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小泉内閣をマターリと応援しつつ、小泉とその周辺を見守るスレッドだぞゴルァ!。
「連続永田町小説&一行小説」絶賛展開中だぞゴルァ!
前スレ :☆☆ 今日も小泉オン・ステージ!(6) ☆☆
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/giin/998115202/ 連続永田町小説をまとめたページ(アプ屋に感謝して読めやゴルァ!)
http://finito-web.com/2ch/ ■スレ参加諸注意■
・sage進行、荒らし・煽りは完全無視だゴルァ!
・ageられたら、「---下がるまでレス禁止--」を貼って
このスレが51以下に下がるまで、レスは控えてしばし熟慮断行しろゴルァ!
・一行リレー小説に参加したい奴は、名前欄に「一行小説」と書けやゴルァ!
※合い言葉は「無責任に、sage・de・マターリ(´ー`)y-~~」だゴルァ!※
過去ログは
>>2だゴルァ!
2 :
一行収拾家:01/10/25 22:03 ID:EKAWTq/r
3 :
無党派さん:01/10/25 22:07 ID:xTXkOntA
約束通り、夜になったら、立てちゃった、一行収拾家さま〜。
嬉しいわ。うふっ、さんきゅ〜♪
一行収集家さん=R2-D2さん、スレ立てお疲れ様です。
スターウォーズねたのひそかな継承、さすがです。
5 :
一行小説:01/10/26 02:59 ID:tZR+sQVl
「パパ?…何なのよ、これ…って?針?!…」これは。もしかして…パパの手作りマスコット(for me)…?
6 :
一行小説:01/10/26 04:03 ID:0McV78zX
「たまにはお針子さんもいいわね。気が紛れて」マキーコは人形に手を加えて満足気に微笑んだ。
今日も元気に小泉オン・ステージ!
8 :
ピュア一郎:01/10/26 05:45 ID:0McV78zX
sage進行の中よくがんばった!!感動した!!
9 :
無党派さん:01/10/26 06:21 ID:1nX7p6u0
テロ編
10 :
名無し:01/10/26 06:22 ID:wCO5YoFF
改めてまとめて読むとオモシロイw
11 :
一行小説:01/10/26 09:55 ID:o0RlpXlq
人形に頬寄せて、無邪気に微笑むマキーコ。ナオキは妻の美しさに惚れなおした。
12 :
無党派さん:01/10/26 10:04 ID:o0RlpXlq
その人形こそ、巷で評判のタッソ人形だとは、言えず、ナオキは、ただただマキーコを見つめていた。
13 :
一行小説:01/10/26 10:52 ID:rzUdD1CO
一方ナカタニ家では「お父さん、体どっか悪いの?」「え、なんで?」「なーんか、いつもはのしのし歩いてるのに今日はイソイソってカンジ。マキコさんみたいよ」
14 :
一行小説:01/10/26 16:34 ID:S1DhlUfD
ブシューは書斎の「ジュンイチローのコーナー」に米百俵を大事にしまった。
15 :
14:01/10/26 16:35 ID:UxdCmugj
スマソ
16 :
正直な感想:01/10/26 16:43 ID:SHBNYwPK
このスレつまんね。
17 :
:01/10/26 16:55 ID:o0RlpXlq
>>16 中途参加じゃ、わかんないよ。ここの凄さ。
18 :
無党派さん:01/10/26 17:03 ID:Y0BZE2+2
凄いかどうかはともかくとして
長寿だと思う。
19 :
無党派さん:01/10/26 17:06 ID:SHBNYwPK
長寿なだけでスカスカ。
20 :
無党派さん:01/10/26 17:37 ID:wX5tdFh9
自作自演も二重人格もいるな
21 :
無党派さん:01/10/26 17:44 ID:jSsBhbA5
番外編が良かったな。番外編続編きぼーん。
22 :
無党派さん:01/10/26 18:06 ID:Y0BZE2+2
>16=19は「つまんね」と言いつつ戻ってきているところが可愛い。
23 :
無党派さん:01/10/26 21:30 ID:IBmj7oPd
可愛いといえばぽっぽ(w 連続小説読み返すとこの半年いろいろあったな〜っと。
24 :
無党派さん:01/10/27 00:15 ID:3GhcpxSX
番外が(・∀・)イイ!
25 :
無党派さん:01/10/27 00:43 ID:s+1thcl3
番外さーん、戻ってきてねー!
26 :
:01/10/27 02:03 ID:fkIFV7Xc
27 :
一行小説:01/10/27 13:19 ID:NnvKfpT8
「米百俵」を置いた後、ブシュー は同じコーナーにある「KOiZUMi」を手に取った。
28 :
一行小説:01/10/27 15:47 ID:/PeOJsTT
写真集をパラパラと見ながらブシューはため息をついた。「チュー国でジュンイチローにサインをもらうつもりだったのに忘れてた・・・」
29 :
無党派さん:01/10/27 20:11 ID:ZURvsb4g
そして思った。
「イスラム……じゃなかった、タリバン壊滅の暁にはわたしも写真集を出そう」
30 :
一行小説:01/10/27 20:17 ID:m00B3eSw
もう一人の「KOiZUMi」にサインを貰い損ねた男、ぽっぽは眠れない夜を過ごしていた。
31 :
一行小説:01/10/28 00:30 ID:9DmT95Jf
純一郎に送ったあの手紙・・・無事に届いただろーか?
32 :
無党派さん:01/10/28 00:34 ID:6cen/Cco
気を抜くとにじみそうになる涙をぽっぽはぐいとぬぐった。
33 :
一行小説:01/10/28 00:44 ID:5CLJOWjt
純一郎ならわかってくれるはず。たった一言に秘められた、この愛の深さを。純情を。切なさを。
それは、魂の底から湧き出た珠玉のような言葉だった。「ソーリ萌え〜」
34 :
一行小説:01/10/28 01:01 ID:w25Ji02Z
その頃辻元は幹事長職もほっぽり出して、萌え人探しに奔走していた。
35 :
無党派さん:01/10/28 01:30 ID:O7M88Vas
お、どうなることかと思ってたストーリーが、ちゃんと、つながって来てるじゃないですか!
あなたへの思いがあまりに募り
息もできないほど胸を締めつけるので
伝えられようもない思いを
白い紙に黒いインクで染み付ける
あなたに届けようなどとは思わない
許されるはずもない
わかってる
よくわかってる
ただ少し
ほんの少し楽になりたい
それだけだから
思いを綴ったのと同じ手で
思いを染みつけた紙を裂く
でも
紙を裂き
綴った言葉を散らしても
思いそのものは消しようもなく
それが「ある」ということを
文字という形を失わせたら
ますます思い知らされて
あなたへの思いは欠けることなく
募るばかり
37 :
無党派さん:01/10/28 08:03 ID:2QlkTUPn
分かるけどさ…ぽえむはやめようyo…。
38 :
無党派さん:01/10/28 08:59 ID:Tk8iXt14
>37 同意〜。
このスレきもいけど、ポエムなんてもっとキモイ〜。
書き込みの時間もスゴイね〜。
夜中にこんなこと書いてるなんて、絶対男いないね〜。
デブス決定〜。(藁藁藁
39 :
無党派さん:01/10/28 09:02 ID:6+wo6CiR
40 :
無党派さん:01/10/28 09:11 ID:3aNzUhyT
小泉支持者も肝を冷やす寒いスレ。
41 :
無党派さん:01/10/28 19:03 ID:kwgOS23f
42 :
一行小説:01/10/28 19:23 ID:g7cWa69J
「せやけど、どうやって探したらええねん!?」思い当たる人物がいるには、いる。「よっしゃ!とりあえず何人かににカマかけてみよか」
43 :
無党派さん:01/10/28 22:27 ID:p71EnA1C
番外さんが一行小説に便乗してるって言われてストップしたのに
さらに便乗してぽえむとはいい度胸。
>36は脳内あぼーんっつーことでみなさまヨロシコ。
44 :
無党派さん:01/10/28 23:39 ID:WaUeHyP7
なんだかまたちょっとヤな雰囲気…
こんな風だとまた書き手減っちゃうんじゃない?
45 :
無党派さん:01/10/29 00:07 ID:Kse1AR9C
一行小説でも、違うのでも、いろんなのがあっていいんじゃないんですか?
また前のように「無責任に、sage・de・マターリ(´ー`)y-~~」いきたい・・・。
46 :
無党派さん:01/10/29 00:36 ID:c7zYsrH4
(´∀`)/〜〜〜☆マターリビーーーム!!恐れず、ひるまず、とらわれず!
47 :
無党派さん:01/10/29 01:10 ID:sZQP6h8r
だから・・・一行小説はそれはそれでいいけど、他もありだよ。
(>36さんの気持ちもよーくわかるよ〜!)
なんだか自分の想い通りに仕切りたがる人がいるみたいだけど、だからどんどん書き手が
減っていくんだよ。w
小泉純一郎とその周辺をマターリ愛でるスレだから、その気持ちがあればなんでもOKだと思う。
一行小説はそれを表示するわけだし、収集さんがまとめてくれるから、後でまとめて読めるし、
それでいいじゃない?初心をわするべからず、また〜りね。^^
(番外さんもまた書いてね、、、楽しみにしてたんだよ〜)
降り続く晩秋の雨が、見慣れた景色をいっそう寂しげに見せていた。
自分の部屋の窓越しに、ぼんやりと外を眺めていた女は、
いつものように思い出の箱の蓋をそっとずらした。
「後は、奥様、お願いいたします。」
膳をしつらえ、熱燗の徳利を女の側に置くと、仲居はそう言って引き下がった。
「奥様」と仲居に呼ばれて、どきりと目を伏せたのは男の方だ。
夫婦であってもなくても、男は旦那様、女は奥様と呼ぶのが
老舗の礼儀というものなのだろう。
女は男の側に廻り酌をする。
─どうぞ
─おお、ありがとう
男はこの後仕事に戻るといいながら、美味しそうに飲み干す。
女は酌を返されながら、あと何時間一緒にいられるのかを引き算する。
49 :
続き:01/10/29 11:10 ID:BOyzbz2e
─そろそろだな
腕時計に目をやり、観念したようにに男が言った。
その一言で女は胸が一杯になってしまう。
二人に与えられた時間はいつも短い。
女は温もりの残像を抱えたまま、今夜も一人残されるのだ。
背広の上着に袖を通すのを助けながら、つい手が止まりがちになる自分の
未練がましさに嫌気がさす。
─どうした?
視線が問いかける。
だが、女はそれに答えられない。
見交わした眼の沈黙で、二人は絆を確かめる。
なんの前ぶれもなしに涙が溢れ、女の頬を伝った。
行かないで。ずっと側にいて。
言葉にできない切なさが滴となってこぼれ落ちる。
愛しげに女の髪を撫で下ろした男の手が、そのまま体を引き寄せる。
50 :
続き:01/10/29 11:11 ID:BOyzbz2e
その時、しめやかに降り続けていた雨の、雨音が急に強くなったのだった。
─本降りになってきたな
掠れた声で男がつぶやく。
ゃ
─遣らずの雨、と言うのよ
抱きしめていた腕の力が、少しだけ緩む。
─……そうか。遣らずの雨か
視線が一瞬遠くを見詰めた。
─やめた。行かない
男はきっぱりと宣言をする。
女は驚いて顔を上げる。
─秘書の方がお困りになるわ
狼狽と嬉しさとがいっぺんに押し寄せる。
─いいよ、たまには
男は明るくそう言い、両腕にいっそう力を込めた。
51 :
無党派さん:01/10/29 11:56 ID:qpMWhhwq
キモage。
創作板かポエム板行け。
52 :
:01/10/29 11:59 ID:kBy5i4Oy
51はアンチだな。このスレに紛れこんではいけまっせん。
53 :
無党派さん:01/10/29 12:09 ID:9eaNFEsZ
>48-50
51のことは気にしないようにね!
54 :
無党派さん:01/10/29 13:36 ID:D2cyO3Pb
>48-50
イイ!!イイ!!(・∀・)/☆
なんでこんなにロマンティックな物語が書けるのか・・・羨ましい限りです。
ああ、想像は膨らむ。。。。。純さまとこんな状況になってみたい。
書き手さま、アンチレスに負けずどんどん書いてくださいね。お願いしま〜す♪
55 :
無党派さん:01/10/29 15:34 ID:WFhKCrrh
>54
sageないと(w
56 :
無党派さん:01/10/29 15:34 ID:F4BIRIxF
番外さん素敵。せつなさが伝わってきます。
こんな作品読みたかった。感謝!
「…もえ…っスよ!」随分離れた所で話していたにも関わらず、その言葉を辻本は聞き逃さなかった。「アンタか〜〜!!!!萌えてんのんは〜!!!」その男はいきなり飛び掛かって来た辻本をかわし「ウッス!燃えてるっス!改革ファイヤー!!」高々とオオニタのシャウトが響き渡った。
58 :
無党派さん:01/10/29 17:30 ID:rQVDu1uz
オオニタにかわされた辻元が勢い余って飛びついたのは、誰あろう田嶋センセだった。
59 :
忘れた!:01/10/29 17:38 ID:rQVDu1uz
58は一行小説ね!
番外様、かの有名な(w) あの歌ですか?
恋人を 妻と呼ばれて面はゆし・・・・・
いいですねー
ウトーリしてしまいましたー
60 :
一行小説:01/10/29 17:41 ID:rQVDu1uz
辻元と田嶋センセはヒシと抱き合った。
61 :
一行小説:01/10/29 19:49 ID:9eznlg9z
『田嶋センセ…TVで見てたときは、もっ〜と大きい人や思てたんやけどな…やっぱ、あのデビュー戦はショックやったんろか…』辻本は複雑な思いで田嶋にしがみついていた。
62 :
無党派さん:01/10/29 20:55 ID:7gVf6QP2
>>48~50
>愛しげに女の髪を撫で下ろした男の手が、そのまま体を引き寄せる。
総理にこんなことされたらシンでもいい〜!ウトーーーーーリ・・・・
番外さん、小泉ファンの欲望を想像の世界とはいえ満たしてくれる貴方は神様〜。
わたしもこんなお話が書けたら・・・でもそんな才能は無いので、次回作期待してます。
63 :
無党派さん:01/10/29 20:56 ID:7gVf6QP2
マ・・・マズイ。スマソ。^^;
64 :
一行小説:01/10/29 21:14 ID:1Wv2ZxxW
田嶋は確かにやつれていた。あの日以来、あまり寝ていない。
極度の緊張からまとめきれない質問をぶつけてしまったのに、
あの人はどこまでも優しい瞳で私を見つめていた。まるで子供を見るように・・・・。
65 :
一行小説:01/10/29 21:17 ID:1Wv2ZxxW
それが口惜しくもあり、しかしどこか嬉しくもあった。
まるで少女にもどったように、何かに包まれている安堵感があったのだ。
彼は自分と同じ年代だというのに。
66 :
一行小説:01/10/29 21:20 ID:1Wv2ZxxW
遠い瞳をしている田嶋を辻元はいぶかしげに見た。「何考えてはんの?せんせ!」
67 :
一行小説:01/10/29 21:58 ID:c7zYsrH4
田嶋の脳裏にあの言葉がよぎる。決して口に出してはいけないであろう…『萌え〜』
68 :
一行小説:01/10/29 22:01 ID:rQVDu1uz
「う、うるさいっ!黙れっ!!」田嶋に怒鳴られ辻元は涙目になった。
69 :
一行小説:01/10/29 23:06 ID:6I32aWbJ
執務室からは上機嫌な歌声が聞こえていた。♪恋っは〜ジェットコォースタ〜♪「恋はいいな!E島君!ははは♪は」
70 :
無党派さん:01/10/29 23:24 ID:fI0mGifF
番外さん、素敵です〜!
