フリーターは努力不足−首相

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222無党派さん
この話を、「自助努力が有れば失われた10年がなかった」という話に繋げてみよう。

バブルがはじけてしまいました。
わあ、どうしよう。

そうなったときに、「自助努力(どうすればいいか、自分で考えて自分のために行動する)」の
意識が十分にあったら、これほど火の手は広がらなかったかもしれない。が、バブルの時代
ってのは、そういうことを全然考えなくてもいい時代だったんだな。
金はざばざば出てくるし、金をざばざば撒いてればいい。能力なんかなくてもどうにでもなった。
金があったからな。
これは、官民も同じで、政府も同じだった。
とにかく、金まいときゃいいや、みたいな。
そうなってくると、有権者っていうのは政治に関心を持たなくなるんだよなあ。
有権者が政治家を頼るのは、自分が困るときだけだろ? やれ、仕事がない、道路が汚い、
空港がない、空港は来るな、まあ、概ねそういう困ったときだけ。
バブルの時代は誰も困ってないから、政治家を頼らない。当然、政治家が何をやろうと
興味を持たないし、選挙にだって行かない。行っても、能力や政策じゃなくて、「意外性」に
賭けたりする。

そんな風に、「努力をしなくても済む時代」に「自助努力をしなかった」から、今こういう目に
遭ってるわけ。