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「野沢直子さんってバラエティのタレントの方がいらっしゃいますけど、
彼女は本当に笑いの才能のある方で、米国行きが決まった時分などは
多方面から惜しむ声が聞かれました。彼女は時たま出稼ぎということで
日本に帰ってきてはバラエティ番組などに出演していますが、
いずれの番組も高視聴率を博し、その才能や人気は健在であったわけです。
しかし、何時からか、彼女の波長と番組内の空気が必ずしも合わないことが
散見されるようになりました。原因としては、単純に彼女が長い米国生活で
アメリカ・ナイズされ、「日本的」でなくなってしまったのではないかと
いうことや、彼女がそれなりに年齢を重ねたことで、頭の閃きと
言いましょうか、笑いに必要な感性が段々と鈍ってきたのではないかと
一般に言われています。しかし、私にはどうもそうではないような気がして
なりません。変わったのは野沢さんではなく、我々自身なのではないかと。