私もウトーリしちゃいました…よかったらまた書いて下さいね。
全然関係ないですが、昨日食事に行った所で「ポッポランチ」なる
メニュー(汽車の形をしたお皿を使ったお子様ランチ)を発見。
ぽっぽの顔がよぎって爆笑してしまった…(おかげで連れに怪しま
れた)
71 :
一行小説:01/10/30 11:43 ID:y4zXDlBC
フォ〜エバラ〜♪気が付くと口ずさんでいる自分に気付き、ぽっぽは思いを巡らせた。
72 :
一行小説:01/10/30 15:41 ID:y4zXDlBC
「も〜なんやのん!どいつもこいつも!!」辻本は気がついていた。あれ以来みんなペースが狂いっぱなしなのだ。あの男が総理の椅子に座って以来。
73 :
合掌:01/10/30 20:48 ID:Ni0eztHu
総理のお母様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
74 :
無党派さん:01/10/31 00:19 ID:DOR0cEG+
73に胴衣
75 :
無党派さん:01/10/31 00:26 ID:ADb0VKQZ
更に同じく(-人-)でも大往生ですね。今年は純さん本当にいろんな事がある年だなぁ…
76 :
無党派さん:01/10/31 08:35 ID:WHquPT4i
とくだねにお母様の写真が出てるけど、目元が総理に良く似てらっしゃる。
三代の政治家を支えての立派な大往生。 合掌。
77 :
無党派さん:01/10/31 10:22 ID:MPvaPJ7n
かあさん、やっと、とうさんに会えるね。
78 :
無党派さん:01/10/31 10:25 ID:qKZaWDCu
駆け落ちまでした愛する旦那様だもんね。>77
小泉家には熱い血が流れてるのね・・・
79 :
一行小説:01/10/31 17:52 ID:qKZaWDCu
坂口チカーラは密かに恋をしていた。しかしそのことは誰にも悟られてはいない、今のところは。
80 :
一行小説:01/10/31 18:02 ID:qKZaWDCu
「坂口大臣がコソーリ想いを寄せているお方って、誰かしらぁ?」
ティカゲが大声で叫んだ。
81 :
一行小説:01/10/31 21:12 ID:tXDBArgP
何故ワタシの考えていることが…!?チカーラは頭皮までまっ赤になった。「なな何をおっしゃるんですか!」
82 :
一行収拾家:01/11/01 02:07 ID:s3jqcPpx
マキコが見つけたもの。それは呪いの(?)人形であった。
「何よこの小汚いの!ちょっとパパ!!」
「パパ?…何なのよ、これ…って?針?!…」
これは。もしかして…パパの手作りマスコット(for me)…?
「たまにはお針子さんもいいわね。気が紛れて」
マキーコは人形に手を加えて満足気に微笑んだ。
人形に頬寄せて、無邪気に微笑むマキーコ。ナオキは妻の美しさに惚れなおした。
その人形こそ、巷で評判のタッソ人形だとは、言えず、ナオキは、ただただマキーコを見つめていた。
一方ナカタニ家では
「お父さん、体どっか悪いの?」
「え、なんで?」
「なーんか、いつもはのしのし歩いてるのに今日はイソイソってカンジ。マキコさんみたいよ」
83 :
一行収拾家:01/11/01 02:08 ID:s3jqcPpx
ブシューは書斎の「ジュンイチローのコーナー」に米百俵を大事にしまった。
「米百俵」を置いた後、ブシュー は同じコーナーにある「KOiZUMi」を手に取った。
写真集をパラパラと見ながらブシューはため息をついた。
「チュー国でジュンイチローにサインをもらうつもりだったのに忘れてた・・・」
そして思った。
「イスラム……じゃなかった、タリバン壊滅の暁にはわたしも写真集を出そう」
もう一人の「KOiZUMi」にサインを貰い損ねた男、ぽっぽは眠れない夜を過ごしていた。
純一郎に送ったあの手紙・・・無事に届いただろーか?
気を抜くとにじみそうになる涙をぽっぽはぐいとぬぐった。
純一郎ならわかってくれるはず。たった一言に秘められた、この愛の深さを。純情を。切なさを。
それは、魂の底から湧き出た珠玉のような言葉だった。
「ソーリ萌え〜」
その頃辻元は幹事長職もほっぽり出して、萌え人探しに奔走していた。
「せやけど、どうやって探したらええねん!?」思い当たる人物がいるには、いる。
「よっしゃ!とりあえず何人かににカマかけてみよか」
84 :
一行収拾家:01/11/01 02:09 ID:s3jqcPpx
「…もえ…っスよ!」
随分離れた所で話していたにも関わらず、その言葉を辻本は聞き逃さなかった。
「アンタか〜〜!!!!萌えてんのんは〜!!!」
その男はいきなり飛び掛かって来た辻本をかわし
「ウッス!燃えてるっス!改革ファイヤー!!」高々とオオニタのシャウトが響き渡った。
オオニタにかわされた辻元が勢い余って飛びついたのは、誰あろう田嶋センセだった。
辻元と田嶋センセはヒシと抱き合った。
『田嶋センセ…TVで見てたときは、もっ〜と大きい人や思てたんやけどな…やっぱ、あのデビュー戦はショックやったんろか…』
辻本は複雑な思いで田嶋にしがみついていた。
田嶋は確かにやつれていた。あの日以来、あまり寝ていない。
極度の緊張からまとめきれない質問をぶつけてしまったのに、
あの人はどこまでも優しい瞳で私を見つめていた。まるで子供を見るように・・・・。
それが口惜しくもあり、しかしどこか嬉しくもあった。
まるで少女にもどったように、何かに包まれている安堵感があったのだ。
彼は自分と同じ年代だというのに。
85 :
一行収拾家:01/11/01 02:10 ID:s3jqcPpx
遠い瞳をしている田嶋を辻元はいぶかしげに見た。
「何考えてはんの?せんせ!」
田嶋の脳裏にあの言葉がよぎる。決して口に出してはいけないであろう…
『萌え〜』
「う、うるさいっ!黙れっ!!」田嶋に怒鳴られ辻元は涙目になった。
執務室からは上機嫌な歌声が聞こえていた。
♪恋っは〜ジェットコォースタ〜♪
「恋はいいな!E島君!ははは♪は」
坂口チカーラは密かに恋をしていた。しかしそのことは誰にも悟られてはいない、今のところは。
「坂口大臣がコソーリ想いを寄せているお方って、誰かしらぁ?」
ティカゲが大声で叫んだ。
何故ワタシの考えていることが…!?チカーラは頭皮までまっ赤になった。
「なな何をおっしゃるんですか!」
86 :
一行収拾家:01/11/01 02:12 ID:s3jqcPpx
レス拾いしたぞゴルァ!今回も豊作だゴルァ!
空気の読めないアラーシやアオーリは冷ややかに見守るのみだゴルァ!
87 :
一行小説:01/11/01 03:07 ID:gYA/A0IE
そういえば『魔女の杖みたいだ』総理がそう言った事があった。やっぱり…!?
88 :
無党派さん:01/11/01 07:14 ID:5e/gFxvv
ほんと、豊作ですわ!
アラシもこのスレをすっかり気に入ってる模様。
89 :
一行小説:01/11/01 08:41 ID:QcoaZIg4
…大臣は魔女!?しかしそれではあまりに見たまんまだ。
90 :
無党派さん:01/11/01 10:05 ID:Os/KjBdL
総理は忌中で園遊会を欠席なさる?じゃあ何のために2時間も外務省で立てこもったのよ
91 :
:01/11/01 10:18 ID:9D7vqA/S
きゃん、一行収拾家様、さんきゅ。
こうして見るとちゃんとつながった話になってる・・・・すげ。
92 :
一行小説:01/11/01 10:37 ID:gYA/A0IE
「萌えー…か…」ぽっぽは満月の夜空を見上げた。「『夜空のムコウ』って歌もあったなー」純一郎の影響だろうか、最近めっきり歌を口ずさむ事の多いぽっぽであった。
93 :
一行小説:01/11/01 11:40 ID:5e/gFxvv
『夜空のムコウ』には何があるんだろう。ぽっぽは呟いた。すると・・・
94 :
一行小説:01/11/01 11:53 ID:5e/gFxvv
「あらぁ!『明日がある』にきまってるじゃないのぉ!鳩山さんたらいやーねぇ!!」
またもやティカゲがソプラノで叫んだ。
95 :
一行小説:01/11/01 13:31 ID:+YOyGN6+
『一体、何処から?』思ってはいても「これは、いらっしゃいませ。立話じゃあなんですからあちらでお茶でも…」育ちのせいか、つい、もてなしてしまう。
96 :
一行小説:01/11/01 21:05 ID:+YOyGN6+
「オウギ…オウギが…」遠い国でブレアンはうなされ続けていた。
97 :
一行収拾家:01/11/02 00:22 ID:3Z7lt1HA
>>85、ニ行抜かしちまったぞゴルァ!やり直しとくぞゴルァ!
遠い瞳をしている田嶋を辻元はいぶかしげに見た。
「何考えてはんの?せんせ!」
田嶋の脳裏にあの言葉がよぎる。決して口に出してはいけないであろう…
『萌え〜』
「う、うるさいっ!黙れっ!!」田嶋に怒鳴られ辻元は涙目になった。
執務室からは上機嫌な歌声が聞こえていた。
♪恋っは〜ジェットコォースタ〜♪
「恋はいいな!E島君!ははは♪は」
フォ〜エバラ〜♪気が付くと口ずさんでいる自分に気付き、ぽっぽは思いを巡らせた。
「も〜なんやのん!どいつもこいつも!!」
辻本は気がついていた。あれ以来みんなペースが狂いっぱなしなのだ。あの男が総理の椅子に座って以来。
坂口チカーラは密かに恋をしていた。しかしそのことは誰にも悟られてはいない、今のところは。
「坂口大臣がコソーリ想いを寄せているお方って、誰かしらぁ?」
ティカゲが大声で叫んだ。
何故ワタシの考えていることが…!?チカーラは頭皮までまっ赤になった。
「なな何をおっしゃるんですか!」
98 :
一行小説:01/11/02 15:24 ID:Pa8VTvyg
「おかまいなく。それにしても鳩山さん、そんなことでは総理のハートは掴めなくてよ。ごきげんよう」ぽっぽは暗闇に消えていくティカゲを見送った。
99 :
一行小説:01/11/02 17:32 ID:m63LzQX+
ティカゲがあるものを持ち出した事には気付いていなかった。
100 :
一行小説:01/11/02 21:28 ID:me0ntoyZ
ティカゲがコソーリ持ち出したものとは、ぽっぽの日記帳だった。しかもそれは鍵付きの
日記帳で、表紙にマル秘と書いてあった。
101 :
一行小説:01/11/02 23:40 ID:m63LzQX+
「本当にお坊ちゃんねぇ」その鍵をネジごと外しページをめくると、中に挟んであった数枚にわたるメモを抜きとった。
102 :
一行小説:01/11/03 02:12 ID:PoWrmuF1
かたやアメリカのブッシュは「ジュンイチロウの「ジュン」は「ピュア(純粋)」って意味だよ」っと少年のように説明したジュンイチロウを思い出し「KOiZUMi」を抱きしめ酔いしれていた。
103 :
102:01/11/03 02:13 ID:PoWrmuF1
あげてもうたー
申し訳ないっす
回線切って逝って来ます
105 :
一行小説:01/11/03 13:07 ID:QybnGGa2
「Japanese Prime Minister ・・・・・・Junichiro Koizumi」ブシューは目を閉じた。
そしてアイ・ラブ・ユーと口に出して呟き、写真集に唇を押しあてた。
朝の公邸。
「これ、今朝の郵便物」
秘書でもある姉の信子が部屋に入ってきた。
一日に五回、公邸に届けられる郵便物は全て官邸職員によって仕分けされ、
必要とみなされたものだけが純一郎の手に渡る。
純一郎は持っていたコーヒーカップを置き、手紙の束を受け取った。
「じめじめと暗い」と評判の良くない公邸だが、さすがに秋晴れの朝ともなれば、
レースのカーテンを通して爽やかな光が差し込む。
しかし無邪気な光は、純一郎のめっきりくすんだ顔色や、深く刻まれた疲労の影をも
露わにしてしてしまう。
華奢なフレームの眼鏡を掛け、ベージュ色の薄手のカーディガンを羽織った純一郎は、
ゆったりとした仕草で、一通一通の手紙に丁寧に目を通している。
まるで…
まるで、送られて来るはずの手紙を待っているようだ。
ふと信子は思った。
そういえば…
信子は数年前の出来事を思い出した。
あの時のあの女性はどこでどうしているだろう。
あの夜、弟は予定のキャンセルを告げる電話で、その理由を言わなかった。
そして次の朝、いかにも“寝不足です”と書いたような顔でふらりと現れたところを、
写真誌の記者に捕まってしまったのだった。
「昨夜は女性と一緒だったのか」と問いつめられ、
─私は独身だ。恋愛をしていて何が悪い。
と言い返して凄んだ、と後から人に聞かされた。
彼女、名前を何といっただろう・・・
今でも弟を待ち続けているのだろうか。
可哀想に。
信子は思った。
だがそれが感傷にすぎないことを信子は知っている。
今、二人を逢わせるわけにはいかない。
秘書である自分の椅子に座り直し、信子は現実を凝視する。
弟は総理の大道を歩いているのではない。
心許ない綱の上を、やっとの思いで渡っているにすぎない。
信子の眼には、綱を揺らさんと必死の形相で群がってくる、
醜い魑魅魍魎の姿がはっきりと見えている。
足を滑らせれば落ちて行く先は・・・
針の筵か、
血の池か。
そのことを忘れるわけにはいかない。
>>106-108 ありがとう。書き手殿。あたしが書きたかった内容を、ずっと、上質に表現して下されました。
純ちゃんと、その周りからは、一瞬たりとも目を離せない日々が続きそうです。ちょっと、胃が痛い。
なんか、ぽっぽ顔締まったね。注目されてるからかな
(´-`).。oO(なんで今日も小泉なんだろう)
寒くなりましたが皆さんお元気ですか?
あのー、もしもし
鳩が菅を批判。
食事に誘われると、すぐに行っちゃう人がいる、と。
菅チャンは随分すり寄ってるらしい。
>115 どうりで鳩山家にもちょくちょく行くわけだ(w
117 :
一行小説:01/11/05 23:46 ID:AdZyuki1
ティカゲは抜き取ったメモに目を通した。そこに書かれていたのは・・・
118 :
一行小説:01/11/06 00:37 ID:KrLKcwT8
「ソーリ萌え〜」
119 :
一行小説:01/11/06 01:18 ID:37sxTM8x
次のページにも、その次のページにも、びっしりとその一言がだけが書き込まれていた。
120 :
一行小説:01/11/06 10:19 ID:qzcJBu92
ティカゲは薄紫のレンズの奥の目を細めて、そのメモを大切そうにしまうと日記に元通り鍵をとりつけた。
121 :
一行小説:01/11/06 10:45 ID:KbQGFlIG
一方、坂口チカーラ。実は彼は仮面を被っている。が、それに気付くものはいない。
いや、気付いたとしてそれが何になるだろう?チカーラにはたくさんの秘密がある。
ある人妻に恋をしている、と言うことも勿論秘密だ。その人妻の名は・・・
122 :
一行小説:01/11/06 10:49 ID:KbQGFlIG
その人妻の名はティカゲ。だが重大なその秘密を知ってしまった男が
一人だけいた。誰あろう、内閣総理大臣その人だった。
ああーっ!sage忘れた!ごめん、ごめん、ごめん・・・・・・(反省
123 :
一行小説:01/11/06 11:19 ID:PfHdJvg5
「まったく誰がサンドバッグだか分かりゃしないわよ!!」マキーコはいらついていた。
124 :
名無し:01/11/06 12:50 ID:gaE5DqZV
二日に一回は誰かがミスしてageるから面白いな。w
人間ってミスする生き物なんだよな。
125 :
一行小説:01/11/06 14:23 ID:RxDzDMN0
「あ、坂口くん、これあげる。一句詠んだんだ。ふふ…」いつもの含み笑いで純一郎はチカーラに紙切れを押し付けた。
126 :
一行小説:01/11/06 21:02 ID:8Fs4S3IR
純一郎がチカーラにそっと紙を渡すのをぽっぼは見逃さなかった。「あの紙はまさか…」
127 :
一行小説:01/11/06 22:52 ID:qCQFjKVg
「あの紙はまさか…恋文?…」
128 :
一行小説:01/11/07 09:19 ID:9JLg1cPZ
「いやだぁぁぁぁぁ!!!!」ぽっぽは叫ぶとチカーラの手からその紙を毟り取った。
129 :
一行小説:01/11/07 09:46 ID:P77yrGRS
「バリ!」凄い音がして紙は破れた。せっかくの句を破られ、純一郎は悲しそうな顔で立ち去った。
(・∀・)イイ!>129
131 :
一行小説 :01/11/07 14:15 ID:CNmjcAB8
しかし、はっ、と我にかえったぽっぽは、今度は急にその紙に書いてあった内容が知りたくて
たまらなくなり、破った紙をさりげなくポケットにしまった。
132 :
一行小説:01/11/07 15:45 ID:mdeAzHS9
「何騒いではんねんも〜!ちょっと坂口さん!あの紙『萌え〜』の返事とちゃうの!?」辻本はチカーラに詰め寄った。
133 :
一行小説:01/11/07 20:03 ID:OeAwNOLq
騒ぎの中、ティカゲは全てを見透かすように悠然と微笑み言い放った。
134 :
一行小説:01/11/07 21:25 ID:R8WaWquq
「萌えよ、ドラゴン」
あはは!>134
136 :
一行小説:01/11/07 23:41 ID:mdeAzHS9
「不思議な人だなぁ…」「あぁら、ハト山さんほどじゃありませんよ」ティカゲは滑るようにそこから立ち去った。
137 :
一行小説 :01/11/08 00:34 ID:RmNGHG4d
一方、ぽっぽは物陰にいた。
さっき拾って来た紙切れを、どきどきしながらポケットから取り出して見た。
「!?・・・あれ、何も書いてない?」
あせっていたのか、よりによって何も書いていない部分の紙を拾って来てしまったようだ。
-- ということは、残りの紙はまだあの場所に・・・!? ぽっぽは焦った。
138 :
一行小説 :01/11/08 02:42 ID:c/ezTEDS
あせりと共に、ぽっぽは涙が出て来た。「肝心なとこで、僕って何でいつもこうなんだろう・・・」
その時、自分の名前を呼ぶ声に気づき、ぽっぽはあわてて声の主を見た。
139 :
一行小説:01/11/08 03:38 ID:uaeDJpI/
「ハト山さん、ハト山さん、変わらなきゃも変わらなきゃ」
声の主は、誰もが知る大リーガー、走攻守に大活躍のイチローSUZUKIだった。
ぽっぽはあっけにとられていた。すると、突然イチローの口調が変わる。
「ハト山さん、ここに金の紙と銀の紙があります。ハト山さんの落としたのは
この金の紙ですか?それとも銀の紙ですか?」
140 :
一行小説:01/11/08 04:19 ID:t8bk/vyD
「いえ、普通の…」とぽっぽは言いかけて止まった。この展開で行くと金と銀のをもらってしまう。
違うじゃん!それ純ちゃんの句じゃないじゃん!!
