3、勲一等を授与した日本
昭和三十二年(1957年)当時、米国空軍副参謀長の職にあったルメイが航空自衛隊の創設、育成に貢献したとして、日本政府は昭和三十九年(1964年)十二月八日に、あろうことか勲一等旭日章を彼に授与しました。
東京大空襲をはじめ十数万の非戦闘員を残虐な方法で殺害した人間に、日本が国家として彼の功績を誉めたたえ栄誉を授けたのでした。総理府賞勲局の愚か者が、ルメイの過去の軍歴やそれに関連する東京大空襲の経緯を調べずに授賞を推薦したからでした。
ルメイは授賞に際して、大量の非戦闘員虐殺行為に何の後ろめたさも感じなかったのでしょうか?。それ程までに勲章が欲しかったのでしょうか?。普通の神経の持ち主であれば、辞退するのが当然であったと思います。
これでは東京大空襲の焼死者の霊も無念で、浮かばれないと思います。
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