児童ポルノ法改正案、あなたも犯罪者に その4

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52無党派さん
児童ポルノ禁止法の制定者やその賛同者達は、この法律について、人権尊重のための法律だとか、子どもの権利を保障したり自尊心を大切にするための法律などと、いろいろと美辞麗句を並べるが、
彼らが綺麗な言葉でいろどった飾り付けを全部剥ぎとって見たとき、これは人の写真を強制的に馬鹿にする法律であることがわかる。
 写っている人にとって本当にトラウマになるような虐待写真が前提であれば、制定者達が綺麗に並べる人権尊重という言葉もまだ現実に通じるものがある。
だがそういう前提でない場合、つまり被写体になった人が、自分の写真を虐待写真呼ばわりされることを心外に感じていたり、肯定的に評価してくれることを望んでいるような場合、
この法律は、ただ強制的に人の写真を犯罪扱いして馬鹿にするものであり、写った人の写真に対するプライドをないがしろにする行為を正当化するものである。
 これは人権の尊重どころか、反対にモデルの自尊心・人権を否定する行為である。
 規制派は、子どもの人権尊重という綺麗な言葉を盾にしてカムフラージュすることで、この法律の持つ有害な危険性を見えないようにしている。
 写った人が、肯定的に評価されることを望んでいる写真まで犯罪に仕立ててないがしろにするのは、人権の尊重どころかむしろ人の自尊心を踏みにじる行為である。