141 :
一行小説 :01/11/08 04:51 ID:7DvK78cU
「ど、どうしよう、こういう時はなんて言えばいいんだろう・・・?」
突然の展開に、ぽっぽは「彼」との論戦以来の動揺を味わっていた。
142 :
一行小説:01/11/08 08:56 ID:t8bk/vyD
イチローは無表情に「5、4、3…」とカウントを始めた。
(時間制限ありかよ!)ぽっぽは焦った。
143 :
一行小説:01/11/08 09:50 ID:sEizCC88
「2、1…」「あの、あのっ…サイン下さい!その普通の紙に!!」ぽっぽはちょっと泣きそうになった。
144 :
一行小説:01/11/08 09:54 ID:sEizCC88
「ボケとしては今ひとつやなぁ。まぁしゃあないわ小さな事からコツコツと」通りすがりの西川キヨシは言った
145 :
一行小説:01/11/08 11:21 ID:ED4fB1Rx
イチローSUZUKIは、にっこり笑って、さらさらとサインをすると、その普通の紙をぽっぽ渡した。
146 :
一行小説:01/11/08 14:48 ID:we61/y+0
パララパッパパ〜♪ぽっぽは「純ちゃんの句」を手にいれた。ぽっぽのレベルが3あがった。
147 :
一行小説:01/11/08 16:32 ID:qQG11LZG
うれしさもひとしおに、ぽっぽはイチローSUZUKIのサインを見た。
純ちゃんの句はイチローのサインに塗りつぶされ解読不可能になっていた。ちゃんちゃん♪
<<第一部 完 >>
オチはイチローかい!!(w さぁ次もどんどん行ってみよう!!
149 :
一行小説:01/11/08 20:13 ID:AGwqQs2e
ポッポはあの日のことを思い出すと今でも涙がでてくる。胸が苦しくなる。
総理の母の葬式で目撃してしまったのだ。総理と元妻が熱く見つめ合っている所を。
150 :
一行小説:01/11/08 20:18 ID:AGwqQs2e
マキーコはあの日のことを思い出すと、胸が苦しくなる。
総理に「あまりペラペラ喋るんじゃないよ」と叱られたあの日。親以外には叱られた事などない。
でも・・・・私はあの人に付いて行く・・・・・地獄の果てまでも・・・だって・・・。
151 :
一行小説:01/11/08 20:26 ID:VfQonfkc
かよ子は、あの日のことを思い出すと胸が苦しくなる。
あの時、最後にもう一度かよ子を振り返らせたものはいったい何だったのだろう。
152 :
一行小説:01/11/08 20:35 ID:VfQonfkc
あの人は私を見つめていた。その強い視線が何を語ろうとしたのか、かよ子には
わからない。だが、熱いものを感じ、胸が苦しくなった。過去に愛し合った男と女。
人知れず胸の中に隠し持った傷が、同時に疼いたとでもいうのだろうか。
>152
うわあ!息ができなくなるほど苦しい〜!やっぱりこれは恋だあー。
そういえば『魔女の杖みたいだ』総理がそう言った事があった。やっぱり…!?
…大臣は魔女!?しかしそれではあまりに見たまんまだ。
「萌えー…か…」ぽっぽは満月の夜空を見上げた。
「『夜空のムコウ』って歌もあったなー」
純一郎の影響だろうか、最近めっきり歌を口ずさむ事の多いぽっぽであった。
『夜空のムコウ』には何があるんだろう。ぽっぽは呟いた。すると・・・
「あらぁ!『明日がある』にきまってるじゃないのぉ!鳩山さんたらいやーねぇ!!」
またもやティカゲがソプラノで叫んだ。
『一体、何処から?』思ってはいても
「これは、いらっしゃいませ。立話じゃあなんですからあちらでお茶でも…」
育ちのせいか、つい、もてなしてしまう。
「オウギ…オウギが…」遠い国でブレアンはうなされ続けていた。
「おかまいなく。それにしても鳩山さん、そんなことでは総理のハートは掴めなくてよ。ごきげんよう」
ぽっぽは暗闇に消えていくティカゲを見送った。
ティカゲがあるものを持ち出した事には気付いていなかった。
ティカゲがコソーリ持ち出したものとは、ぽっぽの日記帳だった。
しかもそれは鍵付きの日記帳で、表紙にマル秘と書いてあった。
「本当にお坊ちゃんねぇ」
その鍵をネジごと外しページをめくると、中に挟んであった数枚にわたるメモを抜きとった。
かたやアメリカのブッシュは
「ジュンイチロウの「ジュン」は「ピュア(純粋)」って意味だよ」っと
少年のように説明したジュンイチロウを思い出し「KOiZUMi」を抱きしめ酔いしれていた。
「Japanese Prime Minister ・・・・・・Junichiro Koizumi」ブシューは目を閉じた。
そしてアイ・ラブ・ユーと口に出して呟き、写真集に唇を押しあてた。
ティカゲは抜き取ったメモに目を通した。そこに書かれていたのは・・・
「ソーリ萌え〜」
次のページにも、その次のページにも、びっしりとその一言がだけが書き込まれていた。
ティカゲは薄紫のレンズの奥の目を細めて、そのメモを大切そうにしまうと日記に元通り鍵をとりつけた。
一方、坂口チカーラ。実は彼は仮面を被っている。が、それに気付くものはいない。
いや、気付いたとしてそれが何になるだろう?チカーラにはたくさんの秘密がある。
ある人妻に恋をしている、と言うことも勿論秘密だ。その人妻の名は・・・
その人妻の名はティカゲ。だが重大なその秘密を知ってしまった男が一人だけいた。
誰あろう、内閣総理大臣その人だった。
「まったく誰がサンドバッグだか分かりゃしないわよ!!」マキーコはいらついていた。
「あ、坂口くん、これあげる。一句詠んだんだ。ふふ…」
いつもの含み笑いで純一郎はチカーラに紙切れを押し付けた。
純一郎がチカーラにそっと紙を渡すのをぽっぼは見逃さなかった。
「あの紙はまさか…」
「あの紙はまさか…恋文?…」
「いやだぁぁぁぁぁ!!!!」
ぽっぽは叫ぶとチカーラの手からその紙を毟り取った。
「バリ!」凄い音がして紙は破れた。せっかくの句を破られ、純一郎は悲しそうな顔で立ち去った。
しかし、はっ、と我にかえったぽっぽは、今度は急にその紙に書いてあった内容が知りたくて
たまらなくなり、破った紙をさりげなくポケットにしまった。
「何騒いではんねんも〜!ちょっと坂口さん!あの紙『萌え〜』の返事とちゃうの!?」
辻本はチカーラに詰め寄った。
騒ぎの中、ティカゲは全てを見透かすように悠然と微笑み言い放った。
「萌えよ、ドラゴン」
「不思議な人だなぁ…」
「あぁら、ハト山さんほどじゃありませんよ」
ティカゲは滑るようにそこから立ち去った。
一方、ぽっぽは物陰にいた。
さっき拾って来た紙切れを、どきどきしながらポケットから取り出して見た。
「!?・・・あれ、何も書いてない?」
あせっていたのか、よりによって何も書いていない部分の紙を拾って来てしまったようだ。
-- ということは、残りの紙はまだあの場所に・・・!?ぽっぽは焦った。
あせりと共に、ぽっぽは涙が出て来た。
「肝心なとこで、僕って何でいつもこうなんだろう・・・」
その時、自分の名前を呼ぶ声に気づき、ぽっぽはあわてて声の主を見た。
「ハト山さん、ハト山さん、変わらなきゃも変わらなきゃ」
声の主は、誰もが知る大リーガー、走攻守に大活躍のイチローSUZUKIだった。
ぽっぽはあっけにとられていた。すると、突然イチローの口調が変わる。
「ハト山さん、ここに金の紙と銀の紙があります。ハト山さんの落としたのは
この金の紙ですか?それとも銀の紙ですか?」
「いえ、普通の…」とぽっぽは言いかけて止まった。
この展開で行くと金と銀のをもらってしまう。
違うじゃん!それ純ちゃんの句じゃないじゃん!!
「ど、どうしよう、こういう時はなんて言えばいいんだろう・・・?」
突然の展開に、ぽっぽは「彼」との論戦以来の動揺を味わっていた。
イチローは無表情に「5、4、3…」とカウントを始めた。
(時間制限ありかよ!)ぽっぽは焦った。
「2、1…」
「あの、あのっ…サイン下さい!その普通の紙に!!」
ぽっぽはちょっと泣きそうになった。
「ボケとしては今ひとつやなぁ。まぁしゃあないわ小さな事からコツコツと」
通りすがりの西川キヨシは言った
イチローSUZUKIは、にっこり笑って、さらさらとサインをすると、その普通の紙をぽっぽ渡した。
パララパッパパ〜♪ぽっぽは「純ちゃんの句」を手にいれた。ぽっぽのレベルが3あがった。
うれしさもひとしおに、ぽっぽはイチローSUZUKIのサインを見た。
純ちゃんの句はイチローのサインに塗りつぶされ解読不可能になっていた。ちゃんちゃん♪
<<第一部 完 >>
とりあえずキリのイイとこまで拾ったぞゴルァ!
このオチけっこう面白いじゃねぇかゴルァ!
一行収集家さま、ごくろうさまです〜
一行収集家さま、ありがとござんす。
しかし、ハチャメチャ展開の一行小説。
収集したら、ちゃんと形になってる・・・。感動ですわ。
159 :
一行小説:01/11/09 10:34 ID:sxx7MHPR
マキーコはボケットから小さく畳んだメモをとりだして一瞬、眉間の皺をゆるめた。
午後0時26分、執務室を出て、同27分、官邸発。「石原行革担当相がきのう、
『ベストスマイル賞』を受賞したそうだが、総理から見て石原氏の笑顔はどうか」に「…」。
「特にコメントはないか」に「…」。「緒方貞子氏を特別代表に…」に秘書官が「ちょっとやめて」。
本日の首相動静より
ノブテルの笑顔はどうかって聞かれてもねえ・・・(w
161 :
無党派さん:01/11/09 16:31 ID:x7ETmopx
>160
ノブテル密かにショック・・・・
うわー、さげわすれました〜
すいません・・・
163 :
無党派さん:01/11/09 16:39 ID:uklQcUhw
>>160 『ベストスマイル賞』は自分だと思っていたから面白くない。ノブテル無視。
国会本会議が始まるぎりぎりに、突然そんなん聞かれてもねぇ・・・
165 :
名無し:01/11/09 19:05 ID:sis1M1pz
>160
なに聞いてんだよ(w
どこの記者だ。ワラタよ。
>166 「小泉さん、僕だってピュアです。」と言ったかどうかは定かではない…
残念ながら・・・ :01/11/11 00:56
今日、ジョナサン・トライアスの「プレイヤー・サイクル」を買おうと思って
CD屋さんに行きました。
このCD何処にありますか?とメモを見せたら、「あー、それね。小泉総理が
リラックスするのに聴いてるっていうやつですね。もうないです」とあっけなく
言われてしまいました。
なんでももう廃盤になっているとか。
「それでも2枚だけ探したらあったんですよー、でももう無いです」って。
先着2名様だったわけね・・・
く、悔しい!
驚きました。凄いよね、純ちゃん効果は!
それにしても私より早い人が何人かいたわけね・・・
今更ながらの小泉人気に嬉しいやら、驚くやら。
でも、このCD廃盤だなんて・・・復活はしないのだろうか?
このCD絶対欲しい〜。
【問】あなたは小泉内閣を支持しますか。
支持する 80.0%
支持しない 18.2%
その他・わからない 1.8%
【問】上記の問で小泉内閣の支持をするとした方は、田中眞紀子外務大臣がやめても、小泉内閣を支持しますか。
支持する 87.3%
支持しない 10.0%
その他・わからない 2.8%
【問】あなたは、田中眞紀子外務大臣を支持しますか
支持する 60.6%
支持しない 35.6%
その他・わからない 3.8%
11月8日9日電話調査による
ほ〜>169
てゆーか、マキコに仕事させてやってくれ。
福さんとE島氏って純さんについて「この人の事は自分が一番解ってる!」っていう嫁姑のケハイがする…
>172
その2人の争いに晋さんが加わったりして…
今日は国会中継やってくれないんですね>NHK
実況スレ、淋しくなるだろうなぁ。
ワシも純ちゃんのことはよーわかってるでぇ>by塩爺
マキーコの評判が落ちたのは
外務省官僚の手練の技だったら…怖いね。
まあマキーコにも責任はあるけどさ、官僚よ、変なバトルしてないで
純ちゃんの為になる事してくれ〜
176 :
一行小説:01/11/13 11:54 ID:2+czCLps
「恋はいいものだ。しかしつらいものでもあるな・・・」
総理のそんなつぶやきを耳にしていたのは、晋三ただ一人であった。
塩爺が「10年後をメドに…」て言う度、10年後も会えるのかドキドキする今日この頃。
178 :
無党派さん:01/11/13 14:07 ID:VS22ibDI
総理と川口大臣ってなんかお似合い。川口大臣って、控えめで、それでいて
仕事はバリバリできるし、才媛だね〜。
スマソ。^^;
180 :
無党派さん:01/11/13 14:28 ID:INETer6S
総理も川口さんのことはいつもべた褒めだしね。
良識派カップルって感じ。
永田町では良識派は希少価値だからシンパシー感じてるんじゃない?
181 :
一行小説:01/11/13 16:39 ID:dtH+NyDA
「総…」晋三が言いかけたとき、激しくノックする音がした。
182 :
一行小説:01/11/13 18:41 ID:sW35ZyMn
次の瞬間、激しく扉が開いた。体中のあちこちに矢や矛が刺さり、ボロボロになった兵士が入ってきた。
「小泉総理! カイワレ神官"菅直人"が邪神"キョセソ"を呼び出し、国会を壊滅させました!
