■右派カルト「日本会議」系議員は、邪教「男系教」信者

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106無党派さん
■ナショナリズムの限界
天皇制であれ対外関係であれ、右派論壇はナショナリズムを基調としている。
本来ナショナリズムは国民の一体性、同質性を強調するものであり、平等主義と結びつきやすい。
ところが、今のナショナリズムは、格差を是認し、弱者を排除するナショナリズムである。
教育や歴史問題に関しては国民としての意識が強調され、
愛国心が要求される一方、格差拡大の趨勢の中、国民が二極化することが放置されている。
領土問題について日本の主権が強調される(そのことに私も異論はない)一方で、
農村部の地方の衰弱、荒廃は放置されている。
最近の地域政策では、行政コストのかかる田舎に人は住まなくてもよいといわんばかりの地方切り捨てが進んでいる。…
弱肉強食の社会経済原理とナショナリズムが結びつくとろくなことはない。
それは歴史が示す通りである。
競争に敗れ、経済的に困窮した国民を統合するために外部に敵を作り出し、
自民族の優秀性を観念的に注入する。
搾取されたと感じる人々は、敵と教え込まれた者に対して憎悪を強め、紛争がエスカレートする。
このパターンを繰り返さないために、知識人こそが醒めた議論をすべき時である。
ナショナリズムは、自己中心主義やナルシシズムと結びつきやすいという問題もある。
今、歴史問題や対外関係であらわになっているのは、まさにこの点である。
右派論壇では日本人が世界の権力政治の現実に無関心であることを嘆く論者が多い。
しかし、戦後の世界秩序の構造を理解せず、
もっぱら国内向けの議論を繰り返してきたのが日本の論壇だったのではないか。<後略>
ttp://yamaguchijiro.com/archives/000271.html