http://www.sankei.co.jp/news/060522/sei089.htm 民主党の小沢一郎代表は22日、都内で開かれた日本経団連主催の「民主党と政策を語る会」
に出席し、政権担当能力をアピールし政権交代の必要性を訴えた。
小沢氏は、自民党を引き合いに「今はもう少しオープンで国際的視野を広げた政権が担当しても
いい時代だ」と強調した。
また、「本当の改革は中央集権的な統治の機構を変えない限り不可能だ」と述べ、抜本的な行政改革
が必要だとの認識を示した。
これに対し、経団連の奥田碩会長は「改革を加速するためには政策本位の政党政治の実現が必要だ」と、
国会での政策論議に期待感を示した。
日本経団連は自民、民主両党と個別の政策協議を開催しており、民主党との会合は昨年4月に続き2回目。
会員企業・団体による献金は昨年、自民党約24億円、民主党約1億円で、小沢氏にはこうした大きな開きを縮めるねらいもある。