いずれは日本を滅ぼす気です! 総理…なにとぞご対策を………ぐふっ!」 兵士は息絶えた。
小泉総理は真顔で言った。「"勇者"安部晋三よ。話は聞いたな?」
晋三の顔は瞬時に引きつった。
184 :
一行小説:01/11/13 21:28 ID:dtH+NyDA
気付くと晋三は鎧冑をまとい、キョセソ\と向き合っていた。「苦ゅうないぞ」総理が言うと、遠くの方でゴングが鳴った。
(援軍はまだか。お、遅い・・・遅すぎるぞ!)晋三の額に脂汗が滲んだ。
その時、伝書鳩が総理の肩に止まった。
186 :
一行小説:01/11/13 23:26 ID:t3dToWg9
真の勇者、総理純一郎は、伝書鳩の足に結びつけられた手紙をおもむろに開いた。
187 :
一行小説:01/11/13 23:57 ID:whnh2qRu
「ソーリ萌え〜」
次のページにも、その次のページにも、びっしりとその一言がだけが書き込まれていた。
差し出し主は確認するまでもなかった。
188 :
一行小説:01/11/14 00:11 ID:cclmZku8
「またコレかよ・・・」総理純一郎はハゲシク鬱、になるのであった。
189 :
一行小説:01/11/14 00:26 ID:saeeOpEM
「総理!総理!総理!総理!」
馴染みのある関西弁が聞こえてくる。
「武力行使には反対です〜 話し合いで解決しまひょ」
「また厄介なやつがしゃしゃりでてきたな」勇者純一郎はますます鬱になるのであった。
190 :
一行小説:01/11/14 00:47 ID:cclmZku8
「うるさい!清美。襲うぞっ!」何故か桃太郎のいでたちの田嶋が吠えた。
「センセそれおかしーわ。私ら味方やないですか。なんでセンセに襲われなあかんの」
清美が抗議した。「黙れッ!あんたを襲ってどーするんだ。
アタシが襲うのは、この男たちだよ!」田嶋は目を細め、しゅるると舌なめずりをした。
191 :
一行小説:01/11/14 00:55 ID:cclmZku8
晋三は顔面蒼白の金縛り、勇者純一郎が刀の柄に手を掛けたその時であった。
「助太刀いたすー!!!」高らかな掛け声と共に正十郎爺が割って入った。
「じ、爺!!!」
192 :
一行小説:01/11/14 00:57 ID:saeeOpEM
と、その時!
邪神キョセソのシャバダバ攻撃が炸裂した!!!
靖国神社が消え去った!!!
193 :
一行小説:01/11/14 01:06 ID:saeeOpEM
連続攻撃!!
邪神キョセソのうっしっし攻撃が炸裂した!!!
つくる会の歴史教科書が消え去った!!!
194 :
一行小説:01/11/14 01:10 ID:cclmZku8
「おーっ!ね、ね!みんな見た?凄いね。感動した!」
あくまでも天衣無縫天真爛漫、花のように無邪気な純一郎なのであった。
195 :
一行小説:01/11/14 01:22 ID:cclmZku8
勇者純一郎がパチパチと拍手をしたので、他の者も成り行き上なんとなく拍手をした。
196 :
一行小説:01/11/14 02:12 ID:amcIbFQP
勇者ジュンイチロのレベルが4アップした。
爺のMPが3アップした。
(晋)のすばやさが1アップした。
197 :
一行小説:01/11/14 02:58 ID:saeeOpEM
味をしめた邪神キョセソは攻撃の手を緩めない!!
無邪気に喜んでいる小泉総理たちを尻目に、邪神キョセソのハウマッチ攻撃が炸裂した!!!
テロ対策特別法が消え去った!!!
198 :
一行小説:01/11/14 10:12 ID:wSYAdKJj
チャンチャラチャラララ♪ラッタッタ〜♪脳天気な音楽とともにハト山(妻)が手料理を持って現れた「食べるがいいわ!!」
199 :
一行小説:01/11/14 10:34 ID:s2BpXsmx
「このカイワレちゅうんは牛肉と合うねぇ」食事を終えると「10時だから寝なければ…」塩爺は帰っていった。
200 :
一行小説:01/11/14 10:45 ID:c5Yqy+JG
ふーっ。満腹、満腹。真の勇者たちは昼寝モードに突入した。
201 :
一行小説:01/11/14 12:33 ID:s2BpXsmx
眠りについた勇者達をよそに、キョセソ\は「夜の部」に備えて社に戻っていった。
202 :
一行小説:01/11/14 12:33 ID:wSYAdKJj
眠りについた勇者達をよそに、キョセソ\は「夜の部」に備えて社に戻っていった。
203 :
201:01/11/14 13:18 ID:BjwR1vWR
ダブった。陳謝します。それよりなんで勝手に¥が付くんだろう(w
204 :
一行小説:01/11/14 15:59 ID:wSYAdKJj
カイワレを食べた菅は何かを思い出してうなされていた。
205 :
一行小説:01/11/14 17:08 ID:/grOFBIC
菅の容態は次第に悪化してゆく。我々はこの不可解な病の原因を調査すべく、
一路○○県の、とある山村に向かった。
カツーン カツーン
深夜の神社から何かを打ち付けるような音が聞こえてくる……。
と、その時、我々は信じられないものを目撃した!
なんと、カイワレ業者とツルネンマルテイが呪いの藁人形を打ちつけていたのである!
あはははははははは〜ははははは〜っ。
一行小説、面白すぎ〜っ。
207 :
一行小説:01/11/14 17:48 ID:HV82zhqv
よくみるとツルネンの打っている藁人形の方にはメガネがかけられており、
「ハッパフミフミ」「うっしっし」と書いた紙が貼ってあった!
…ということはあの男も今頃?
208 :
一行小説:01/11/14 18:33 ID:x5gmA8NU
しかしハッパフミフミの彼は、基本的に厚顔無恥な上に睾丸もカットされているので
まったく効果がなかった。
彼が"邪神"と呼ばれるゆえんである。
209 :
一行小説:01/11/14 19:41 ID:s2BpXsmx
すやすやと眠る勇者ジュンイチローを柱の影からカヨコは眺め、そんな彼女を更にぽっぽが眺め、更に二人を睨み続けるE島は親亀の背中に子亀を乗せた。
210 :
一行小説:01/11/14 19:48 ID:wSYAdKJj
多くの視線を感じ目覚めたジュンイチローはハト山(嫁)に「おいしい料理だった!感動した!」と握手をすると、どこでもドアの扉を開けた
211 :
一行小説:01/11/14 19:53 ID:ZmL2rv50
そんな衆人監視の中、のこのこと総理の部屋にマキーコが忍び込んだ。
すやすや眠る総理。マキーコは思いつめたような表情だ。手にはギラリと光るナイフ。
「総理、お覚悟!」
212 :
一行小説:01/11/14 19:55 ID:wSYAdKJj
ーーーCM---
213 :
一行小説:01/11/14 20:29 ID:Iwgdn6ey
キラリと光るナイフに、勇者純一郎の目は釘付けになった。
「おーっ!僕へのプレゼント?きらっと光ってきれいだねぇ。凄いね。感動した!」
あくまでも天衣無縫天真爛漫、花のように無邪気な純一郎なのであった。
214 :
一行小説:01/11/14 20:34 ID:amBWbJaB
ワンテンポ遅れてぽっぽが部屋に飛び込んできた。
「マキーコさん、殺人はだめだぁぁぁぁぁ!!!!」
ぽっぽは叫ぶとマキーコの手からそのナイフをを奪い取った。
215 :
一行小説:01/11/14 20:51 ID:s2BpXsmx
「ドーーーン!!」黒いスーツに身を包み、山高帽を被ったE島に指さされ、ぽっぽはそのナイフを落としてしまった。
216 :
一行小説:01/11/14 21:10 ID:s2BpXsmx
「チッ!」マキーコは聞こえよがしに舌打ちすると夜の校舎の窓ガラスを壊して回った。
217 :
一行小説:01/11/14 21:27 ID:j97nUkw5
マキーコの女心を誰も知らない。マキーコは泣いていた。愛している。愛している。あの人を。この手で殺したいほど。
218 :
一行小説:01/11/14 21:36 ID:wSYAdKJj
ナオキはスイートハニーのすすり泣く声で目が覚めた。
滅茶苦茶面白い!一行小説。
220 :
一行小説:01/11/14 23:12 ID:ICC/VNgj
一方、容態が悪化していた菅直人は
誰に看取られることもなく、静かにこの世を去ったのであった。。
<享年55歳>
か、菅ちゃん?
死んじゃったの?(w
222 :
一行小説:01/11/14 23:23 ID:BjwR1vWR
ぽっぽは金にモノを言わせて菅の遺体をブラックジャックに預けた。
223 :
:01/11/14 23:40 ID:ut8a4r/u
ブラックジャックが、神の手と言われたその手で、ちょちょいと菅ののどをこすると、呪われた大量のカイワレが吐き出された。
・・・・菅は生き返った。しかし・・・・
224 :
一行小説:01/11/14 23:47 ID:ICC/VNgj
ちぇんちぇいのおかげで生き返ったよのさ!
感謝感激雨あられなのよさ!アッチョンブリケ!!
菅直人は変わってしまった・・・。
225 :
一行小説:01/11/14 23:48 ID:cclmZku8
「あっちょんぶりけ!」ティカゲが堂々としたソプラノで叫んだ。
それを見て、福田が嫌な顔をした。
「茶番ですな・・・」苦々しく吐き捨てるように言うと、本当に吐いてしまった。
あう・・・ごめん
227 :
一行小説:01/11/14 23:54 ID:QphOgWsc
マキーコは宝箱を開けた。「何より大切なもの」マキーコは少女のような
無邪気な笑みを浮かべた。それはあの人から「おみやげ〜」と渡された
論語だった。
228 :
一行小説:01/11/15 00:14 ID:YrhDEq17
論語を抱き締めて、マキーコは泣いた。あの人は変わってしまった。あの三日月目で微笑みかけてくれたあの人はどこに消えたの?
229 :
一行小説:01/11/15 00:29 ID:uR8nkiuH
心配のあまりナオキが声をかけた。「ヘーイ、マイスィートハニー。元気してるか〜い!!」
悲しみのマキーコは、ナオキに跳び蹴りを食らわせた。「うるさいわねっ」
230 :
一行小説:01/11/15 01:08 ID:rnCW3RFN
その頃、堂々たる体躯にピンクのブルゾンを身にまとった中谷大将軍が、自衛官
200万人を率い、目白の田中邸目指して行進していた。
231 :
一行小説:01/11/15 01:53 ID:hEjnLLBr
カイワレ神官"菅直人"が邪神"キョセソ"を呼び出し、国会を壊滅させた一報が入り、
次のカイワレ神官のターゲットは田中邸という極秘情報があったからである。
…しかしカイワレ神官が諸事情でピノコになってしまっていたことを、中谷大将軍は
この時、知る由もなかった。
232 :
一行小説:01/11/15 03:01 ID:o3ToaF3m
準備は整った。しかしいくら待てども敵は来ない。中谷は焦りと苛立ちを隠せなかった。
と、その時!
一人の兵士からニュース速報が中谷に伝えられた。
「OKギフトショップ破産!負債10億、キョセソ氏、帰国へ」
さすがの"邪神キョセソ"も経営の逼迫には勝てなかったということか。
中谷は満面の笑みを浮かべ、撤収を合図した。我々は勝ったのだ。
233 :
一行小説:01/11/15 04:08 ID:6fbnw23Y
一方、菅の変わりようにびびったぽっぽ。しかしその時…。
「おや?一体ここはどこなんだ?」 まぎれもなく聞き覚えのある菅の声だった。
「…ああ、元にもどったんだね!?よかったあ…」
「ぽっぽ、カンカンはもうだいじょうぶよのさ、アッチョンブリケ!!」
ぽっぽは驚愕し、がっくりと膝の力が抜けた。本人の意志とは関わり無くピノコモードと切り替わるらしい。
こ、これからどうしよう…。ぽっぽは力なくため息を吐いた。
234 :
一行小説:01/11/15 04:57 ID:ubry2+FX
菅のピノコ症状を治すには、タクラマカン砂漠の真ん中に生息していると言われる
「マンドラゴラ」の根っこを煎じて飲まないといけないらしい。
しかしマンドラゴラを発見できる確率は、九州でオーロラを見るのと同じくらい難しいとか。
「終わった・・・」ぽっぽはうなだれた。
235 :
一行小説:01/11/15 05:05 ID:ubry2+FX
しかしその時、ぽっぽは偶然にもマンドラゴラがヤフオクで出品されているのを発見した。
出品者(評価): itteyosi_2ch (新規)
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「・・・怪しい」
ぽっぽは直感でそう思った。
236 :
一行小説:01/11/15 05:54 ID:3+wTWJZA
「ネットオークションでお買物ですか。僕はデキる国会議員ですってわけだ。」岸部一徳が真後ろで言った。
237 :
一行小説:01/11/15 08:45 ID:rnCW3RFN
うわぁ!ぽっぽは驚いて飛び上がった。
「なんですか、あなたは!なんでいるんですか!」
岸辺はニヤリと謎の笑みを残して消えた。
238 :
一行小説:01/11/15 12:24 ID:R6g/BG5h
気を取り直して、ヤフオクに大金1万円で、入札したぽっぽではあった。が、しかし・・・・
239 :
一行小説:01/11/15 13:40 ID:YRUzuxYP
マンドラゴラの根は人の姿に似ていると聞いてはいたが、これではまるで…
240 :
一行小説:01/11/15 15:46 ID:ofkg5c6f
「これって…扇さんだよなぁ。飲んで平気なのかなぁ」
241 :
一行小説:01/11/15 16:43 ID:R6g/BG5h
すると、突然、マンドラゴラはソプラノでしゃべり始めた。「あーら、よろしくってよ。」
242 :
一行小説:01/11/15 17:05 ID:NJ3Jbi72
やっぱり嫌な予感がする。
でもこれを飲まないとピノコ病は治らない。
ぽっぽは悩んだ。
243 :
一行小説:01/11/15 17:34 ID:rnCW3RFN
「お飲みなさいってばぁ!」ティカゲが叫んだ。
244 :
一行小説:01/11/15 19:16 ID:3+wTWJZA
「ハト山君、マンドラゴラを顔に塗ると姿形を好きにできるのよ!おほほほ!エコエコアザラク…」黒井ミサは言った。
245 :
一行小説:01/11/15 20:08 ID:RDtZBzOG
「どれ」ぽっぽは試しに菅の顔に塗ってみた。
すると 菅直人のトレードマーク ほくろ が消え去った!
246 :
一行小説:01/11/15 20:42 ID:YRUzuxYP
ホクロの無くなった菅は毒が20%減った。先週のチャートから3ランク下がった。
247 :
一行小説:01/11/15 22:57 ID:YRUzuxYP
「ど、どうしよう!大事なほくろが…」オロオロしているぽっぽに「すばらしい威力だった!感動した!!」と言って菅は握手を求めた。
248 :
一行小説:01/11/15 23:05 ID:F49OoQry
「あっ ピノコ語が治ってる!」
努力が報われた瞬間だった。ぽっぽは感激し、涙を流しながら喜んで握手に応じた。
「いやぁ、ぽっぽさんありがとう。大変だったでしょう」
「そんなことないのよさ!」
……伝染った。
249 :
一行小説:01/11/15 23:35 ID:PdQHznOQ
その時、真の勇者純一郎が、輝く銀髪をなびかせて、ぽっぽの目前に現れた。
250 :
一行小説:01/11/15 23:37 ID:YRUzuxYP
「どうしていつもこうなるんだろう…」ピノコ化したぽっぽは、なんでだろう(´-`).。oOスレにカキコした。
251 :
一行小説:01/11/15 23:49 ID:N+dyoo6V
真の勇者純一郎の唇がポッポの頬に触れた。その瞬間ポッポの毒は消滅した!
ポッポのHPは最大限に回復した!
