◆靖国参拝
【小泉首相】戦没者に哀悼の念をささげるために、日本の首相が日本の施設に行ってはいけない、中韓の言うとおりにしなさいというのは理解できない。
【小沢代表】戦争を指導した責任者はまつられるべきではない。戦争で亡くなった人をまつる、本来の靖国神社に戻したい。
◆アジア外交
【小泉首相】一つや二つの意見の違いがあっても、中国や韓国との関係は友好的に発展させていきたい。
【小沢代表】中国も米国も覇権主義的なので、(日米中の)三角関係をうまくやらないといけない。日本が甘いと、世界政治に参加できない。
◆憲法改正
【小泉首相】新しい時代の憲法のあり方について、国民とともに大いに議論を深める時期だ。
【小沢代表」時代が変わって憲法のルールが必ずしも国民のためにならないのであれば、議論して変えればいい。
◆格差社会
【小泉首相】格差が出るのは悪いことではない。自分の力ではどうにもならない人には、社会保障制度をしっかり構築していくことが大事だ。
【小沢代表】一生懸命誠実に生きている人たちが報われる社会にしなければならない。小泉政治には人間性の本質に関するものが欠けている。
◆財政再建
【小泉首相】今年6月をめどに財政構造改革の方向の選択肢、工程表を明らかにする。税体系全体にわたって、あらゆる角度から見直す。
【小沢代表】中央統制をやめて、行政経費を削減する。消費税の全額を社会保障にあてる。税率5%で当面は大丈夫だ。
[以上、朝日新聞4月14日朝刊「政治面」より引用]
5点にわたる比較を読むと、すべての点で小沢代表が正しい。小沢氏の主張の方が小泉首相よりはるかにすぐれている。
森田実の言わねばならぬ[45]
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