http://www.diary.ne.jp/user/31174/ 6時起床。
小泉さんがなし遂げたと称しているものが崩れ去るさまを見ていると砂上の楼閣
という言葉をしみじみと思う。
しかし彼はそれらが今後どうなっていくのかという事に興味がない。
この政権は「小泉やり逃げ内閣」と後世呼ばれることだろう。
にもかかわらず本人は未だにイニシアティヴをとっていると信じているだけにたちが
悪のである。
「やり逃げ」は未だ途上であって「やる」ことと「逃げる」ことにまだまだ忙しいのだ。
「逃げる」ことについて言えば与党内の誰がどう懇願しようと国会の会期をガンとして
延長しなかったのには確実な根拠があったと私の国会内の工作員(笑)は言う。
こと村上ファンドへの捜査に関しては首相官邸はあらゆる情報を持っているらしいのだ。
そりゃそうでしょう。
昨日まで蜜月で二人三脚していた竹中平蔵さんや宮内義彦さんのお仲間なんだから。
その結果地獄の釜の蓋が開く前に何がなんでも国会を閉じて外遊という名の海外逃亡に
出かけることに決めたというのだ。
だから日銀の福井総裁の名が出るのも折り込み済み。
そこであがった火の手がまだボーボー広がっても追及する場がない小沢民主党はどうしようもない。
本来ならばその役割はメディアが担うわけだが天皇陛下の東南アジアご訪問はろくに報じなくとも
特別機に同乗を許されて舞い上がる談合記者クラブの「今回はハイヤーじゃなくて特別機だもんね」
と特権意識バンザイ諸君は嬉しそうにそちらの小泉パフォーマンスの方を熱心に書くことだろう。