小泉総理は運が強すぎる　▲324▲

　総理は再訪朝から帰国するや、拉致の主犯である金正日を「会ってみれば
気さくで頭の展開の早い人」と褒め称えた。確かに、ヒトラーもスターリン
も、毛沢東もボカサもチャウシェスクもポルポトもあってみれば「よい人」
だったことだろう。現にヒトラーはユーゴスラビア王女を招待して懇談した
が、王女はヒトラーを「子どものことになると涙を浮かべ、その目は澄んで
青い正直そうな素晴らしい目だった」と評した。能天気な英国宰相チェンバ
レンは「澄んで青い正直そうな目に」まんまと欺かれ、ドイツは平和を望ん
でいるという空証文にチェコスロバキアを売り渡した。
　小泉総理は経済支援をまんまと掠め取られ、おまけに破壊活動防止法の監
視団体たる朝鮮総連大会に総理が祝辞を送る醜態を示した。

　これなら公安調査庁は無用の長物で、北朝鮮工作員や総連の悪事を必死に
追っている公安調査官の努力は無意味ということになる。

　これまさしく小泉訪朝が北朝鮮の引いた路線にまんまとのせられたことの
雄弁なる証左である。

http://sukuu-kai.ram.ne.jp/basic/20040529.html