◆“親密”小泉首相も戦々恐々「以前から付き合い」/堤逮捕
3日、コクド前会長の堤義明容疑者(70)が逮捕され、首相官邸にも激震が走った。
与野党の国会議員に幅広い人脈を誇った堤前会長だが、
特に小泉純一郎首相(63)との蜜月ぶりが広く知られているからだ。
首相は出張や休暇で、西武グループのプリンスホテルを頻繁に利用していたほか、
飯島勲首相秘書官までも定宿として使用。(中略)
首相自身も3日午前の予算委員会で、「堤氏と以前から親しくお付き合いしている」と、その親密ぶりを認めた。
一部週刊誌によると、小泉内閣が発足した平成13年4月以降、首相は288回もプリンスホテルを利用。
特に先月11日の「さっぽろ雪祭り」視察で札幌プリンスホテルに宿泊したことは関係者の間で話題となった。
会場周辺のホテルは、旅行会社が青田買いするため、1年前には満室で部屋を取るのは極めて困難。
しかも、視察が正式決定したのは直前にもかかわらず、首相一行はスイートルーム5部屋を借り上げたのだ。
北海道選出の国会議員は「なぜ、たくさんの部屋が取れたのか。信じられない」と驚く。
【6000万円のナゾ…】
首相だけでなく部下も親密だった。
首相秘書官の飯島氏は政権発足後、赤坂プリンスホテルのスイートルームを定宿にしている。(中略)
宿泊代は定価なら1泊2日で4万2800円以上。
政権発足から1400日程度経過しており、料金を単純計算すれば5992万円に及ぶ。
定宿にしているため、ある程度は割引されていても、かなり高額なはず。
永田町では「宿泊代は税金の官房機密費から出ているのではないか」(関係者)と取りざたされた…。
この件について、小泉事務所は「一切、分かりません。取材は断っています」と話している。
「秘書の6000万円近い宿泊代を小泉事務所が支払うとは信じがたい。
仮に、そうなら相当値下げしてもらっているのではないか」(永田町関係者)
堤前会長と官邸との異常ともいえる親密関係…。
飯島氏は堤前会長の逮捕を察知したのか、最近、同ホテルを出たという。(後略)
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_03/t2005030334.html 堤逮捕で震撼する人々
小泉総理 就任以来288回もプリンスホテルに通う癒着
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/