http://www.asahi.com/politics/update/0524/014.html 【愛国心どう評価 首相と文科相、答弁食い違い】
児童生徒の「愛国心」をいかに評価するのか。
24日の教育基本法改正に関する国会審議では「評価なんか必要ない」とする小泉首相と、
「総合的な評価」を主張する小坂文部科学相の答弁が食い違った。
実質審議入りしたこの日、首相は民主党案にも言及しつつ自らの教育論を自在に語ったが、
政府案へのこだわりの薄さも浮かび上がった。
「こういうことで小学生を評価するのは難しい。あえてこういう項目を持たなくていい」
小泉首相はこの日の答弁で、福岡市内の小学校で使われた「愛国心」をランク付けする通知票に
違和感をあらわにした。
直前の答弁で踏み込んだのが小坂文科相だ。
結果的に首相との違いが明らかになった。
質疑では、首相の法案に対する距離感も浮かび上がった。