432 :
無党派さん:
●最後に『拒否できない日本』の著者、関岡英之氏より。
WBCで米国人審判による「誤審」で窮地に陥れられた王ジャパンが、
決勝進出を賭けメキシコと死闘を演じていたその日、東京ドームでは
小泉チルドレン対駐日米国大使館チームの日米親善野球大会が
のどかに行われていたそうだ。
日本側は費用をすべて負担した上、お土産までつけてやったという。
これこそまさに、いまの日米関係を象徴する逸話ではないか。
郵政民営化をめぐる自民党の分裂は、「改革派」対「守旧派」の争いなど
ではなかった。
「対米追従派」対「独立自尊派」の闘いだったのだ。
小林興起の『主権在米経済』は、その真相をあますところなく抉りだしてい
る。
その信念と勇気に誰しも圧倒されるだろう。
「構造改革」の名の下に米国に迎合して日本国をぶっ壊し続ける小泉政権と、
そのお先棒を担いでいるメディアの化けの皮が剥がれ始めたいま、
「なにかがおかしい」と気づいている人々に、ぜひ一読を薦めたい。