東シナ海ガス田問題、二階経産相「試掘の道取らない」
二階経済産業相は14日、東シナ海の天然ガス田の開発を巡り、日本側
が中国に対抗して試掘に着手する可能性について、「日本も出て行って
景気よく試掘をやったらいいという人もいるが、私はその道は取らない」と
述べ、日中衝突の恐れもある強攻策を避け、話し合いで解決すべきだとの
考えを明らかにした。
和歌山県日高町で開いた「1日経済産業省in和歌山」で発言した。
二階経産相は「運輸相をやった経験から、日本の海上保安庁、自衛隊
がどれほどの能力を持っているか知っている。いきなり衝突することを
考えても、問題は解決しない」と話した。
経産省は昨年7月、「日中中間線」の日本側鉱区で帝国石油に試掘権
を付与したが、共同開発などについて日中の政府間協議が続いており、
まだ試掘には着手していない。 ソース(読売新聞)
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060114ib21.htm