小泉総理は実力がありすぎる。運ではない!【262144】
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無党派さん:
割引制度はETC利用が前提という矛盾
もう一つが「通行料の引き下げ」だ。私も期待していたのだが、
結局、通行料1割値下げという約束は守られなかった。
その代わり、割引制度を拡充することで、値下げを実施するのだそうだ。
しかも、その値下げはすでに行われているという。
ところがこの割引制度にカラクリがある。現在の割引制度は3つある。
第1は全国に適用される深夜割引で、深夜時間帯(0時〜4時)の通行料が最大3割引になる。
第2は、東京・大阪近郊以外に適用される通勤割引で、通勤時間帯(6時〜9時または17時〜20時)で100km以内の利用が最大5割引になる。
第3は、東京・大阪近郊に適用される早朝夜間割引で、早朝夜間帯(22時〜6時)の100km以内の利用が最大5割引となる。
一見、大幅な割引に見えるが、よく考えれば高速道路を使って通勤できるのは一部の高所得者だけだし、
それほど利用者は多くないだろう。また、深夜の時間帯にマイカーを走らせる人も限られている。
しかも、こうした割引を受けるにはETC(ノンストップ自動料金収受システム)を利用しなければならない。
ETCは車に取り付けた車載器にクレジットカード会社が発行するETCカードを差し込むと、
そのカードの情報が無線で料金所のアンテナと瞬時にやり取りされ、料金の支払いが完了するシステムだ。
これらの手続きが時速20キロ以下ならば走ったままできるので、いちいち料金所でストップする必要がない。
料金所渋滞の解消には役立つかもしれないが、当然ながらこの車載器は有料だ。