2 :
無党派さん:
何よりも呆れ果てるのは、それまでコイズミの下で、都市再生本部事務局長って言う
肩書きで、事実上、この計画を直接進めてた小川忠男が、去年の7月1日付けで退職して、
7月15日付けで、ナナナナナント!「都市再生機構」に副理事長として天下りしたのだ!
ようするに、それまでは国有地を売る側のトップだった男が、一瞬のうちに買う側の
副理事長になっちゃったのだ。色んな天下りがあるけど、これほど見え見えの天下りも珍しい。
そして、この天下りは、当然、直属の上司だったコイズミの命令によるものだけど、
売るほうのトップだった人間が買うほうの副理事長になれば、どんなデタラメな金額を
提示したってノーチェックで通っちゃうし、コイズミのアホ計画はサクサクと進むだろう。
そして、この、総理大臣が音頭をとって政・官・財の癒着を推し進めるって言う
シャレにもならない問題について、2004年11月25日の財政金融委員会において、
当然、野党からの質疑が行なわれたんだけど、そこに参考人として呼び出されたのが、
すでに都市再生機構の副理事長に就任してた小川忠男なのだ。当時の議事録を見ると、
今まで「都市再生本部の事務局長」だった男が、何で今は「都市再生機構の副理事長」として
参考人になっているのかと、皮肉いっぱいに質問された小川忠男は、次のように答えている。
「なかなかお答えしにくい質問でございますが、私も役人をやっておりましたので、
その後の、何といいますか、仕事として都市再生機構へ行けというふうな任命を受けたので、
ここにいるというのが事実でございます。」