暴力団元組長が暴露「久間代議士と私の蜜月」(フライデー2004年2月6日号)
「私はかつて極道の世界に身を投じていた人間です。現在は堅気(かたぎ)
となっておりますが、(暴力団の)幹部となった仲間たちとつながりはありますし、
多少なりとも裏社会に対して顔が利きます。
しかし、そんな私の“闇人脈”に目をつけて私設秘書に起用し、散々利用しつくした
政治家がいます。その人物とは自民党の久間章生(ふみお)代議士です」
こう怒りを露(あらわ)に告白するのは、都内在住の会社役員・A氏(57歳)です。
A氏は昭和50年代に、京都市内に本拠を置く広域暴力団・会津小鉄会系の3次団体
の組長を務めていました。組員は約100人。収入源は不動産業で、いわゆる経済
ヤクザの走りでした。
A氏は、久間氏の私設秘書になった経緯を説明しながら、『久間調査会』理事と
記された一枚の名刺を取り出しました。
「久間氏の事務所のうち、衆議院議員会館や『長崎政経調査会』は“表”の担当、
『久間調査会』は“裏”を担当と、使い分けされていたのです。“裏”の役割は、
表に出せないカネを集めること、それと引き替えに口利きの仲介をすること、
利権の配分、ヤクザとのトラブル処理など、あらゆる雑事をこなすことでした。
『久間調査会』の会長は久間氏の私設秘書の駒栄(こまえ)博志氏(※'03年8月、
贈賄容疑で逮捕。現在公判中)が務めていました」(A氏)
フライデーは1月19日朝、議員宿舎前で久間氏を直撃し、元暴力団組長のA氏
を私設秘書として用いていたのかを聞いたところ、以下のような回答がありました。
「僕の調査会にはいない。僕の知っている駒栄君と付き合っていたAさんという
のは知ってる。会ったことはある。(A氏の経歴について)それは知らない」
「久間調査会」の名刺を見せると、
「本人が勝手に作っているだけで、私は知らない。A氏と駒栄君の間には何か
トラブルがあったはずだよ。だから、駒栄君にも『久間調査会』というのは使うなと
言っといたのよ。ましてや彼(A氏)が使っていたのは、全然知らなかった」
http://www.asyura2.com/07/senkyo30/msg/102.html