民社協会・旧民社党勢力統一スレッド その3

このエントリーをはてなブックマークに追加
255無党派さん
246に同意。
西欧の社民系政党は、外交・国防政策では対ソ西側軍事同盟支持路線をとり、保守
政党との違いはほとんどなかったといってよい(この点は民社も同様)。対照的に
内政では、資本主義制度の枠組は保持しつつ、社会保障、環境保護、婦人政策など
を中心に保守党との相違点を明確にしていった。民社は、これら社民政党が特色を
発揮すべき分野において、全く保守政党に追随するのみか、むしろこれらを自民党
にも増して敵視し続けた。要するに社民的な公式イデオロギーとは裏腹に、実態は
現状維持が本音でリベラルな思考には本能的に抑圧的反応を示す、狭量な保守政党
に過ぎなかった。支持者に占める女性の比率が主要政党で最低だったのは、この党
のこのような本質を何よりも物語っている。ただほかの政党(自民を含む)が、程
度の差はあれ容共的要素を持っていたのに対し、この党の筋の通った反共姿勢には、
ある種の感銘を受けたものだった。