【イラク新法】民主党総合スレッド50【M作成中】

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859無党派さん
http://www.nobuteru.or.jp/hoticons/21.html
 政治家石原伸晃を考えるにあたって、ここのところは重要である。自民党も野党も、
今は二世議員ばかりである。石原も父親が政治家なのでその意味では二世議員だが、
親から後援会、選挙地盤、資金源などをそっくり受け継いだ丸ごとの二世議員ではないのだ。

 父石原慎太郎と叔父石原裕次郎のネームバリューはとてつもなく大きいが、選挙区での
組織・人脈作りは一から始めたのである。
「選挙区は、おやじの東京二区以外ならどこでもよかったんですが、応援してくれる人がいて、
女房が杉並区出身だったので、旧東京四区にしました」
 初めて立候補した九〇年当時はまだ中選挙区制で、四区は、渋谷区、中野区、杉並区で
定員五という広大な選挙区である。
「いやもう三か月間、ひたすら歩いて、街頭で演説しました。最初の後援会長をやってくれた
人が、お前のはニュースの原稿を読んでるみたいでダメだと言って、演説のやり方を教えて
くれましたよ。飯能の河原で、せせらぎの音に負けないように声を出すんだと」
 石原は細い体に似ず声は大きい。しかし、演説に足を止める人は少なく、いつか、通行く人
を立ち止まらせてやると、あきらめずに演説を続けた。地元出身でもないし、自民党の公認もない。
やれることは演説くらいしかないのである。