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続 小泉外交 2 3月11日 四面 1/3
文中タイトル(特大文字) 迷走重ねた陸自支援
文中タイトル(大文字) 米軍支援か、イラク国民向けか
(見出し、中文字)給水支援
米軍支援か、イラク国民支援か─。
「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」(地上部隊)を求められた日本政府内の論議は迷走を重ねた。
2003年6月9日、陸上自衛隊はイラク問題プロジェクトチームを設置した。
宗像久男防衛部長ら総勢約60人。直ちに派遣地域の絞り込み作業に着手した。
イラクの地域ごとに、テロの発生頻度、支援ニーズなど4項目について、
それぞれ○△×の3段階で評価し、地図に書き込んだ。
その後、有力となった派遣先候補の都市別についても同様の作業を行った。
陸自は部隊の安全確保を最優先して派遣地域の選定を進めたが、
米側の希望は治安維持活動への参加や、輸送ヘリCH47チヌークの派遣などだった。
バグダッドでの給水支援案に対しても、米側は、「給水ならバグダッド北方のバラドでどうか」と逆提案した。