小泉総理は運が強すぎる ▲324▲

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81無党派さん
岩川隆著「孤島の土となるとも」に収録された証言では、ティモール島の西端
クーパンの収容所が次のように描かれている・・・

収容所は珊瑚礁の上にあった。おまえたちの墓場を掘れといわれて大きなハンマーと
ツルハシで作業させられたが、太陽に照らされてふらふらになり、倒れそうになると
いきなりボクシングと同じように殴打される。
失神するとテントまで引きずって行って水をかけ、気がつくとまた掘らされた。
一日に失神すること三回。珊瑚礁の上を引きずられたときの背中の傷が痛み、夜は
眠ることができなかった。
大きい岩を意味もなく動かすよう命じ、運んでいると蹴ったり足をかけたりして倒す。
食事は乾パンにコーヒーだけ、あるいは少量の米とビスケットだけである。
一週間もするとみな、殴打のために顔はふくれ、体はむくんできた。私は睾丸が大きく
はれあがっていた。
取り調べを受けた者が部屋から出て来た時には死体になっていたこともあった。
体には多数の皮下出血があり、明らかに虐待致死だったが、その取調官が裁かれる
ことはなく、虐待されている側の日本人捕虜たちが身に覚えのない「捕虜虐待」の
容疑をかけられ次々処刑されていった。(小林よしのり 戦争論2)