●<Jリーグ観戦>議員ら、うちわに「自民」 横浜マリノス抗議へ
日産スタジアム(横浜市港北区)で9日に行われたJリーグの試合で、
横浜や川崎市選出の国会議員、神奈川県議、両市議ら十数人と支持者らが
「自民党」と書かれたうちわを配ったり、
横浜市議1人が観客席で自分の名前を入れたのぼりを立てたりしたため、
サッカーファンから「スポーツに政治を持ち込むな」と非難の声が上がっている。
ホームチームの横浜F・マリノスは、主催試合の運営管理規定に違反すると指摘。
自民党横浜市支部連合会に抗議する方針だ。
自民党の横浜、川崎両市連は9日、「神奈川ダービー」となった
横浜F・マリノス対川崎フロンターレ戦を支持者らと観戦。
チームに頼んで、2階席中央に専用席2000席を貸し切り、
国会議員や県議も含め関係者約2000人が参加した。
横浜市連によると、スタンド入り口付近に受付を設けて党ののぼりを立て、
「自民党」と書かれたTシャツ姿のスタッフが党名入りの応援うちわを配った。
試合開始前には、横浜市議が個人名の入ったのぼりを立て支持者らの目印にした。
試合後、観戦した県議のブログ(日記風ホームページ)に、
サポーターからの抗議の書き込みが3日間で約130件殺到。
このため県議は一部を削除した。(略)
しかしF・マリノス側は「宣伝行為をしないという約束で席を確保し、チケットを販売した。
Jリーグの規定では、政治的な主義、主張を表示するのぼり、印刷物は持ち込めないと定めている。
これに準ずるチームの規定に明白に違反する」と憤っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000008-mai-soci