小泉総理は運が強すぎる ▲129▲

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121無党派さん
郵政民営化の欺瞞  
郵政民営化の議論で肝心なことが抜けている。それは日本国憲法で保証され
ている「最低限度の文化的生活」と「財産の保全」である。これこそが国家の存在
意義であり、国民に対する国家最大の義務である。人間は「社会的動物」であるから、
一日たりとも社会からのサービスを受けることなく生活することはできない。国民が受け
るサービスには2種類あり、一つは、サービスを提供するに当たってどうしても採算が取れ
ない種類のサービスであり、他は採算が取れるサービスである。採算の取れるサービスだ
けしか国民に提供されなくなったら国民の負担が増え、国民は最低限度の文化的生活の維
持が困難になる。過疎地への郵便サービスは正に不採算サービスの代表である。
また郵貯・簡保は国民の現金財産を安全に保全するいわば国民の貯金箱である。
採算が合わないサービスは公共サービスとして国家が国民に提供し、
採算が取れるサービスは民間が提供するのがサービス提供のあり方の基本である。公共事業は不 採算、民営事業は採算性事業が両事業体の基本概念である。