>>495 >比例代表なら、そのまま議席に反映されるので、70年代には過半数割れだったよ。
>野党転落かどうかは微妙だが、少なくとも一党優位制は崩れてた公算が高い。
比例代表制でも種類(名簿式・移譲式・併用制・連用制)に、
区割り(都道府県単位・ブロック・全国)に、定数配分に、定数格差に、
阻止条項の有り無しなどにも左右される。
>小選挙区なら、民社党が分裂することも、公明党が台頭することも不可能だったろう。
公明党は日本独自なので比較の対象が少なく判断し辛いが、
単純小選挙区制でありながら、イギリス労働党最右派は旧社会民主党(旧自由党と合併して現在は自由民主党LibDems)
を結党したので民社党の結党が不可能だったとは言い切れない。
地域政党でもないのに単純小選挙区制で有力な第三勢力の、自由民主党LibDemsとカナダ新民主党も考慮されていない。
何回でも繰り返すが、やはりデュベルジェの法則の通説の破綻を理解していないとしか考えられない。
>今、共産党が小選挙区の候補を降ろしたことが30年早く実現し、
イギリス労働党に喧嘩を売っているリスペクトやスコットランド社会党SSPなどがなければ言い切れるかもしれないがな。
社会民主主義政党と共産主義政党または左派社会主義政党が組むとは限らないんだよ。
>当時の社共共闘・革新自治体の波に乗って政権交代していたと推測される。
日本は貧富の格差が大きくないから実現は難しいだろう。
結局、ここでの議論をみる限り、イギリスの政治体質の上辺だけしか理解していない事だけははっきりしている。
単純小選挙区制と二大政党制を安直に結びつける前提が破綻したのがデュベルジェの法則の通説の破綻。
それはニュージーランドの単純小選挙区制と二大政党制の破綻にも現れている。
事実、単純小選挙区制かつ二大政党制の先進国は減っている。
デュベルジェの法則の通説が破綻してない事を前提とした議論は無意味でしかない。