252 :
一行小説:01/11/16 00:10 ID:fbNvPhMZ
ぽっぽは天にも昇る気分だった。
「これは……夢か? 夢でも…いい…醒めないで……このまま…ずっと…」
253 :
一行小説:01/11/16 00:16 ID:fbNvPhMZ
ピッ ピッ ピッ ピッ ピ ピーーーーーーーーーーーーーーー
「残念ですが」
主治医はうつむきかげんに言った。
それと同時に親族は泣き崩れた。
254 :
一行小説:01/11/16 00:27 ID:BCHKcssd
その瞬間、ぽっぽは目が醒めた。・・・・夢?・・・このハチャメチャな展開のどこからどこまでが?
だが、ぽっぽの頬には、しっかりと、かの人の唇の感触があった。
255 :
一行小説:01/11/16 00:31 ID:fbNvPhMZ
ご家族の皆様には残念な結果だとは思いますが……まあ、なんですなぁ
ほら、病気なんかは伝染されたほうが症状が重いってよく言うやん?
ごらんなさい。この幸せそうな死に顔を。幸せな夢でも見たんでしょう。
あなたはこんな顔で死ねますか?
< 完 >
しまった遅かった
257 :
一行小説:01/11/16 00:37 ID:uh37SEIv
そのころ、あくまでも天衣無縫天真爛漫、花のように無邪気な純一郎は、公邸の庭で、亀と戯れていた。
258 :
一行小説:01/11/16 00:48 ID:JwtqONPH
誰かが自分を呼んでいる・・・純一郎が目を上げると、青い空に一羽のまっ白な鳩が飛んでいた。
その鳩は、まるで、純一郎を護るかのように、いつまでも、いつまでも、飛び続けていた。
< 完 >
こりゃまた涙のエンディングだね…。
260 :
一行小説:01/11/16 02:50 ID:NVmI7wn2
最近なにか歯車が狂ったようだ。ノブテルはため息をついた。なにもかもがうまくいかない。
自分のベストスマイル賞受賞の報を聞いた時の、あの人の対応はそっけなかったと人づてに聞いたときは涙が出そうになった。
もうあの人は自分のことを…? そう思った瞬間、誰かが大臣室の扉をノックする音が聞こえた。
261 :
一行小説:01/11/16 04:21 ID:Uwhfiolz
「おめでとうございます。召集令状です」
赤紙だった。いつの間にか徴兵制が復活していたようだ。
262 :
一行小説:01/11/16 08:47 ID:f0zLQ1wQ
と思ったらそれはあの人からの励ましの手紙だった。
「打たれて強くなれ!炎のように燃えろ、この手紙の色のように」
263 :
一行小説:01/11/16 11:29 ID:KbMqWHhu
「ファイヤァァァーーー!!!」
264 :
一行小説:01/11/16 15:49 ID:tVzuxU/l
近々行われるヒロシ・ハッセーとの試合に気合満々、と噂のオオニターが叫んで走り抜けた後を見ると、
ほんとに激しい炎がメラメラと燃えていた。
しかしそれを見て「炎なら自分も負けないぞ!」と密かに闘志を燃やしている人物がいた…。
265 :
一行小説:01/11/16 17:02 ID:TGLVgVdn
「そうはイカンザキ!」カンザキーは火を消し止めた。
266 :
一行小説:01/11/16 19:27 ID:KbMqWHhu
ところが消しても消してもマキーコの尻には火がついた。
267 :
一行小説:01/11/16 19:32 ID:TGLVgVdn
マキーコは火がついたままある部屋へ向かっていた。「あの人なら解ってくれる…」
268 :
一行小説:01/11/16 19:55 ID:9fDWbzLy
三日月目の優しいあの人なら、あたしを、そっと包み込んでくれる。愛してる。愛してるのよっ。悪いかっ。
269 :
一行小説:01/11/16 20:05 ID:Bo3QkKgF
「この人は誰に話をしているのだろう?私にはワカラナイ、ワカラナイ・・・わははは!!!」
焦点の定まらない目をしてブツブツ呟いていた小町官房長が突然笑い出した。
彼はすでにもう壊れていた。
270 :
一行小説:01/11/16 20:24 ID:8mPG7lSm
知らず知らず駆け足になっていたマキーコは階段を踏み外し、一緒に転げ落ちたナカタニーと中身が入れ替わった。
271 :
一行小説:01/11/16 20:24 ID:KbMqWHhu
知らず知らず駆け足になっていたマキーコは階段を踏み外し、一緒に転げ落ちたナカタニーと中身が入れ替わった。
272 :
一行小説:01/11/16 21:25 ID:TCbBfYRW
その頃、塩爺は自慢の盆栽に水をくれていた。
273 :
:01/11/16 22:06 ID:PGOw31Wc
実は塩爺は毎日少しずつ縮んでいた。だがそのことに気づく者はいない。
このまま縮んでいくと、小泉内閣が退陣する頃には目玉親父ぐらいの大きさになるだろう。
ポッポはあの日のことを思い出すと今でも涙がでてくる。胸が苦しくなる。
総理の母の葬式で目撃してしまったのだ。総理と元妻が熱く見つめ合っている所を。
マキーコはあの日のことを思い出すと、胸が苦しくなる。
総理に「あまりペラペラ喋るんじゃないよ」と叱られたあの日。親以外には叱られた事などない。
でも・・・・私はあの人に付いて行く・・・・・地獄の果てまでも・・・だって・・・。
かよ子は、あの日のことを思い出すと胸が苦しくなる。
あの時、最後にもう一度かよ子を振り返らせたものはいったい何だったのだろう。
あの人は私を見つめていた。その強い視線が何を語ろうとしたのか、かよ子には
わからない。だが、熱いものを感じ、胸が苦しくなった。過去に愛し合った男と女。
人知れず胸の中に隠し持った傷が、同時に疼いたとでもいうのだろうか。
マキーコはボケットから小さく畳んだメモをとりだして一瞬、眉間の皺をゆるめた。
「恋はいいものだ。しかしつらいものでもあるな・・・」
総理のそんなつぶやきを耳にしていたのは、晋三ただ一人であった。
「総…」晋三が言いかけたとき、激しくノックする音がした。
次の瞬間、激しく扉が開いた。体中のあちこちに矢や矛が刺さり、ボロボロになった兵士が入ってきた。
「小泉総理! カイワレ神官"菅直人"が邪神"キョセソ"を呼び出し、国会を壊滅させました!
いずれは日本を滅ぼす気です! 総理…なにとぞご対策を………ぐふっ!」
兵士は息絶えた。
小泉総理は真顔で言った。
「"勇者"安部晋三よ。話は聞いたな?」
晋三の顔は瞬時に引きつった。
気付くと晋三は鎧冑をまとい、キョセソと向き合っていた。
「苦ゅうないぞ」
総理が言うと、遠くの方でゴングが鳴った。
(援軍はまだか。お、遅い・・・遅すぎるぞ!)
晋三の額に脂汗が滲んだ。
その時、伝書鳩が総理の肩に止まった。
真の勇者、総理純一郎は、伝書鳩の足に結びつけられた手紙をおもむろに開いた。
「ソーリ萌え〜」
次のページにも、その次のページにも、びっしりとその一言がだけが書き込まれていた。
差し出し主は確認するまでもなかった。
「またコレかよ・・・」
総理純一郎はハゲシク鬱、になるのであった。
「総理!総理!総理!総理!」
馴染みのある関西弁が聞こえてくる。
「武力行使には反対です〜 話し合いで解決しまひょ」
「また厄介なやつがしゃしゃりでてきたな」
勇者純一郎はますます鬱になるのであった。
「うるさい!清美。襲うぞっ!」
何故か桃太郎のいでたちの田嶋が吠えた。
「センセそれおかしーわ。私ら味方やないですか。なんでセンセに襲われなあかんの」
清美が抗議した。
「黙れッ!あんたを襲ってどーするんだ。アタシが襲うのは、この男たちだよ!」
田嶋は目を細め、しゅるると舌なめずりをした。
晋三は顔面蒼白の金縛り、勇者純一郎が刀の柄に手を掛けたその時であった。
「助太刀いたすー!!!」
高らかな掛け声と共に正十郎爺が割って入った。
「じ、爺!!!」
と、その時!
邪神キョセソのシャバダバ攻撃が炸裂した!!!
靖国神社が消え去った!!!
連続攻撃!!
邪神キョセソのうっしっし攻撃が炸裂した!!!
つくる会の歴史教科書が消え去った!!!
「おーっ!ね、ね!みんな見た?凄いね。感動した!」
あくまでも天衣無縫天真爛漫、花のように無邪気な純一郎なのであった。
勇者純一郎がパチパチと拍手をしたので、他の者も成り行き上なんとなく拍手をした。
勇者ジュンイチロのレベルが4アップした。
爺のMPが3アップした。
(晋)のすばやさが1アップした。
味をしめた邪神キョセソは攻撃の手を緩めない!!
無邪気に喜んでいる小泉総理たちを尻目に、邪神キョセソのハウマッチ攻撃が炸裂した!!!
テロ対策特別法が消え去った!!!
チャンチャラチャラララ♪ラッタッタ〜♪脳天気な音楽とともにハト山(妻)が手料理を持って現れた
「食べるがいいわ!!」
「このカイワレちゅうんは牛肉と合うねぇ」
食事を終えると
「10時だから寝なければ…」
塩爺は帰っていった。
ふーっ。満腹、満腹。真の勇者たちは昼寝モードに突入した。
眠りについた勇者達をよそに、キョセソは「夜の部」に備えて社に戻っていった。
カイワレを食べた菅は何かを思い出してうなされていた。
菅の容態は次第に悪化してゆく。我々はこの不可解な病の原因を調査すべく、
一路○○県の、とある山村に向かった。
カツーン カツーン
深夜の神社から何かを打ち付けるような音が聞こえてくる……。
と、その時、我々は信じられないものを目撃した!
なんと、カイワレ業者とツルネンマルテイが呪いの藁人形を打ちつけていたのである!
よくみるとツルネンの打っている藁人形の方にはメガネがかけられており、
「ハッパフミフミ」「うっしっし」と書いた紙が貼ってあった!
…ということはあの男も今頃?
しかしハッパフミフミの彼は、基本的に厚顔無恥な上に睾丸もカットされているので
まったく効果がなかった。
彼が"邪神"と呼ばれるゆえんである。
すやすやと眠る勇者ジュンイチローを柱の影からカヨコは眺め、
そんな彼女を更にぽっぽが眺め、更に二人を睨み続けるE島は親亀の背中に子亀を乗せた。
多くの視線を感じ目覚めたジュンイチローはハト山(嫁)に
「おいしい料理だった!感動した!」
と握手をすると、どこでもドアの扉を開けた
そんな衆人監視の中、のこのこと総理の部屋にマキーコが忍び込んだ。
すやすや眠る総理。マキーコは思いつめたような表情だ。手にはギラリと光るナイフ。
「総理、お覚悟!」
---CM---
キラリと光るナイフに、勇者純一郎の目は釘付けになった。
「おーっ!僕へのプレゼント?きらっと光ってきれいだねぇ。凄いね。感動した!」
あくまでも天衣無縫天真爛漫、花のように無邪気な純一郎なのであった。
ワンテンポ遅れてぽっぽが部屋に飛び込んできた。
「マキーコさん、殺人はだめだぁぁぁぁぁ!!!!」
ぽっぽは叫ぶとマキーコの手からそのナイフをを奪い取った。
「ドーーーン!!」
黒いスーツに身を包み、山高帽を被ったE島に指さされ、ぽっぽはそのナイフを落としてしまった。
「チッ!」
マキーコは聞こえよがしに舌打ちすると夜の校舎の窓ガラスを壊して回った。
マキーコの女心を誰も知らない。マキーコは泣いていた。
愛している。愛している。あの人を。この手で殺したいほど。
ナオキはスイートハニーのすすり泣く声で目が覚めた。
一方、容態が悪化していた菅直人は
誰に看取られることもなく、静かにこの世を去ったのであった。。
<享年55歳>
ぽっぽは金にモノを言わせて菅の遺体をブラックジャックに預けた。
ブラックジャックが、神の手と言われたその手で、ちょちょいと菅ののどをこすると、呪われた大量のカイワレが吐き出された。
・・・・菅は生き返った。しかし・・・・
ちぇんちぇいのおかげで生き返ったよのさ!
感謝感激雨あられなのよさ!アッチョンブリケ!!
菅直人は変わってしまった・・・。
「あっちょんぶりけ!」ティカゲが堂々としたソプラノで叫んだ。
それを見て、福田が嫌な顔をした。
「茶番ですな・・・」
苦々しく吐き捨てるように言うと、本当に吐いてしまった。
マキーコは宝箱を開けた。
「何より大切なもの」
マキーコは少女のような無邪気な笑みを浮かべた。
それはあの人から「おみやげ〜」と渡された論語だった。
論語を抱き締めて、マキーコは泣いた。
あの人は変わってしまった。あの三日月目で微笑みかけてくれたあの人はどこに消えたの?
心配のあまりナオキが声をかけた。
「ヘーイ、マイスィートハニー。元気してるか〜い!!」
悲しみのマキーコは、ナオキに跳び蹴りを食らわせた。
「うるさいわねっ」
その頃、堂々たる体躯にピンクのブルゾンを身にまとった中谷大将軍が、自衛官
200万人を率い、目白の田中邸目指して行進していた。
カイワレ神官"菅直人"が邪神"キョセソ"を呼び出し、国会を壊滅させた一報が入り、
次のカイワレ神官のターゲットは田中邸という極秘情報があったからである。
…しかしカイワレ神官が諸事情でピノコになってしまっていたことを、中谷大将軍はこの時、知る由もなかった。
準備は整った。しかしいくら待てども敵は来ない。中谷は焦りと苛立ちを隠せなかった。
と、その時!
一人の兵士からニュース速報が中谷に伝えられた。
「OKギフトショップ破産!負債10億、キョセソ氏、帰国へ」
さすがの"邪神キョセソ"も経営の逼迫には勝てなかったということか。
中谷は満面の笑みを浮かべ、撤収を合図した。我々は勝ったのだ。
一方、菅の変わりようにびびったぽっぽ。しかしその時…。
「おや?一体ここはどこなんだ?」 まぎれもなく聞き覚えのある菅の声だった。
「…ああ、元にもどったんだね!?よかったあ…」
「ぽっぽ、カンカンはもうだいじょうぶよのさ、アッチョンブリケ!!」
ぽっぽは驚愕し、がっくりと膝の力が抜けた。本人の意志とは関わり無くピノコモードと切り替わるらしい。
こ、これからどうしよう…。ぽっぽは力なくため息を吐いた。
菅のピノコ症状を治すには、タクラマカン砂漠の真ん中に生息していると言われる
「マンドラゴラ」の根っこを煎じて飲まないといけないらしい。
しかしマンドラゴラを発見できる確率は、九州でオーロラを見るのと同じくらい難しいとか。
「終わった・・・」ぽっぽはうなだれた。
しかしその時、ぽっぽは偶然にもマンドラゴラがヤフオクで出品されているのを発見した。
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「・・・怪しい」
ぽっぽは直感でそう思った。
「ネットオークションでお買物ですか。僕はデキる国会議員ですってわけだ。」
岸部一徳が真後ろで言った。
うわぁ!ぽっぽは驚いて飛び上がった。
「なんですか、あなたは!なんでいるんですか!」
岸辺はニヤリと謎の笑みを残して消えた。
気を取り直して、ヤフオクに大金1万円で、入札したぽっぽではあった。が、しかし・・・・
マンドラゴラの根は人の姿に似ていると聞いてはいたが、これではまるで…
「これって…扇さんだよなぁ。飲んで平気なのかなぁ」
すると、突然、マンドラゴラはソプラノでしゃべり始めた。
「あーら、よろしくってよ。」
やっぱり嫌な予感がする。
でもこれを飲まないとピノコ病は治らない。
ぽっぽは悩んだ。
「お飲みなさいってばぁ!」
ティカゲが叫んだ。
「ハト山君、マンドラゴラを顔に塗ると姿形を好きにできるのよ!おほほほ!エコエコアザラク…」
黒井ミサは言った。
「どれ」
ぽっぽは試しに菅の顔に塗ってみた。
すると 菅直人のトレードマーク ほくろ が消え去った!
