小泉の会

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279ゆーご
>>272
大学の2年生あたりまでは優等生でした。
クソ真面目に予習復習まできちんとしていました。
ですが、自分自身のしている勉強と自分のやりたいことが
どうにもこうにもズレていくのを感じざるを得ませんでした。
取得単位は160以上あります。
卒業論文とあといくつかの単位があれば卒業なのですが、
4年生になって、卒業研究に縛られて研究室に篭る生活が嫌だったのです。

広島大学の生物生産学部は、当時、水産・畜産・食品の
主に三つのカテゴリーの6コース制でした。
この分野での「技術者」を養成するのが学部教育の目的のようでした。
しかし、私は「技術」を扱うものよりも、世の中自身についての問題を
なんとか解決したいと考えるようになっていたのです。
その分野は「社会科学」です。

今の26歳の立場であれば、まずは「技術者」として身を立てて
安定した生活を確保した上で、個人的に勉強していくということを
考えていくのでしょうけど、若いうちの自分は、それが出来なかったのです。
自らの新天地を目指しに中退しました。

そして、今まで5年間、塾の経営をしつつ、様々な現場を見学しにいく修行の旅を
続けているのです。その過程で「小泉の会」と出会い、北岡さんに出会ったのです。
大学の教官方はとても素敵なお方が多かったです。
今でも真剣に私に学問を教えてくれたことに感謝しています。
まあ、そんな所なのです。