民主の主張理解して−菅氏 道路財源で東国原氏と討論
民主党の菅直人代表代行、宮崎県の東国原英夫知事らが19日、都内で道路特定財源の是非をめぐる公開討論に臨み直接対決
した。
菅氏は「必要性に応じて地方の道路をつくる。公平公正で透明性の高いルールを一緒に考えてほしい」と訴え、道路特定財源
の一般財源化と、本来の税率に上乗せされている揮発油税などの暫定税率廃止との民主党の主張に理解を求めた。
これに対し東国原氏は「県の道路予算714億円のうち141億円が暫定税率部分。廃止されると穴が開く。民主党が主張
する国の直轄事業負担金の廃止では足りない」と暫定税率維持の必要性を強調した。
全国知事会会長の麻生渡福岡県知事も「地方にとって道路は不可欠だ。暫定税率を廃止されると、必要な道路がつくれなくなる」
と指摘。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008021901000303.html