小泉総理は運が強すぎる ▲237▲

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228安倍シナリオ1/2
194-195をフロ研に書き込んだら運スレに貼ってあってびっくり
しかもお払いまでさせて申し訳ないので
運スレらしく総理ハッピーエンドの方を置いていきます


仮想シナリオ「安倍氏」(1/1付千葉日報)

東京・渋谷の閑静な住宅街。
五月の連休を控え強まる日差しを受ける自宅マンションで、
官房長官安倍晋三は一人考え込んだ。
「総裁選に出るべきか、見送るべきか」。
数年来の堂々巡りに答えは見つからなかった。

二〇〇六年度予算案は圧倒的な与党勢力を背景に三月中旬に成立。
永田町の関心は早くも秋の自民党総裁選に移った。
首相の小泉純一郎が起用した外相麻生太郎は講演などでたびたび出馬意欲をにじませ、
財務相谷垣禎一も意欲を隠さなかった。

安倍と同じ森派の元官房長官福田康夫は沈黙を続けた。
福田と安倍がともに出馬すれば派閥が割れかねないと懸念する会長の森喜朗から、
党内情勢を見極めるよう自重を求められていた。

「二〇〇一年の総裁選で出馬するかどうか、小泉さんも迷っていた。
ここで決断したんだ」。それからしばらくした東京・赤坂の日本料理店。
秘密裏に安倍を呼び出した「兄貴分」の政調会長中川秀直は、
カウンター席に並んでたばこをくゆらせ、目を細めながら決断を求めた。
229安倍シナリオ2/2:2006/01/22(日) 21:43:05 ID:ek1s7jgb
つづき

相前後して「安倍ブラザーズ」を自認する森派の下村博文や
世耕弘成、山本一太らは、安倍政権に向けた政権公約づくりに着手。
連休中の外遊先で同行記者団と懇談した小泉は、
くすぶり続ける自らの任期延長を重ねて否定し
「後継候補にふさわしいと思う人は私の胸の中にいる」と思わせぶりに語る。
総裁選ムードは一気に過熱した。

総裁選の「行司役」である幹事長武部勤は、
党独自の世論調査で安倍に五割近い支持が集まっていることを念頭に
「総裁選を国民投票にすべきだ」と繰り返し強調。
通常国会が閉会した六月下旬、麻生と谷垣は早々と出馬を表明した。

都心の夜景が見下ろせるホテルのラウンジ。
「ここで出馬を見送れば逃げたと言われる」「参院選を乗り切るにはあなたしかいない」。
世論調査を手に決断を迫る山本ら若手を前に、
普段は酒を飲まない安倍がグラスの赤ワインを一気に飲み干した。
「一日だけ考えさせてほしい」。

翌朝、自宅前に集まった大勢の記者を前に、安倍はすがすがしい笑顔をみせた。
「今朝、父の仏前に決断を伝えました」。
首相を目前に病に倒れた父晋太郎の思いを胸に、
全国を駆け回った安倍は予備選から地滑り的勝利を収めた。

「右の結果、安倍晋三君を、衆議院規則第一八条第二項により、
本院において内閣総理大臣に指名することに決まりました」。
立ち上がって頭を下げる安倍に、小泉は拍手を送り続けた。


ネタ記事でも一太はなんだか暑苦しい。失礼しました