小泉総理は運が強すぎる ▲298▲

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573小沢一郎 思想政治家で終わるのか   AERA '06.1.23
http://ozawa-ichiro.jp/massmedia/contents/appear/2006/ar20060127163706.html

米づくりは人にまかせてはいるが、小沢はいまも4反余りの田を保持している。
横須賀を地元とする小泉純一郎に比していえば、重いが、また確かな故郷をもつ政治家である。

 小沢は赤坂のマンションに個人事務所を持っている。
机に一枚、写真が立て掛けてあった。原敬。
朝敵・岩手南部藩の出身。
藩閥政治に抗し、はじめて政党政治の扉を開けた。
東京駅で凶刃に斃れたが、もう少し長生きしていれば昭和史は変わっていただろうと言われている。

 中世から明治維新まで、東北の歴史に勝ち戦はほとんどない。
小沢とのインタビューのなかで靖国問題が話題に出たとき、踏みつけられた地の側からの視点というものは感じた。

「戦犯という名は勝者がつけたものだからさておいても、A級戦犯の連中、東条英機や板垣征四郎は岩手県人だけれども、
外国からいわれる以前に、彼らを僕は許せない。
生きて虜囚の辱めを受けずと教え込んで三百数十万を死なせた張本人じゃないか。
靖国に祭られるべき存在じゃない。
岸信介にしても戦後は仏を供養して過ごすべき人間です。
僕がこんなことをいうとびっくりする人がいるんだが、本心、そう思ってるんだ」