ホクロの無くなった菅は毒が20%減った。先週のチャートから3ランク下がった。
「ど、どうしよう!大事なほくろが…」
オロオロしているぽっぽに
「すばらしい威力だった!感動した!!」
と言って菅は握手を求めた。
「あっ ピノコ語が治ってる!」
努力が報われた瞬間だった。ぽっぽは感激し、涙を流しながら喜んで握手に応じた。
「いやぁ、ぽっぽさんありがとう。大変だったでしょう」
「そんなことないのよさ!」
……伝染った。
その時、真の勇者純一郎が、輝く銀髪をなびかせて、ぽっぽの目前に現れた。
「どうしていつもこうなるんだろう…」ピノコ化したぽっぽは、なんでだろう(´-`).。oOスレにカキコした。
真の勇者純一郎の唇がポッポの頬に触れた。その瞬間ポッポの毒は消滅した!
ポッポのHPは最大限に回復した!
ぽっぽは天にも昇る気分だった。
「これは……夢か? 夢でも…いい…醒めないで……このまま…ずっと…」
ピッ ピッ ピッ ピッ ピ ピーーーーーーーーーーーーーーー
「残念ですが」
主治医はうつむきかげんに言った。
それと同時に親族は泣き崩れた。
その瞬間、ぽっぽは目が醒めた。・・・・夢?・・・このハチャメチャな展開のどこからどこまでが?
だが、ぽっぽの頬には、しっかりと、かの人の唇の感触があった。
ご家族の皆様には残念な結果だとは思いますが……まあ、なんですなぁ
ほら、病気なんかは伝染されたほうが症状が重いってよく言うやん?
ごらんなさい。この幸せそうな死に顔を。幸せな夢でも見たんでしょう。
あなたはこんな顔で死ねますか?
< 完 >
そのころ、あくまでも天衣無縫天真爛漫、花のように無邪気な純一郎は、公邸の庭で、亀と戯れていた。
誰かが自分を呼んでいる・・・純一郎が目を上げると、青い空に一羽のまっ白な鳩が飛んでいた。
その鳩は、まるで、純一郎を護るかのように、いつまでも、いつまでも、飛び続けていた。
< 完 >
キリいいとこまで拾ったぞゴルァ!
今回めちゃめちゃスレ回ってんじゃねえかゴルァ!
しかも読めば読むほどわけわからんぞゴルァ!
これからも「右肩上がりのそれいけどんどん」(by.塩爺)でいけやゴルァ!
284 :
あはは:01/11/16 23:58 ID:1PK6SOsy
あははははははははははっ〜。ははははははははっ〜。めちゃ面白いですっ。
一行収拾家殿、ありがとうござんすっ。
確かに・・・わけわからん(w
友情あり、恋心あり、嫉妬あり、涙あり、鎧冑あり、ヤフオクあり(w
いろいろなものを網羅して、小説のデパートと化しております。
あと足りないものは何だろう?
ないけど別にいいものは、ツジツマ。
>288
「勇者様のちう」はある意味魔法では?
290 :
一行小説:01/11/17 10:36 ID:RJbMw6Y3
塩爺は可愛い盆栽に見慣れない実がなっているのをみつけた。「ほー?」
291 :
一行小説:01/11/17 13:58 ID:b8yIdQEX
部屋の外は騒々しかったが塩爺は「純ちゃんあたりなら、なんや一句詠みよるんやろなぁ」と、盆栽いじりに夢中になっていた。
292 :
一行小説:01/11/17 20:02 ID:nouaQ45J
コンコン!「どちらさん?」「石原ですけど…」ノブテルは、からくりTVを見て年寄に相談してみようと思ったのだった。
293 :
一行小説:01/11/18 07:38 ID:8VfI1gSO
「これはこれは。さて、どうないしはりましたのや?」ノブテルは塩翁の河内弁にマターリと癒された。
294 :
一行小説:01/11/18 09:30 ID:RellQvhc
ノブテルはおずおずといった。「塩川さん・・・お、お願いがあるんですけど」
「ほお、なんでっしゃろ」塩翁の目が一層マターリと細くなった。
295 :
一行小説:01/11/18 10:10 ID:+0gw9aLF
あれ?何を相談しようとしてたんだっけ?「あの…忘れてしまいました…」ノブテルが言うと塩爺は更に満足そうに笑った。
296 :
一行小説:01/11/18 11:06 ID:+0gw9aLF
「ほな、それでええやないの。もうよろしいやろ」ノブテルは有難い気持ちで大臣室を後にした。
297 :
一行小説:01/11/18 13:50 ID:Z3wFn1Dp
塩翁に相談を持ち込む者はあとを断たなかった。
財務大臣執務室は、さながら中学校の保健室かカウンセリングルームの様相を呈していた。
「ほな、次の人〜」
298 :
一行小説:01/11/18 15:46 ID:NO9pnWP1
塩爺の前に現れたのは川口ヨリコだった。
「最近…常に誰かの視線を感じるんです」
299 :
一行小説:01/11/18 21:26 ID:qhHJqWqn
「ほ〜、別嬪さんは辛いのぉ。ふぉっふぉっ…ぇえっほ!げほっ」
300 :
一行小説:01/11/18 22:33 ID:RellQvhc
「えっ?そんな別嬪さんだなんて・・・」順子は可憐な少女のように頬を染めた。
その時男の声がした。「正直あなたは美しい!僕はあなたから目が離せない!」
そこにはマスゾーエが立っていた。
301 :
一行小説:01/11/18 22:39 ID:RellQvhc
「でも、困るんです。私・・・」「好きな人がいるんです、なんてベタなことは言いっこなし
ですよ!なにしろ僕はマスゾーエです!」
302 :
名無し:01/11/18 22:41 ID:7oS4vRPE
マスゾエw
303 :
一行小説:01/11/18 23:16 ID:RellQvhc
「とにかく僕はマスゾーエです」もう一度念を押した。順子は心の中で思った。
(嫌だわ。押しの強すぎる人って・・・。それに比べてあの方は・・・)
うふふ。順子は思わず微笑んでしまった。マスゾーエは驚喜した。彼女は僕に気があるぞ!
304 :
一行小説:01/11/18 23:41 ID:RellQvhc
「浮気と本気の境目いうんは何処にあるんやろなぁ」マターリと塩翁が言った。
純一郎は啜っていたお茶を噴いてしまった。
305 :
一行小説:01/11/19 00:11 ID:XGzVe3Cl
「し、シオカワさん、今なんて?」純一郎はハンカチで口元を拭いながら聞いた。
「は?ワシなんぞいうた?忘れてしもた・・・」
ずずーっ。
塩翁は美味しそうにお茶を啜った。
306 :
一行小説:01/11/19 00:26 ID:sH/uEDor
「ちょっと!どうなってんのよ!!」外見はナカタニーになっているマキーコはノックもせずに部屋に飛び込んできた。
307 :
一行小説:01/11/19 00:51 ID:894L6a5G
順子は叫んだ。「この、エロジジィ!!」
その時、彼女の口から出たのはタジーマの声だった。
マスゾーエの笑顔が凍り付いた。
308 :
一行小説:01/11/19 01:13 ID:/gzmunMa
「あなたは一体何者だ!?」
マスゾーエは薄々わかっていながらも一応そう聞いてみた。
「ふっふっふ・・・ふが4つ」
彼女は特殊メイクを剥がし始めた。
309 :
一行小説:01/11/19 04:38 ID:M9lxeeeF
しかし、マスゾーエが予想もしない意外な人物の顔がそこにあった。
「カラオケで自分に酔ってるコイズミはヒトラーなのよ!」
タジーマも一目置くと言う社民党の隠れ女帝、中川「びっくり」トモコであった。
310 :
一行小説:01/11/19 05:41 ID:EOkNjImD
「オレは自分に酔ったことなんか1っっ回もない!!」純一郎はそれだけ言うと客席に戻った。
311 :
一行小説 :01/11/19 10:10 ID:XGzVe3Cl
「だいたいねぇ、女帝は私一人でじゅうぶんです!退場を命ずる!よろしいか!!」
オタカさんが中川「びっくり」トモコに厳命した。
312 :
一行小説:01/11/19 10:20 ID:XGzVe3Cl
その場にいた全員が拍手した。
中川「びっくり」トモコは半狂乱になり両手を振り回して暴れ始めたので、
SPが取り押さえようとした。
が、輝ける獅子純一郎が静かにそれを制した。
「止めなくていい。そっとしておいてあげなさい」
その慈愛に満ちた言葉に、その場にいた全員の目がウトーリとなった。
313 :
一行小説:01/11/19 10:25 ID:vm7zjvS1
マスゾーエはうっとりしたあまり髪の毛が328本増えた。オタカさんは場を乱した自分を戒めるためラマダンに入った。
その瞬間中川「びっくり」トモ子から毒が消えた!「は!私ったら今まで何をしてきたのかしら・・・・
恥ずかしい」トモ子の顔は赤面した。と同時に輝ける獅子を見つめるトモ子の目にも
はぁとマークが浮かんでいた。
315 :
一行小説:01/11/19 12:42 ID:sH/uEDor
「なーんてね!!」純一郎が目尻を下げると黒子姿のE島はトモ子を場外に追いやった。
316 :
一行小説:01/11/19 13:22 ID:k66DTkS8
純一郎はまわりを見渡して言った。
「犯人はこの中にいる!」
みな一様に驚いたような表情を浮かべている。
317 :
一行小説:01/11/19 15:25 ID:894L6a5G
純一郎は、おもむろに口を開いた。
「さて、皆さん……」
名探偵、全員集めて「さて」と言い。このパターンだけは聖域のままだった。
318 :
一行小説:01/11/19 15:35 ID:vm7zjvS1
ダララララララ…(ドラム)ダン!「おめでとう!今回の犯人はマツナーミ君!君だ!!尚、トロフィーの他に副賞として『総理と行くアメリカ7日間』が贈られます」
319 :
一行小説:01/11/19 15:56 ID:XGzVe3Cl
マキーコがマツナーミにコップの水をぶっかけた。
「元総理大臣の娘の私ですら、なかなか海外に行かせて貰えないってゆーのに、
生意気!きーっ!!!」
320 :
一行小説:01/11/19 17:10 ID:sH/uEDor
「あー、こらこらケンカはイカンがな」塩爺が小槌を振うと純一郎は小純一郎11人に分身した。「みんなで分けたらええやろ」
321 :
一行小説:01/11/19 17:39 ID:WZkA08R1
ノブテルは、塩爺におずおずと聞いた。「こ、この姿は、元に戻るんですよね、…総理」
その間にも、どっから出て来たと言いたくなるような、お馴染みの国際的超党派のメンツでの奪い合いが起きて、
先着11名様限りの小純一郎はあっという間になくなった。
322 :
一行小説:01/11/19 18:13 ID:cf+Bejyw
なぜか小純一郎をゲットできた一人、ブシューは久しぶりに楽しい気分になった。
「ジュンイチローがユカワに渡しちゃった「プレイヤー・サイクル」もウチにあるし、
寝る前に一緒に聞くんだ〜ふふふっ」
323 :
一行小説:01/11/19 18:33 ID:5AY4slcL
「しかし、あれでいいかね。」オリジナル純一郎は、塩爺に語りかけた。
「皆が、純ちゃんの分身と思とるなら、それでよろしおますやろ。」
塩爺が、丹精かけて育てた、可愛い盆栽の見慣れない実、それこそが、小純一郎の正体であった。
324 :
一行小説:01/11/19 18:32 ID:FeYTV7vu
塩爺の小槌の振り方がまずかったのか、プチ純一郎は人形のように何もしゃべりも動きもしないらしい。
その噂を聞いたぽっぽ(←プチ純一郎ゲットできず)は狂おしい気持ちになった。
建前:「このままでは、日本は大変なことに…」
本音:「純ちゃん、されるがままなの?イヤだああ…(嫉妬&羨望)」
325 :
一行小説:01/11/19 18:44 ID:Q0j6it/b
ぽっぽは小純一郎の正体が塩爺の盆栽の実だとは気づかぬまま、
「小純一郎を回収する旅」に出る支度を、はりきって始めたのであった。
326 :
一行小説:01/11/19 19:37 ID:vm7zjvS1
「たのもーーー!!!」ぽっぽはティカゲの間の前で声を上げた。
327 :
一行小説:01/11/19 21:10 ID:sH/uEDor
部屋に飛び込むと案の定、きらびやかに飾り立てられたプチ純がティカゲの手にのっていた。
328 :
一行小説:01/11/19 21:58 ID:gWKJYGGN
総スパンのタキシードに大きな羽根…これじゃまるでタカラヅカの男役じゃないか。
ぽっぽはプチ純を見て絶句した。
あはは。あは。あはははっ。・・・一行小説、おもしろ過ぎっ。
純タン、男役の燕尾(エンビ)似合いそう。
ティカゲにワッカのドレス(アントワネット様風)もいいかも。
総理、国民がついてるよ〜。頑張って!
333 :
一行小説:01/11/19 23:34 ID:sH/uEDor
娘の衣装(娘。に非ず)を身につけたティカゲは、ぽっぽを見据えて歌いだした。
334 :
一行小説:01/11/20 00:03 ID:/+jtcYi4
「スミレのは〜な〜」自分の歌に酔いしれているティカゲの隙をついて
ポッポはプチ純の奪取に成功した・・・・。ふう1体目。
335 :
一行小説:01/11/20 00:21 ID:RIeuloqv
ぽっぽは森ヨシロー部屋の前にいた「…絶対いるっ!!」
336 :
一行小説:01/11/20 02:10 ID:sdiogZtN
ぽっぽは息を殺してドアの前に近づいた。
ごくりとつばを飲み込む。
ぽっぽがドアノブに手をかけた、その時だった。
337 :
一行小説:01/11/20 02:32 ID:ZFllZetT
「さっきブシューさんから電話ありましたけど…なんでもプチ純が変だ、って言うんですけど、どういうことでしょうね?」
ドアの奥から、ヨシローの秘書の声がした。
ブ、ブシュー…、なぜプチ純ちゃんがホワイトハウスに!?気配を殺しつつも、ぽっぽは大混乱していた。
338 :
一行小説:01/11/20 08:13 ID:ymaXF+Sy
「純ちゃんはいつも変なんじゃないのー?」ゲットしたプチ純をもてあましながらヨシローは言った。「歌ぐらい歌うかと思ったけどなぁ料亭のおかみにでもあげちゃおうかなコレ」
339 :
一行小説:01/11/20 09:58 ID:1PWjg9NF
プチ純はそれを聞くや否や、さっと顔色を変えると、ヨシローの脇をするりと抜け
精一杯ドアに向かってダッシュした。
「どこへ行こうというのかね」
ヨシローは余裕の表情だ。
340 :
一行小説 :01/11/20 10:07 ID:er1FP9C7
純ちゃんを、料亭のおかみにでもあげちゃおうかななんて・・・許せない!
怒りのあまり、ぽっぽは、料亭のおかみに変身した。
「あ〜ら、森た〜ま、素敵なお人形ですこと〜」
ヨシローが、条件反射で鼻の下を伸ばしたその瞬間、ぽっぽはヨシローにとび蹴りを食らわせ、
すばやくプチ純をゲットした。これで2体目。
341 :
一行小説:01/11/20 10:43 ID:ldhqG/jo
欲しかった訳でもないのにオバちゃん本能\でプチ純を手にいれたオタカさんは、どうしたものかと悩んでいた
342 :
341:01/11/20 10:46 ID:ldhqG/jo
また勝手に¥が(゚o゚;
(^Д^)ギャハ!オカシイ!!>¥342
◆あなたは、小泉内閣には・どのくらい続いてほしいと思いますか。
・できるだけ長く 44.1%
・2年か3年 32.3%
・1年くらい 9.3%
・半年くらい 3.0%
・できるだけ甲くやめる 4.3%
・その他 0.4%
・答えない 6.7%
【調査方法】読売新聞 ▽調査日11月17・18日
▽対象者全国有権者3000人▽方法個別訪間面接聴取法
>344
長期政権希望が8割の内閣って前代未聞だよね。
もう小泉総理抜きの国会・党首討論・予算委員会なんて考えられない・・・・。
346 :
一行小説:01/11/20 15:53 ID:er1FP9C7
オタカさんのプチ純一郎に激しく萌えている女が3人、じーっと隙を伺っていることなど、
男に対しても、頑固印のオタカさんが気付くはずもなかった。
347 :
一行小説:01/11/20 20:08 ID:RIeuloqv
「しまったしまったしまったぁぁぁ〜!!」辻本は『小さないきもの』を見て、自分の中ですっかり忘れていたオトメ心が疼いている事に動揺した。
348 :
一行小説:01/11/20 20:16 ID:RIeuloqv
「あぁたしは社民党じゃなぁぁい!!」タジーマは消火器を噴射した。「何の騒ぎだ!?」ぽっぽは走った。
349 :
一行小説:01/11/20 21:08 ID:MEfd8LOk
プチ純が社民党議員に虐待されている!これは救わねば!
