小泉総理は運が強すぎる ▲244▲

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556無党派さん
・皇室の歴史上、初めて女系天皇を認める皇室典範改正案をめぐり三日、閣内からも慎重論が
 噴出した。

 「しゃにむにやらなければいけない法案だろうか。男子皇族が生まれないかのごとき
 前提」(麻生外相)、「国民の合意が形作られ、決まっていくことが望ましい」(谷垣財務相)。
 杉浦法相は「(旧宮家から)養子をいただけば(男系)血筋がつながる」と対案を挙げた。
 閣内では、安倍晋三官房長官や中川農相も「内心は間違いなく反対」(自民党筋)とみられる。
 さらに「参院執行部は全員が慎重」(関係者)だという。公明党も「党内は割れている。議員も
 女性天皇と女系天皇の違いなどよく分かっていない」(幹部)としており、改正を急いではいない。

 こうした逆風のなか、「政局の天才」(閣僚経験者)ともいわれる首相が、強硬な姿勢を
 崩さないのはなぜか。「(対立した)平沼氏が、改正反対派の代表格を務めているため
 首相も意地になっている」(自民党幹部)や、「首相は皇室の構造改革を狙っている」
 (無所属議員)など、様々な憶測がなされている。とりわけ“有力な説”とされるのが、
 「首相は典範改正を天皇陛下のご意思だと思い込んでいるのではないか」というものだ。
 実際、「首相に近い自民幹部は『陛下のご意思』をほのめかしていた」と証言する反対派
 議員も。ただ、「本当に陛下のご意思なのか」と問い詰めると、あいまいな答えに終始し
 根拠は一切示さなかったという。

 首相は「皇族の意見を聞かないのか」との質問に、「直接でなくても、(典範に関する)
 有識者会議で聞いていると思う」と答え、改正は皇室の意向を踏まえたものだとの認識を
 示した。しかし、天皇陛下のいとこにあたる寛仁さまは、「(陛下のご意思説は)絶対に
 ありえないと思う」と断言されている。父の三笠宮さまと、母の百合子さまも同様の認識だ
 と寛仁さまは明らかにされてもいる。「複数の皇族が今回の改正に反対されている」
 (関係者)といい、改正が本当に皇室の意向を反映したものかどうかは疑問だ。(一部略)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060204-00000000-san-pol&kz=pol