http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo 最大の焦点だったNHKの受信料については、規制改革会議とは逆に「支払い義務化」の方向を打ち出した。
最初に首相発言でボタンを掛け違えたのが最後までたたり、迷走を重ねたあげく、結果的には受信料の
「税金化」の第一歩を踏み出してしまったわけだ。
これは自民党も総務省もNHK経営陣も、大歓迎だろう。
経済財政諮問会議の位置づけは、すっかり変わった。もう官邸主導で自民党の頭越しに決める
ことはできなくなり、最終的には、昔のように自民党の郵政族が決定権を握るだろう。
へたをすると、NTTについてはゼロ回答で、NHKの「国営化」だけが実現することになりかねない。
規制改革会議と一緒に闘って――といいたいところだが、タイミングが悪い。
宮内議長が村上ファンド事件の責任を問われている状況では、財界の応援も期待できない。