小泉総理は運が強すぎる ▲259▲

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695無党派さん
それでも「皇室典範改正」を叫び続ける?小泉首相の「宮中不敬事件」
「けしからん」の大合唱で包囲網

羽織袴姿で異例の参内

問題とされているのは04年元日に起きた「事件」である。(略)
10時半、正月休みを過ごしていた高輪プリンスホテルを出発し、約15分後に「新年祝賀の儀」が行なわれる皇居に到着した首相の出で立ちを見て、出迎えた宮内庁職員たちは絶句した。
 後に靖国神社に現われる時と全く同じ羽織袴姿だったからである。
 宮中には厳しいドレスコードがある。祝賀の儀のように天皇が出席される儀式ならなおさらだ。過去の事例を見ても、総理大臣が陛下の御前に参じる場合は燕尾服を着用している。(略)
 それだけに同席者たちは唖然とした。当時の閣僚のひとりが振り返る。
「総理の姿を見て、皆ギョッとした。羽織袴も正装にはかわりないが、他の列席者がモーニングか燕尾服を着ている中で明らかに異様だった。(略)」(略)
 ではなぜ小泉氏は異例を押し通したのか。まさか後で靖国に行くから着替えるのも面倒だ≠ネどと考えたなら、宮中行事を軽視したと批判されても仕方ない。(略)

「新嘗祭の儀式中に不平を・・・」

 最近になって「事件」が広く伝わると、他にも「不敬疑惑」が噴出し始めた。
「陛下と総理が同席された席で、オレがいると陛下に注目が集まらない≠ニいっていた」(閣僚経験者)
 などという話はまだ真偽不明の噂と片付けてもいいが、「羽織袴事件」と並んで重大視されているのが「新嘗祭事件」である。
 新嘗祭とは毎年11月23日に行なわれる祭祀で、天皇がその年収穫された五穀を神に捧げ、自らも食して収穫に感謝する儀式である。
宮中祭祀の中でも最も重要なものと位置づけられ、総理大臣など参列者も儀式が行なわれる『賢所』には入れない神聖なものだ。
 ところが、小泉首相はそれが気に入らなかったと伝えられている。自民党ベテラン議員の話。
「祭儀の間、首相は賢所の外で待たされた。当たり前なのだが、この時は特に機嫌が悪かったようで、部屋が暗い∞中で何をしているのか≠ネどと不平を漏らしたというのです。
陛下がおひとりで行なう厳かな神事ですから、誰も言葉も発することができず青ざめていたそうだ」(略)
2006.2.24 週刊ポスト