選挙制度・議会制度に関するスレッド7

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707無党派さん
>>678
イギリスの選挙制度の支離滅裂振りを挙げて見ると。
イギリスの国会は下院が単純小選挙区制、上院が非公選。
北アイルランドの地方は欧州議会の北アイルランド選挙区も含めて全て移譲式比例代表制。
本土の地方の選挙制度は統一性が全くなく支離滅裂だが、主な所では大ロンドン議会が小選挙区比例代表連用制。
ロンドン市長などの一部の市長は、地方大統領制と言われる日本と同じく公選市長である。
スコットランドは自治議会が小選挙区比例代表連用制で、スコットランド市町村議会が移譲式比例代表制。
スコットランドでは欧州議会が名簿式、自治議会がドイツ式、市町村議会が移譲式で比例代表制のデパート状態。
ウェールズ広域議会も小選挙区比例代表連用制。
それ以外の地方議会はほぼ単純小選挙区制。
イギリス全体で選挙制度の統一性などまったくない。
選挙制度は日本の方が皮肉にもイギリスよりは統一性がある。
イギリスはウェストロジアン問題も発生している。
それなのに日本では、イギリスの政党制と選挙制度を上辺だけで美化して憧れる者が実に多い。

>>704
http://www.sankei.co.jp/databox/election/2003/sokuho/fkn45.htm
2003年総選挙の宮崎二区と宮崎三区での自民党の事実上の二重公認で、
解釈や考え方云々以前に小選挙区制では有得ないそれ自体は既に崩壊している。
共倒れでもない限り同士討ちは不適切な言い方としか思えない。
個人を選べる余地がある選挙制度全てに可能性がある。
如何しても党で選ぶべきと思うのなら、厳正拘束名簿式比例代表制しかないね。
小選挙区制でも個人を選べるのはオーストラリア下院の三人の無所属議員、
イギリスのスコットランド自治議会議員で無所属のデニス・キャナヴァン、
無所属のピーター・ロー、リスペクトに移籍したジョージ・ギャロウェイなどを見れば明らか。
いずれも元労働党の国会議員で内紛とも言える。
全員労働党の候補者などを押し退けて当選している。