道知事選 共産、宮内聡氏軸で調整 公認候補の擁立44年ぶり 2007/01/06 07:06
共産党道委員会は五日までに、四月の道知事選で
同党国会議員団道事務所長の宮内聡氏(43)を公認候補として擁立する方向で調整に入った。
道知事選で同党が公認候補を擁立するのは一九六三年以来四十四年ぶり。
同党は八三年の知事選以降、六回連続で同党系の労働団体や市民団体とともに推薦候補を擁立してきた。
今回も三十二団体でつくる「明るい革新道政をつくる会」で擁立作業を進めてきたが、
「少数激戦が予想される中、耐えうる候補者を見つけることができなかった」(同会幹部)として、断念する方向となった。
同会が六日の加盟団体代表者会議で正式に擁立断念を決めるのを受け、今月中旬にも党公認候補を決定する。
宮内氏は小樽市出身で、北星学園大卒。原水爆禁止北海道協議会代表理事などを務める。
九六年以降、国政選挙に五回立候補、いずれも落選した。なお人選は宮内氏を軸に進められるが、
内部には今期限りで引退する大橋晃道議(66)=札幌市東区=を推す声もある。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070106&j=0023&k=200701067124