議員年金廃止法が成立、年金支給は減額して存続
与党提案の国会議員互助年金(議員年金)廃止法は3日、参院本会議で、自民、公明両党の賛成
多数で可決、成立した。
施行は4月1日。
同法では、在職10年以上の現職議員について、〈1〉現行制度の85%の額の年金を受給する
〈2〉議員退職時にこれまで納付した額の8割の一括返還を受ける――のどちらかを選択すること
ができる。すでに議員年金を受け取っているOBについては、退職時期に応じ最大10%削減し支
給を継続する。
議員年金は現在、在職時に月約10万円を納付し、在職期間などに応じて、退職後に年間約412
万〜約741万円を受け取ることができる。国庫負担率は約7割で、国民年金や厚生年金と比べ、
優遇されているとの批判が強かった。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060203-00000114-yom-pol