ぽっぽは走った。しかしその時!
「ハト山さん、あきまへん〜 話し合いで解決せにゃ文明社会の一員や言えまへんで」
またしても辻元が邪魔に入った!
350 :
一行小説:01/11/20 21:09 ID:US1YDcGU
ブシューはプチ純をお人形セットの椅子に座らせた。
プチ純は日の丸と星条旗を手にしていた。
駐日大使のベーカーがプチ純をFederal Expressで送る時に手に持たせたのだ。
ブシューは言った。"Show the flag."
プチ純はカエルを出した。
351 :
一行小説:01/11/20 21:21 ID:US1YDcGU
ブシューは混乱のあまり森ヨシローにクレーム電話をかけた。
"Who are you?"
"I'm George Bush's son."
"Me too."
"Are you my brother!!??"
明日の党首討論、このスレ的に美味しいドラマは起こるのか?
色んな意味で楽しみ〜。
353 :
一行小説:01/11/20 22:37 ID:ldhqG/jo
ぽっぽは消火器の白い粉の中でモゾモゾ動くプチ純を見逃さなかった。3体目、ゲットだぜ!心の中で叫んだ。
354 :
アプ屋:01/11/20 22:45 ID:LiZvCyVn
うおお、一体どこから拾えば良いんだ……(;´Д`)
一行収集家さんを信じさせてもらいまっせ。
355 :
一行隊員:01/11/20 22:50 ID:RIeuloqv
とばし過ぎてる?(w
アプ屋さんと一行収集家さんて同一人物かと思ってた〜
357 :
一行小説:01/11/21 00:49 ID:kDHYUyK3
ブッシュが、ヨシローとの電話会談で大混乱しているその時、一羽の真っ白い鳩が、天空から、舞い降りたのである。
そして、その嘴で、プチ純を優しくそっとくわえると、いずこともなく飛び去ったのである。・・・ブッシュの手には、カエルだけが残ったのであった。
358 :
一行小説:01/11/21 01:02 ID:0ALyB/vc
「あれ、僕は何してたんだろう?」ふと気が付くと、なぜか、ぽっぽの手の中に4番目のプチ純がいた。・・・
自身の愛の思念が、白鳩となって、遠い異国まで、飛んでいったことなど、全く気付かないぽっぽであった。
359 :
一行小説:01/11/21 01:33 ID:oOVLcXjL
ちょうどその頃、オリジナル純一郎は大きな白鳩につかまり、大きな海原を渡る夢を見た。
「いや〜なんだかリアルな夢だったなあ…でも爽快爽快」
360 :
一行小説:01/11/21 02:37 ID:DLKlAM8t
オリジナル純一郎は、大きくのびをすると、公邸の庭の亀を窓から見下ろした。
「亀の次は・・・毛並みの良い鳩が1羽いても、いいかもしれんなぁ」
復党したのに忘れられているクニーオであった(哀)。
361 :
一行小説:01/11/21 02:39 ID:EsyiwMiM
これで4つ・・・あと3つプチ純を揃えれば、どこからともなく神竜があらわれ
一つだけ願い事を叶えてくれるという・・・そう・・・。
「政権交代まであと3つ」ぽっぽは燃えた。
362 :
一行小説:01/11/21 03:02 ID:DLKlAM8t
塩爺は、盆栽の鉢に装備された追尾装置で、プチ純の行方をモニターしていた。
プチ純は、一つまた一つと、音羽の鳩山会館に集められていた。
363 :
一行小説:01/11/21 03:15 ID:76HDpx2b
そのころ鳩山会館では、ぽっぽが党首討論のリハーサルをしていた。
討論の出来によっては、首が飛ぶと世間では囁かれているためだ。
あと3つ集めるまで持ちこたえなければ。
…が、かわいいプチ純を見ると、ついつい遊んでしまいたくなる。
果たしてこの誘惑に勝つことができるのか、ぽっぽ…!?
364 :
一行小説:01/11/21 03:58 ID:b9uyRzw0
プチ純は全11体。ぽっぽがあと1つプチ純をGETすれば、計5体となり
自分以外の誰かが7体揃えて願い事をかなえてしまう可能性はなくなるのだ。
ここが瀬戸際なのである。
だが、しかし、ぽっぽはかわいいプチ純の誘惑に負けそうになっていた。
365 :
一行小説:01/11/21 10:58 ID:oC/0ZL/f
E島の手に渡ったプチ純は教育の甲斐あってか1つ言葉を覚えた。「感動した!!!」
366 :
一行小説:01/11/21 11:32 ID:yLN/hSt4
「感動した!!!!」突然、ぽっぽの4体のプチ純が一斉に叫んだ。
実は11体のプチ純はシンクロしているのであった。
367 :
一行小説:01/11/21 11:50 ID:yLN/hSt4
党首討論のリハーサルをしていたぽっぽは、嬉しさにぽっと頬を染めた。
「僕の演説、そんなにいいかなぁ? 」あくまでも、純情無垢なぽっぽであった。
368 :
一行小説:01/11/21 14:04 ID:6PEFpbT4
すっかり自信がついたぽっぽはリハーサルを放り出して4体のプチ純と旅を続けた。
369 :
一行小説:01/11/21 14:06 ID:oC/0ZL/f
ぽっぽは「発泡酒を愛する会」に迷い込んだ。
370 :
:01/11/21 15:30 ID:yLN/hSt4
今日の党首討論・・・ぽっぽはほんとに純ちゃんを好きなんだね・・・
371 :
一行小説:01/11/21 19:58 ID:6PEFpbT4
「そういえば純ちゃんの息子がCMやってるのも発泡酒だなぁ」
372 :
一行小説:01/11/21 20:31 ID:rs1UzdB7
「…飲むかな…」ぽっぽはプチ純隊に発泡酒を与えた。
374 :
一行小説:01/11/21 21:39 ID:6PEFpbT4
一杯やっていい気持ちになったプチ純隊は歌いだした。「フォ〜エバラ〜ブ♪」「わわわ…」ぽっぽはあわてたが、そこに一緒に歌う5体目を見つけた。「…ゲッチュー…」
今日の見たよ〜。
あの二人ホントにいい感じだねえ。
376 :
無党派さん:01/11/21 22:23 ID:oC/0ZL/f
>375
>375 そして相変わらず純さんとCちゃんはヤな感じだねぇ(w
純ちゃんとポッポで日本を変えて欲しい。
379 :
376:01/11/21 22:29 ID:oC/0ZL/f
やっちゃった…ゴメソ\
¥>379(w
381 :
一行小説:01/11/21 23:01 ID:syL4hpaM
「やりましたねぽっぽさん。政権交代まであとプチ純2つじゃないですか。がんばりましょう」
菅直人は嬉しそうに言った。
「あ・・・うん」なぜかぽっぽはうかない顔だった。
なぜなら・・・ぽっぽの願いは「政権交代」よりも「純ちゃんとラブラブ」のほうに
急速に傾きつつあるからだ。欲望は人を狂わせるのだ。
382 :
一行小説:01/11/21 23:15 ID:rs1UzdB7
そう言う菅もスーツのポケットにプチ純を忍ばせていた。
党首討論でぽっぽが純ちゃんに渡した冊子。
もしかしたらあの中に「ぽっぽメモ」が挟んであるのでは?と思った
私は逝ってよし!ですね…。
>ぽっぽが純ちゃんに渡した冊子
何ですか、それ?
ごめんなさい、党首討論見られなかったので教えてくだされ〜
>383
>もしかしたらあの中に「ぽっぽメモ」が
「ソーリ萌え〜」ですね。ともに逝きましょう。
でも靖国参拝反対してる限り、純さんが民主に行く事はないのだよ、ぽっぽ…やっぱ小鳩党だな!!
>386
8月15日は仮病つかって家で寝てればいいじゃん(見て見ぬふり)>ポッポ
388 :
一行小説:01/11/22 01:30 ID:q5tEilD0
勿論、菅の野望は民主党党首復帰である。ぽっぽが6体目のプチ純をGETした瞬間に
横取りし、自分の願いを叶えてしまおうという寸法だ。
さまざまな思惑が錯綜しつつ、プチ純は集まってゆく………。
それは"情念の鬼"現・外務大臣のあの女も例外ではなかった。
390 :
一行小説:01/11/22 04:02 ID:K1tt+Hcp
マキーコはぽっぽがプチ純を5体まで集めていることを、風の噂で耳にしていた。
「やっと4体…。これじゃだめね。誰か、ハト山から奪ってくるのよ!きーーっ」
逆上するマキーコに怯えて、外務官僚はあわてて部屋から逃げ出した。
いきなり乙女モードに戻り、マキーコは言った。「あと残り2体はどこにあるのかしら?」
391 :
一行小説:01/11/22 04:22 ID:UGKRbuCc
残り2体のうちの1体は意外なところにあった。とある大臣室の廊下に落ちていたのだ。
「そういえば最近、あの方とお話する機会があまりないのよねえ…」
転がって乱れていた銀髪をVO5で直してあげながら、ヨリコはくすくすと笑った。
プチ純 = 小純一郎は全11体。
7体揃えるとどこからともなく神龍が現れ、どんな願いでも一つだけ(以下省略)
ぽっぽ/ハト山 現在5体所持
マキーコ/田中外務大臣 現在4体所持
菅直人/菅直人 現在1体所持(現段階で知られていない)
ヨリコ/川口順子環境大臣 現在1体所持(現段階で知られていない)
プチ純は当初何も話さない設定だったが「感動した!」という言葉のみ覚えたらしい。
では、続きをどーぞー
393 :
384:01/11/22 07:02 ID:F1TvhrPO
389さんありがとうござ〜ます。
ふむ〜、入ってたな、メモ。
>吉永小百合「悶え死んでしまいます」と純トーク (サンスポ)
見出し見て驚いた!
が、内容は光源氏のことで関係なかった(w
>394 禿藁 なにげに最近「純」の字ついた商品多くないか〜?単に気にし過ぎ?
396 :
番外?:01/11/22 12:13 ID:EMrKWUbE
文芸板「この三語で書け! 即興文ものスレ 巻之三」こんなんで書いてみました。
お題は「番号」「着物」「傘」
ルールが15行以下なので物足りない(w
398 名前:「番号」「着物」「傘」 :01/11/22 12:00
─ねえ・・・。私は何番目?
─なにが?
─貴方の中の優先順位の何番目?
その瞬間、女は自分に落胆する。
軽く訪ねるつもりが、これでは詰問だ。
ははは。男は、水たまりを避けるふりをして下を向いたまま笑った。
─番号なんてつけられないよ
嘘。
泥混じりの雨が跳ねて裾を汚した。
─せっかくの着物が台無しになっちゃうよ
男は一層傘を傾けてくる。
馬鹿。貴方が濡れちゃうじゃない。
いいのよ。着物なんて。
女の目の淵がじわりと滲んだ。
そして、傘を持つ男の腕に一層強くすがった。
398 :
一行小説:01/11/22 14:34 ID:R80fDPHw
ヨリコはプチ純の服のホコリを軽く払い、「見つからないようにしなさいね」と、そっと逃がした。『私はやっぱり本物のほうが…』
>>399 ぎゃ〜ははははははははっ。すげタイトルの記事〜。内容も大笑い。
『週刊女性』
「緊迫スクープ 崖っぷちでも更迭されない裏事情 真紀子外相が嗅ぎ回る小泉首相離婚の仰天真相」
http://www.shufu.co.jp/CGI/magazine/data_out.cgi?syori=woman これ立ち読みしたら、結局マキコが純ちゃんの女性関係とかDVだとかの
ネタを握ってるってことみたいなんだけど、
はっきりいって週刊現代と同じく、ネタと推測の域。全然根拠がないっていうか…。
手に取って見た時間を返せ!って感じ。オンステ的にも全然収穫なかったしさ〜。 ←これ、重要です。
いったい、どこがスクープじゃ!!((C)399さん)
みんな見出しは、とりあえず「スクープ」ばっかり。あははっ。
>399,401
ここまで来ると「笑いとってんの?」ってッ感じだよね。糞雑誌だわー。
>>396
イイ!!(・∀・)純さまを想い浮かべてうと〜〜〜〜り。
403 :
一行小説:01/11/22 18:56 ID:e8uHgGgl
狂牛病2頭目発生の知らせで廊下をダッシュしていたタケベは、派手にこけた。
「イテテテ、何だよこれ…!!」腹が立って、自分がつまづいたものを拾い、投げ付けようとするタケベ。
しかし、それがプチ純であることに驚き、タケベは、昨日の会食時の優しい言葉を思い出していた。
「俺の前でそんなこと言うな、…か」プチ純を手に乗せながら、空を仰ぐタケべであった。
404 :
一行小説:01/11/22 20:35 ID:jcjF1v7x
11個の実を落とした塩爺の盆栽は役目を果たしたかのように枯れてしまった「神さんのおぼしめしやなぁ…あ?」見落としていた実があった。しかしコレは…「あかんがな…」プチ龍は塩爺を見上げてニヤリと笑った。
党HP(ケータイ版)待受タイトルの『小泉純一郎の熱き100日』ってどうよ(w
403を書いたものですけど、よく考えたら時系列が間違ってる…。
狂牛病2頭目発生 → 「俺の前でそんなこと言うな」発言
の順番でしたね…。ひええっ、見逃して〜。
>>405 純ちゃん@電車の中が、なんか笑えました。冷やし中華もいいね。
407 :
一行小説:01/11/23 11:04 ID:eewGAbJN
タケベは、ハッと我に返りプチ純をポケットにしまい、用意された車に駆け込んだ。
408 :
番外作者:01/11/23 13:18 ID:SU01bvB4
ちょっと逝っちゃってる番外書いたんだけど、
今一行小説盛り上がってるし、雰囲気壊すとアレなんで、やめとくね。
あー、脳内で妄想が・・・(タスケテクリ!
