http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200601/sha2006013107.html <以下記事>
皇室典範改定案提出に慎重な姿勢…安倍官房長官「党内認識不足ある」
安倍晋三官房長官は30日、万世一系の天皇家が別の家系になってしまう「女系天皇」まで
容認する皇室典範改定案提出について「女性、女系天皇の区別が十分に認識されていない
という議論は承知している」と、小泉首相をはじめ自民党内の改定推進派に、問題の認識不足
があることを認めた。
自民党内外で「女系天皇」容認への反対意見が強まっており、安倍官房長官は「提出前に
党内で十分議論していただきたい」と述べ、これまで以上に改定に慎重な姿勢を打ち出したといえる。
さらに安倍官房長官は作成中の改定案については「私自身まだ見ていない」と断ったうえで、
「基本的には首相の指示を踏まえ、有識者会議の報告を踏まえた結論になる」と述べ、
「女系天皇」を容認する内容になることを示唆した。