この署名は「政治犯」29名を列挙して無罪放免を訴えたものだが、
>>126 その中に原敕晁さん拉致事件の実行犯、北朝鮮工作員・辛光洙が含まれて
いたことから、安倍幹事長に「間抜け」呼ばわりされることになってしまった。
もう現職ではいないが公明党も6人の議員が署名している。
さらに、この政治犯の中には辛光洙だけでなく、辛光洙の共犯者・金吉旭の
名前や、 75年に大阪で発覚した「学園浸透スパイ団事件」の中心人物・
白玉光と共謀者3名、「鬱陵島拠点スパイ団事件」なる韓国東海岸の鬱陵島を
拠点にスパイ網を張っていた地下工作員グループのメンバーも名を連ねている。
また立命館大学教授の徐勝氏もこの中に含まれている。
元朝鮮総連幹部の張明秀氏はこう言う。「名前があがっている徐勝は、
72年11月に開かれた韓国での第2審で、 北朝鮮に2度渡って労働党員に
なったことや、長兄に誘われてスパイ団に 入ったことを認めているんです。
この公判には、日本から大勢の救援団体が 押しかけましたが、
徐勝の証言を聞いて運動は白け、鎮静化しました。
しかし80年2月、朝日新聞は徐勝の母親のインタビュー記事を、
同情を誘うような内容で紙面いっぱいに掲載。これで救援運動が再燃しました。
雑誌『世界』や和田春樹東大教授も追随して、その結果、徐勝以外の辛光洙ら
すべての政治犯まで『釈放せよ』という運動に広がってしまったんです。
当時、土井たか子が国会の壇上で雑誌を振りかざし、この問題に言及していた
姿を今でも覚えています。
こうした日本の政治家の自覚の甘さを、北朝鮮は常に利用してきた。
知らなかったでは到底済まされない。
菅直人「米国は金正日総書記体制を容認し、日本は国交回復して大規模な経済援助を実施せよ!」
菅氏との会談で、盧次期大統領は、北朝鮮の核開発問題について「北朝鮮は核を
交渉カードに使っている。米国が対話に応じれば解決できる」と米朝対話の重要性を
強調。その上で「日本は、北東アジア地域の平和に向けて先頭に立ってほしい」と
日本の役割に期待感を表明した。
これに対し菅氏は、北朝鮮に核開発を放棄させるため
(1)米国は金正日総書記体制を容認する
(2)日本は国交回復して大規模な経済援助を実施する
(3)韓国も南北間の経済協力を推進する
−の三点を同時に提示するよう提案。盧氏も「同感だ」と応じたという。
http://www.chunichi.co.jp/niccho/030211.html