郵政民営に反対した議員は特定郵便局の犬

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142無党派さん
http://homepage2.nifty.com/motoyama/bond.htm

むしられ続ける日本

ビル・トッテン氏は日本社会に対して様々な意見、提言をしているが、
ここでは、日本がアメリカからいかにむしられているかといった事に焦点を当ててみようと思う。
それに関しトッテン氏は、1972年に出版されたマイケル・ハドソン博士の著書を紹介している。
「Super Imperialism:Economic Strategy of American Empire」
と題したこの本は、アメリカで出版されるとすぐ売り切れたという。
ベストセラーになったわけではない、買ったのは一般庶民ではなくアメリカ政府機関で、彼らにそのほとんどを買い占められたのである。
彼らはそれを政府の職員の教育用マニュアルとして使用したのだった。
事実、米国防省は、その後マイケル・ハドソン氏を講師として雇い入れたのだった。
日本の出版社も、この本の版権を買い取り、日本語に翻訳して出版しようとした。
しかしアメリカはこの出版社に圧力をかけ、本の出版を中止させたのである。
言論の自由などうわべだけのことだ。
読むなと言われれば読みたくなるのが人間の心情というものだが出版されていないのでどうしようもない。
ビル・トッテン氏によると、この本は、金本位制に代わる
「財務省証券(米国債)」本位制を確立することによって、アメリカがどのように他の諸国を搾取しようとしているかを諸外国に説明するため
に書かれたものであるという。
つまりそれまでドルと金(キン)を交換することにより、行ってきた貿易赤字の穴埋めを財務省証券によって、
外国に流れたドルをアメリカに環流する仕組みを作ったのである。
例えて言うと、日本人が経営する料理屋で、ヨタ者のアメリカ人が、つけで豪勢に飲み食いして、
溜まりに溜まったつけを踏み倒すということである。