【小泉純一郎】南京大虐殺がなかったという見解は「支持しない」
記者
靖国神社の博物館では、アジアでの戦争は日本の防衛のためだったとか、
南京大虐殺はなかったなどと主張しているが?
小泉
「その見解は支持していない」と明言
★小泉首相:過去の戦争正当化は支持せず、靖国参拝−韓国で会見
11月19日(ブルームバーグ):小泉純一郎首相は19日夕、アジア太平洋経済協力会議
(APEC)首脳会合の閉幕後、韓国・釜山市内のホテルで記者会見し、韓国や中国から
批判を受けている自らの靖国神社参拝について、戦没者哀悼や不戦の誓いが目的だと
あらためて強調し、過去の戦争行為はやむを得なかったと正当化する考え方は取らない
との考えを明確にした。
記者会見では日本以外のメディアから靖国神参拝に質問が集中した。英国メディアの
記者は、靖国神社の博物館では、アジアでの戦争は日本の防衛のためだったとか、
南京大虐殺はなかったなどと主張しているが、これを支持しているかと質問した。
首相は、「その見解は支持していない」と明言、「多くの戦没者に哀悼の誠を捧げるために
参拝している。そして戦争の反省を踏まえ2度と戦争をしてはいけないということから
参拝している」と述べ、参拝は戦争を正当化するものではないとの立場を示した。 (以下略)
Bloomberg
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&sid=aAFQb2pDTsZ8