小泉総理は運が強すぎる ▲316▲

このエントリーをはてなブックマークに追加
150無党派さん
2006年07月26日 
小泉政権5年は目先を変えただけの改革偽装 厚木市で菅代行

 菅直人代表代行は27日夜、神奈川県厚木市を訪れて街頭演説を行い、小泉政権5年間を振り返って、
その「偽装された改革」に対して厳しい批判を展開。目先を変えてやったように見せかけただけの5年間
だったなどと、舌鋒鋭く訴えかけた。

 本厚木駅前でのこの日の街頭演説会では、まず牧山ひろえ参議院神奈川県選挙区第4総支部長が、
「実現男」として、地元厚木高校出身の後藤祐一神奈川県第16区総支部長を紹介。その後藤総支部長
は早速マイクを握り、「がんばれば実現できる社会が崩れつつある」とし、「この格差社会を改めなければ
ならない」とまず訴えた。そして、教育や子育ての問題について自らの経験も踏まえて聴衆に語りかけ、
「心のゆとり、時間のゆとりを取り戻し、効率化一辺倒、お金儲け一辺倒でない社会の実現を」などと呼び
かけた。

 後藤総支部長は更に、自ら構造改革特区構想などに関わってきた経済産業省勤務時のことを振り返り、
「政治が官僚に丸投げしている状況では、日本は良くならない」と断じるとともに、「皆さんが何に苦しみ、
何を求めているか」分からない官僚が、政治を騙すことではいけないと思い、自ら政治家を志した、などと
力強く語りかけ、詰めかけた聴衆からは激励の声が上がった。

 続いて菅代表代行が演説。「国会の場で小泉さんと議論した数は一番多い」という経験を踏まえながら、
「小泉さんという人は、私が聞いたことに何一つとしてまともに答えない人だ」と厳しく批判。ただ一度まとも
に答えた、この程度の約束は守らなくても大したことではないとの答弁について、「この一言に、小泉さん
の本音が現れている」とし、「目先を変えて、その場その場で何かやったように見せることが、小泉さんの
5年間だった」と、厳しい口調で更に批判を加えた。