理解不足?党内に困惑 皇室典範 首相発言
平成18年1月29日 日曜日 産経新聞
自民党内で女系天皇容認への慎重論が広がる中、「仮に
愛子さまが天皇になられたときに、そのお子さまが男子で
も(皇位継承を)認めないということになる。それを分か
って反対しているのか」という小泉純一郎首相の反論に戸
惑いと困惑が広がっている。
男系尊重派は、愛子さまが天皇となり、その子供が即位
すると男女を問わず初の女系天皇となり、皇室伝統の大転
換を意味することが問題と指摘してきた。このため、首相の
発言に党内からは「そんなこと初めから分かっている」(若
手議員)と当惑の声が漏れる。
首相が「愛子さまのお子さまが男子でも・・・」と述べた部
分についても、政府の「皇室典範に関する有識者会議」は
皇位継承者について男女を問わず第一子優先を打ち出して
おり、「第一子が女子だったらどうするのか。首相は報告
書の内容をよく理解していない」(研究者)という見方が
出ている。首相の理解度についてはこれまでも政府内で
「女系と男系の違いはよく分かっていないようだ」との観
測も流れていた。
【皇位】皇室典範 小泉首相発言、理解不足? 自民党内に困惑[01/29]
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