なんと小泉首相までが、森岡発言に対し、6月22日、記者団に「一議員の立場、
政務官の立場、よくわきまえていただきたい」と不快感を表明したのだから呆れる。
それならばなぜ靖国参拝に執着しているのか?「東京裁判を政府が受諾したという
立場であり、A級戦犯が犯罪人」という認識ならば、靖国参拝に執着する大義がない
ではないか。
小泉首相が靖国参拝を行なう動機となった知覧の特攻記念館には、わしも行ったこ
とがあるが、どこかの幼稚な学生が「こんな痛ましい犠牲者を出すような戦争は二度
と起こしてはならないと思いました」などと感想を書いているのを見た。
結局、小泉首相の歴史認識は、そこいらの反戦平和少年・少女とまったく同質の、
あの戦時の国民を、軍人を含め犠牲者としか捉えない薄甘いサヨク史観にすぎないの
である。
そもそも靖国神社に参拝する資格がないのだ。
http://www.nipponkaigi.org/reidai01/Opinion3(J)/history/sato.htm
日本は東京裁判史観により拘束されない
――サンフランシスコ平和条約の正しい解釈