【小泉将棋】
4月11日に行われた首相公邸の改修工事完成パーティには錚々たる顔ぶれが出席した。
歴代首相、現閣僚、歴代の内閣官房正副長官といったメンバーである。
その中でも出席者たちが一様に驚きの表情を見せたのは鈴木宗男の姿を認めたことだった。
招待理由は元の官房副長官なのだが、鈴木と言えば刑事事件で係争中の身。
第一次判決では懲役2年、執行猶予4年を言い渡されている立場なのである。
その鈴木が額賀前政調会長、安倍幹事長代理と同じテーブルという晴れがましい位置を与えられている。
参加者が等しく驚愕したのも宜のないところである。
竣工パーティの招待者選定は総理官邸の事務局に一任されている。
曰く付きの人物を招待リストから前もって削除しておくことが事務局員の腕の見せ所。
当然ながら野中広務元官房長官とか鈴木元副長官は除外の対象であったのである。
それがどの様な細工が施されたのか、鈴木宗男元官房副長官が招待者リストに含まれることになったのだ。
驚いたのは招待状を受け取った鈴木本人も同様だった。
首相公邸の新築披露パーティなど落選中で裁判係争中の自分には縁もゆかりもないはずだった。
その鈴木に招待状が届けられたということは、裁判事案は別にして小泉政権の鈴木容認の表明にもなる。
落選議員にして有罪判決を受けた鈴木にとって身に余る心遣いと感じたに違いない。
その鈴木が最近のプログで日歯事件に触れ次のように書いている。
以下略
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0507/050711-6.html