小泉総理は運が強すぎる　▲342▲

ちょっと痛かった。いや、時にはずいぶん痛かった。
その点については、確かに初めからウソはつかなかったね、
「痛くなんかありませんよ」って言ったって注射は痛いやね。
もうコドモ騙しは終わりだってことだったんだね。
小泉純一郎よ。

たった一枚のコインを賽銭箱に投げ入れただけで、
世界がぶるぶるぶるぶる震えたのを見たときは、腹を抱えて笑ったよ。
ちょっと笑っただろ、純ちゃん。

アメリカのカウボーイのハートはがっちりキャッチしたが、
あのダンスはちょっとどうかと思ったぞ。
それにアリアは聴く側に回った方がいいと思うぞ、
小泉純一郎よ。

何かを成し遂げたいと思ったら、誰かを救いたいと思ったら、
涙を拭い、腹を据え、ひるまず、たゆまず、くさらず、笑みをたたえて、
ボクらにはできる、この国にはできると、髪を真っ白にして教えてくれた。
つまりはそういうことだね、小泉純一郎よ。

では、この辺で、さらば、さらば、さらば。
アデュー。グッドバイ。グッドラック、グッドラック、グッドラック。
オールボワール、アウフビーダーゼーエン、アリデヴェルチ。
ダ・スビダーニャ、サワディー、さよなら、さよなら、さようなら。

サンキュー。ミスタープライムミニスター、純一郎。
これからは、よいアリアを。