47 :
無党派さん:
改めて問いたくなるのは、
自民党議員や小泉ミーハー支持者は小泉首相の正体をどこまで知っているのか、である。
薄っぺらく、小ずるいだけの男――振り返ってみれば、それが小泉の正体だ。
▼ 留学年次も不明の学生時代 ▼
「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」――
年金未納問題で小泉首相が吐いた有名なセリフだが、これは国会議員になってからも
勤務実体のない企業から給料をもらい、厚生年金を負担してもらっていたことがバレ、
ちゃかすために思わず出た言葉だ。
これに象徴されるように万事、その場その場を調子の良さだけでしのいできたのが小泉だ。
学生時代からロクに勉強もせず、ちゃらんぽらんな生活を送ってきた話は有名だ。
慶大時代の同級生で、かつて首相の側近だった栗本慎一郎元代議士が、こんな暴露をしている。
〈小泉は通常の意味でとにかく頭が悪かった。
採点のしようがないぐらいバカだというのが正しい評価です〉
〈彼とは2年間同じクラスでした。というのも、彼は単位が
足りなくて3年に上がれず、そのままロンドンに留学したからです〉
その英国留学も年次や期間が小泉本人の説明と周囲の“証言”がバラバラだからウサン臭い。
留学中の取得単位もゼロ。遊びにいっただけなのは歴然だ。
なのにちゃっかりハクをつけ、世襲3代目議員として当選。
▼ 飲んでただけのYKK時代 ▼
政界入りしてからも何をしたわけではないが、目立つのは得意だ。
小泉が頭角を現したYKKにしてもそうだ。
「反経世会」を掲げて加藤紘一、山崎拓の3人で固まったものの理論は加藤、行動は山拓が担当。
加藤によれば「3人で集まっても小泉さんは政策論議に加わらず、黙って熱燗をぐいぐい飲んでいるだけだった」という。
それでも2人より先に総理総裁だから、運というか世渡り上手だけはピカ一。
カネは使わず子分もつくらず、盟友たちをちゃっかり利用したのだ。