小泉純一郎は運が強すぎる ▲394▲

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898無党派さん
閑話休題 CIAの極秘文書が教えてくれた戦後の暗黒史
 今日のブログは書くほうも、読むほうも気が重くなるような内容であると思う。しかしどうしても書いて
おかなければならない。私がこのブログを書き続けるためにも、早い段階で問題提起をしておかなけれ
ばならない。そう思って書いた。
 2月26日の読売朝刊は、米国中央情報局(CIA)が児玉誉士夫(右翼)や辻政信(元陸軍参謀)につ
いて「情報要員としての価値はなきに等しい」、「(日本の再軍備のために米国を利用し)第三次大戦さ
え起こしかねない男」などと酷評していたことをスクープした。
 この報道は重要性な意味を持つ。それは、児玉や辻の正体が実は「うそつき」、「大泥棒」、「役立た
ず」であったという情けない事実を教えてくれたからではない。これら人物が米国により戦犯容疑者か
ら無罪放免してもらい、その代わりに米国の手先になって米国の日本占領に加担したという、いわゆる
戦後の暗黒史が実は歴史的事実だったということを、ここであらためて我々に確認させてくれたことに
ある。昭和の歴史を体験している人々が死んでいき、戦後生まれの世代が日本人の大勢となる時代
が来ようとしている今日こそ、暗黒史を正史として残す作業は誰かの手で続けられなければならないの
だ。