統一地方選★北海道の選挙Part10★参議院選挙

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736無党派さん
道知事選の開票は一部を除いて、午後九時から全道百九十二の開票所で始まり、
高橋氏は全道で順調に票を伸ばし前回の七十九万八千票に大きく上積み。
百七十三万八千票台に乗せた。前回は民主党の推薦候補に得票数で敗れた渡島、桧山両管内でも
対立候補に大差をつけた。保守系知事候補として過去最多だった一九七九年の堂垣内尚弘氏の
得票百七十三万三千票を上回った。

 投票率は、道知事選史上最多の九人が乱立した前回の61・81%から2・32ポイント上がって64・13%となり、
一九八三年の83・89%をピークに続いていた下落傾向に、二十四年ぶりに歯止めがかかった。
 今回の知事選は、公職選挙法改正で首長選で初めてマニフェスト(公約集)の配布が解禁になるなど、
初の政策型選挙として注目が集まった。

 選挙戦では「格差是正」が最大の焦点となったが、三候補がマニフェストで示した格差是正策や地域医療の充実策が
類似したことで対立軸は鮮明にはならなかった。その中で、知名度で勝る高橋氏が無党派層の取り込みにも成功した。
二〇○五年の前回衆院選比例代表道ブロックで自民党が獲得した約九十四万票と公明党の約三十七万票の合計を大きく上回った。

 今回の選挙結果を受け、自民党は知事選の勢いを参院選につなげる狙いだが、
道議選での退潮と札幌市長選で推薦候補を落とした影響が懸念される。
一方、民主党は選挙戦の鍵を握る無党派層の受け皿となりきれなかったことから、参院選に向けた戦略の再構築が求められそうだ。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/election/19407.html?_nva=12