小泉総理は運が強すぎる ▲128▲

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5312/3 sage忘れスマソ
 岡田は通産官僚時代、エネルギー問題の日米交渉を担当した。
ハーバード大留学の経験もある。民主党政調会長時代の2001年8月にも訪米し、
国務省関係者らと意見交換した。党内には、前原誠司、長島昭久両衆院議員ら
安全保障問題に詳しく、米政府に人脈を持つ人材も増えている。
 ただ、民主党と米国との政策面の隔たりは大きい。
 岡田は訪米時、自衛隊のイラク派遣をめぐり、
グリーン国家安全保障会議アジア上級部長と激しく論争した。
 (太字)グリーン「民主党は『新しい国連決議が採択され、イラクに
          主権が委譲されて多国籍軍ができたら参加する可能性がある』
           と言ってきた。条件を満たしたのに、なぜ反対するのか」(太字)
 (太字)岡田「イラクの現状では、自衛隊が憲法の条文を超えて動くことはできない」(太字)
 民主党の対米関係の軸も定まっていない。
 菅が昨年4月にニューヨークの国連本部を訪問した際、大統領選でブッシュと争う
ケリー民主党上院議員と会談する案が浮上した。岡田訪米時にも、ケリーとの会談を模索した。
 いずれも実現しなかったが、党内では、
「小泉・ブッシュ関係の反作用で米民主党と連携する発想は危険だ」との批判が出た。
 米政府との関係をどう構築するのか。
「政権準備政党」を掲げる岡田・民主党の大きな課題だ。
 (敬称略。肩書は当時)