結局、この議論はここに行き着くようだね
皇位(=日本、和の心)の私物化は許されない
→ 皇位は先代、先々代(の君民含めた祖先)から預かって未来の子孫へと繋ぐもの
→ 直系優先ではなく時に傍系に移ることで皇位の源泉を確認し、先祖(神武天皇)
からの積み重ねの重さを再認識する仕組みが万世一系
要するに女性・女系天皇容認ってのは、 (男系女子の女性天皇=愛子さまも同じ)
我が家かわいさ、我が子かわいさで、皇位を自分たち=現世代の既得権のように
捉えて、自分のところ(直系)で相続をさせること。
一方、万世一系、男系継承は、わが家かわいさよりも先代から預かった伝統、 歴史、
蓄積の重み=皇位の源泉を重視して、これを守る義務感からいさぎよく他家(先代、
先々代…に遡った男系男子)に相続させる継承方法。
過去にも時代に応じて皇位継承のルールに変化があったが、何を変えて、何を変え
なかったのかを区別することが大事。
直系優先でなく、皇位を先代から預かったものとして男系継承、万世一系の原則
だけは、どんなことがあっても守ってきた。
吉川座長は傍系に移ることが不安定などと言っているが、逆だ。
今までの万世一系(男系)の継承方法は、何世代毎かに傍系に移ることを前提と
している。
いつも天皇に男子、男孫が授かるわけではなく、こうした際に傍系の他家に移す
ことで、皇位が直系相続できる私的なものではない、皇位の由来は現天皇家に
ではなく、先代、先々代…と神武天皇に遡る歴史的な繋がりにあるということを
君民共に確認できるような配慮が盛り込まれている継承方法なんだ。
おすすめサイト
【和の国、和の心 ― 天皇陛下と日本 長根英樹】
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