が
過半数を取ったことは一度もないってご存じでしたか?」
麻生氏は、吉田元首相が、昭和26年のサンフランシスコ講和条約調印式に
国民民主党の苫米地義三最高委員長を野党代表として同席させるなど、
反対勢力をあの手この手で籠絡した逸話を紹介し、こう結んだ。
「逆風とかいろいろ言われていますがね…。まったく心配いりません。
お国のために筋を通せば国民は理解してくれますよ」
衆参が大きくねじれた状態で政権運営は可能か。野党に妥協を重ねながら
政策を進めていくこともできるが、野党の土俵で相撲をとることになる。
反発を覚悟で「戦後レジームからの脱却」を正面から国民に問う手もある。
首相がいずれの手法を選ぶかで、日本の行方は大きく変わる。