>>408 番外作者さま〜、そんなこと言わないで、どうぞ書いてくだされませ。
すっごく楽しみにしてま〜す。あの濡れたような情感描写、な〜んとも言えません。
410 :
一行隊員:01/11/23 16:16 ID:5xJPRFY5
>408 終わる(か盛下がる)の待ってるとキリがないんで書いて下さい(^_^; 国民のみならず記者の妄想心も煽る…純さんだもの(byみつお)
─差しつ差されつ。こうやって、おでんをつつくのもいいなあ。
あったまるし。 身も、心もね。
一緒に鍋を囲む人がいるって幸せだよな。
男が鍋に箸を伸ばしながら言った。
─あら、ご家族がいらっしゃるじゃありませんか。
男に妻はない。だが姉弟と、息子達がいる。
─家族ねえ・・・
家族には「愛」はあるけど、「恋」はないから。
何食わぬ顔でそう言い、そしてすぐふふふ、と照れて笑う。
─いやねえ、酔ってるんでしょう。
女は「恋」と言った時の男の声が、
胸の奥のほうにぽつりと灯をともすのを感じながらも、
表向きは涼しい顔をつくるのに成功している。
男は、蒟蒻をつまもうと悪戦苦闘していた箸をとめて抗議する。
─酔ってないよ。
ああ、そうか・・・ 、、、
君は俺のこと、酔わないと口説けない男だと思ってるんですね。
ですね、と最後のほうを諭すような口調で言う。
だが、目元が微笑んだままだ。
─酔ってでも。シラフでも。どちらでも。
あなたが口説いて下さるのなら大歓迎。
さあどうぞ口説いて、と女は芝居がかった仕草で居住まいを正し、
両手をきちんと膝の上に重ねた。
ほんの数秒、二人は真顔で向き合った。
耐えきれずに男が吹き出した。
女もそれにつられてしまう。
412 :
↑失敗:01/11/23 16:43 ID:SU01bvB4
─差しつ差されつ。こうやって、おでんをつつくのもいいなあ。
あったまるし。 身も、心もね。
一緒に鍋を囲む人がいるって幸せだよな。
男が鍋に箸を伸ばしながら言った。
─あら、ご家族がいらっしゃるじゃありませんか。
男に妻はない。だが姉弟と、息子達がいる。
─家族ねえ・・・
家族には「愛」はあるけど、「恋」はないから。
何食わぬ顔でそう言い、そしてすぐふふふ、と照れて笑う。
─いやねえ、酔ってるんでしょう。
女は「恋」と言った時の男の声が、
胸の奥のほうにぽつりと灯をともすのを感じながらも、
表向きは涼しい顔をつくるのに成功している。
男は、蒟蒻をつまもうと悪戦苦闘していた箸をとめて抗議する。
─酔ってないよ。
ああ、そうか・・・ 、、、
君は俺のこと、酔わないと口説けない男だと思ってるんですね。
ですね、と最後のほうを諭すような口調で言う。
だが、目元が微笑んだままだ。
─酔ってでも。シラフでも。どちらでも。
あなたが口説いて下さるのなら大歓迎。
さあどうぞ口説いて、と女は芝居がかった仕草で居住まいを正し、
両手をきちんと膝の上に重ねた。
ほんの数秒、二人は真顔で向き合った。
耐えきれずに男が吹き出した。
女もそれにつられてしまう。
眼差しが溶けて、体の中に流れ込む。
熱を帯びて潤む瞳の輝きは・・・
饒舌な恋の代弁者だ。
薄明かりの中、息を潜めながら静かに時が通り過ぎる。
ようやく重ねた唇を、惜しむように離せば、
与えあった温もりが、たちまち遠ざかってしまう。
与え合う欲望に、際限はない。
女は、再びゆっくりと求めてくる唇を迎え、
刹那を惜しんで、すぐにまた求めにゆく。
求め合う欲望に際限は、ない。
番外の411は行間失敗しました。無しです。あー、うざっ!(と自分でいってみる
失敗してるし・・・(もういいっす
何故か動揺してる私。
>>415 いいっ。行間の失敗なんて、全然わからんっ。ただただ、いいっ。
>ようやく重ねた唇を、惜しむように離せば、
>与えあった温もりが、たちまち遠ざかってしまう。
>与え合う欲望に、際限はない。
今、なぜか、本気で死にそうに、動揺してしまっている私です。
女は、男の銀髪を吐息と共にその胸に抱きしめた。
・・・銀髪・・・吐息・・・抱き締めた・・・
・・・そんなん、最後に追加したら・・・あたしゃ完璧に動揺死。
どうしましょう。
私も激しく動揺してますーーー>412,413
ああん!どーしよおー!!!
ば・・・・番外さま・・・・・。あまりにお話が素敵過ぎて刺激的過ぎて
もう・・・・ダメ・・・。
ああぁぁ、心も身体も熱くなりすぎ〜。
>女は、再びゆっくりと求めてくる唇を迎え、
>刹那を惜しんで、すぐにまた求めにゆく。
>求め合う欲望に際限は、ない。
は、鼻血が〜!
>求め合う欲望に際限は、ない。
純さ〜ま〜・・・・だめだ・・・妄想死。
本当に、こんなにも創造力を掻き立ててくれる番外様に感謝!
それにしても、、、、、、、最後に追加された一行でとどめをさされました。
今、ちょっとめまいしてます〜。純一郎さま〜〜〜〜♪
423 :
無党派さん:01/11/24 02:29 ID:xyvp6TkJ
純さまとおでんを食べたい!
そして413の状況になりたい!
でも実際なったら心臓破裂で死んじゃうかも。
薄明かりの中で純さまと見詰め合うだけでも・・・・興奮気味の為、以下省略。
きゃースマソ(^^;
あぁぁ駄目、ステキ過ぎて倒れそうです。
番外さま〜〜〜感謝!(ドキドキ
426 :
一行小説:01/11/24 12:00 ID:x9KFcVVV
「あれで良かっのかな…」党首討論でつい思いのたけをぶつけてしまったぽっぽはまだ興奮が冷めやらず、部屋の中でブツブツと繰り返し呟いていた。
427 :
一行小説:01/11/24 13:43 ID:4GKpZ6ms
その時電話が鳴った。純一郎からだった。「ありがとう、ぽっぽ。嬉しかったよ」
428 :
一行小説:01/11/24 14:05 ID:AETOyDXy
「よく聞いてくれ。ぽっぽ。僕らの連携プレーは、抵抗勢力に強烈なパンチにはなった。
・・・だが・・・・」
「純ちゃん?」ぽっぽは問い返した。
429 :
一行小説:01/11/24 16:10 ID:FFqJnSCn
「僕への批判なら気にしないで。僕は、この国のための政治家。党のための政治家じゃない。
純ちゃんこそが、この国のリーダーに一番ふさわしいと確信してるんだ。
だから、党内から、あるいはマスコミから、どんな批判があったとしても、平気だよ。
・・・僕と純ちゃんの党首討論が、政治の流れを変えたのは確かだもの。嬉しいよ」
430 :
一行小説:01/11/24 16:19 ID:FFqJnSCn
ぽっぽは、わかっていたのだ。自分と、純一郎が組むと脅すことで、抵抗勢力が譲歩するだろうと・・・
だが、その結果、政局は沈静化し、マスコミや、党内から、痛烈な、鳩山批判を生むだろうことも。
「ぽっぽ・・・・」純一郎は呻いた。「ありがとう・・・」
431 :
一行小説:01/11/24 16:30 ID:Jjxru5vo
「ありがとう!!!」一斉に5人のプチ純が叫んだ。
ぽっぽは、愛しげに、5人のプチ純を両手に抱いた。
そして、そっと自分の胸に押し当てた。
「純ちゃん、がんばれよ。」
432 :
一行小説:01/11/24 16:39 ID:x9KFcVVV
ぽっぽの一連の行動を見ていたプチ龍は笑みを浮かべたまま走り去った。
433 :
一行小説:01/11/24 16:41 ID:Qq/Xgccz
菅はいらだっていた。政局だと張り切っていたのに、なんてざまだ。
自民党と小泉にしてやられた!・・・菅は怒りのあまり、ポケットのプチ純が逃げ出したことに気付かなかった。
434 :
一行小説:01/11/24 21:43 ID:x9KFcVVV
いらついているのは菅だけではなかった。「もう!なんなのよ!!」こっちは予\算委員会も指輪が、指輪がって絡まれてんのに!ぽっぽの奴…!!4人のプチ純は何か言いたげにマキーコを見つめていた。
435 :
434:01/11/24 21:46 ID:HSlIn7YB
勝手に入る割には絶妙な¥(汗
>予\算委員会
また¥がついてるよー(w >434
437 :
無党派さん:01/11/24 22:21 ID:FDDTuhdn
はっ!マキーコはあの人の言葉を思い出した。「みんな味方と思いなさい」
するとなぜか不思議に優しい気持ちにるマキーコであった。
その顔にいつもの笑顔が戻っていた・・・。
─差しつ差されつ。こうやって、おでんをつつくのもいいなあ。
あったまるし。 身も、心もね。
一緒に鍋を囲む人がいるって幸せだよな。
純一郎が鍋に箸を伸ばしながら言った。
─でも、ご家族がいらっしゃるじゃありませんか。
はんぺんを小さく刻みながら由起夫が言った。
─家族ねえ・・・
家族には「愛」はあるけど、「恋」はないから。
ぶふっ。由起夫ははんぺんを吹いてしまった。
(相変わらず変なこと言うなあ、純ちゃんは・・・)
純一郎の方はというと、ふふふと思い出し笑いをしている。
─いやですねえ、思い出し笑いなんかして。酔ってるんでしょう。
─酔ってないよ〜
ぜっ〜たいに、酔って、なん・・・か・・・・・・zzzzz
─純ちゃん?あれ、寝ちゃったのか・・・
(ふふっ。純ちゃんの寝顔、子供みたいだなぁ・・・)
由起夫は純一郎の寝顔をいつまでもいつまでも眺めていた。
─fin.─
>438 はんぺんをひと口でいかず刻んでしまうぽっぽ藁
>438
なんだかほのぼの〜〜〜。でも、ポッポって、いい人だよね〜本当に。
党内やマスコミから何を言われようと、これからも純さまと連携して抵抗勢力を攻撃していって欲しい。
国民は見ているよーーーー。(純さまもポッポっも守りたい!)
441 :
一行小説:01/11/25 01:00 ID:Fze6HzQQ
この胸に迫る温かいものは何だったろう…マキーコはぽつりと、つぶやいた。「…感動した…」
【問】あなたは、小泉内閣を支持しますか。
支持する 81.8%
支持しない 14.6%
その他・わからない 3.6%
【問】失業率や倒産の増加、景気悪化など日本経済の状況は悪化の一途を辿っていますが、この状況下においても小泉内閣の掲げる「痛み」を伴う構造改革は行うべきだと思いますか。
思う 75.8%
思わない 19.4%
その他・わからない 4.8%
【問】あなたは新たな高速道路を建設することについて、賛成ですか
YES 20.6%
NO 73.6%
その他・わからない 5.8%
【問】住宅金融公庫の5年以内の廃止を総理は明言しましたが、あなたは、住宅金融公庫の廃止に賛成ですか
YES 53.4%
NO 37.0%
その他・わからない 9.6%
最近なにか歯車が狂ったようだ。ノブテルはため息をついた。なにもかもがうまくいかない。
自分のベストスマイル賞受賞の報を聞いた時の、あの人の対応はそっけなかったと人づてに聞いたときは涙が出そうになった。
もうあの人は自分のことを…? そう思った瞬間、誰かが大臣室の扉をノックする音が聞こえた。
「おめでとうございます。召集令状です」
赤紙だった。いつの間にか徴兵制が復活していたようだ。
と思ったらそれはあの人からの励ましの手紙だった。
「打たれて強くなれ!炎のように燃えろ、この手紙の色のように」
「ファイヤァァァーーー!!!」
近々行われるヒロシ・ハッセーとの試合に気合満々、と噂のオオニターが叫んで走り抜けた後を見ると、
ほんとに激しい炎がメラメラと燃えていた。
しかしそれを見て「炎なら自分も負けないぞ!」と密かに闘志を燃やしている人物がいた…。
「そうはイカンザキ!」カンザキーは火を消し止めた。
ところが消しても消してもマキーコの尻には火がついた。
マキーコは火がついたままある部屋へ向かっていた。
「あの人なら解ってくれる…」
三日月目の優しいあの人なら、あたしを、そっと包み込んでくれる。愛してる。愛してるのよっ。悪いかっ。
「この人は誰に話をしているのだろう?私にはワカラナイ、ワカラナイ・・・わははは!!!」
焦点の定まらない目をしてブツブツ呟いていた小町官房長が突然笑い出した。
彼はすでにもう壊れていた。
知らず知らず駆け足になっていたマキーコは階段を踏み外し、一緒に転げ落ちたナカタニーと中身が入れ替わった。
その頃、塩爺は自慢の盆栽に水をくれていた。
実は塩爺は毎日少しずつ縮んでいた。だがそのことに気づく者はいない。
このまま縮んでいくと、小泉内閣が退陣する頃には目玉親父ぐらいの大きさになるだろう。
塩爺は可愛い盆栽に見慣れない実がなっているのをみつけた。
「ほー?」
部屋の外は騒々しかったが塩爺は「純ちゃんあたりなら、なんや一句詠みよるんやろなぁ」
と、盆栽いじりに夢中になっていた。
コンコン!
「どちらさん?」
「石原ですけど…」
ノブテルは、からくりTVを見て年寄に相談してみようと思ったのだった。
「これはこれは。さて、どうないしはりましたのや?」
ノブテルは塩翁の河内弁にマターリと癒された。
ノブテルはおずおずといった。
「塩川さん・・・お、お願いがあるんですけど」
「ほお、なんでっしゃろ」
塩翁の目が一層マターリと細くなった。
あれ?何を相談しようとしてたんだっけ?
「あの…忘れてしまいました…」
ノブテルが言うと塩爺は更に満足そうに笑った。
「ほな、それでええやないの。もうよろしいやろ」
ノブテルは有難い気持ちで大臣室を後にした。
塩翁に相談を持ち込む者はあとを断たなかった。
財務大臣執務室は、さながら中学校の保健室かカウンセリングルームの様相を呈していた。
「ほな、次の人〜」
塩爺の前に現れたのは川口ヨリコだった。
「最近…常に誰かの視線を感じるんです」
「ほ〜、別嬪さんは辛いのぉ。ふぉっふぉっ…ぇえっほ!げほっ」
「えっ?そんな別嬪さんだなんて・・・」
順子は可憐な少女のように頬を染めた。
その時男の声がした。
「正直あなたは美しい!僕はあなたから目が離せない!」
そこにはマスゾーエが立っていた。
「でも、困るんです。私・・・」
「好きな人がいるんです、なんてベタなことは言いっこなしですよ!なにしろ僕はマスゾーエです!」
「とにかく僕はマスゾーエです」
もう一度念を押した。順子は心の中で思った。
(嫌だわ。押しの強すぎる人って・・・。それに比べてあの方は・・・)
うふふ。順子は思わず微笑んでしまった。マスゾーエは驚喜した。彼女は僕に気があるぞ!
「浮気と本気の境目いうんは何処にあるんやろなぁ」
マターリと塩翁が言った。
純一郎は啜っていたお茶を噴いてしまった。
「し、シオカワさん、今なんて?」
純一郎はハンカチで口元を拭いながら聞いた。
「は?ワシなんぞいうた?忘れてしもた・・・」
ずずーっ。
塩翁は美味しそうにお茶を啜った。
「ちょっと!どうなってんのよ!!」
外見はナカタニーになっているマキーコはノックもせずに部屋に飛び込んできた。
順子は叫んだ。
「この、エロジジィ!!」
その時、彼女の口から出たのはタジーマの声だった。
マスゾーエの笑顔が凍り付いた。
「あなたは一体何者だ!?」
マスゾーエは薄々わかっていながらも一応そう聞いてみた。
「ふっふっふ・・・ふが4つ」
彼女は特殊メイクを剥がし始めた。
しかし、マスゾーエが予想もしない意外な人物の顔がそこにあった。
「カラオケで自分に酔ってるコイズミはヒトラーなのよ!」
タジーマも一目置くと言う社民党の隠れ女帝、中川「びっくり」トモコであった。
「オレは自分に酔ったことなんか1っっ回もない!!」
純一郎はそれだけ言うと客席に戻った。
「だいたいねぇ、女帝は私一人でじゅうぶんです!退場を命ずる!よろしいか!!」
オタカさんが中川「びっくり」トモコに厳命した。
その場にいた全員が拍手した。
中川「びっくり」トモコは半狂乱になり両手を振り回して暴れ始めたので、SPが取り押さえようとした。
が、輝ける獅子純一郎が静かにそれを制した。
「止めなくていい。そっとしておいてあげなさい」
その慈愛に満ちた言葉に、その場にいた全員の目がウトーリとなった。
マスゾーエはうっとりしたあまり髪の毛が328本増えた。
オタカさんは場を乱した自分を戒めるためラマダンに入った。
その瞬間中川「びっくり」トモ子から毒が消えた!
「は!私ったら今まで何をしてきたのかしら・・・・恥ずかしい」
トモ子の顔は赤面した。と同時に輝ける獅子を見つめるトモ子の目にも
はぁとマークが浮かんでいた。
「なーんてね!!」
純一郎が目尻を下げると黒子姿のE島はトモ子を場外に追いやった。
純一郎はまわりを見渡して言った。
「犯人はこの中にいる!」
みな一様に驚いたような表情を浮かべている。
純一郎は、おもむろに口を開いた。
「さて、皆さん……」
名探偵、全員集めて「さて」と言い。このパターンだけは聖域のままだった。
ダララララララ…(ドラム)ダン!
「おめでとう!今回の犯人はマツナーミ君!君だ!!尚、トロフィーの他に副賞として『総理と行くアメリカ7日間』が贈られます」
マキーコがマツナーミにコップの水をぶっかけた。
「元総理大臣の娘の私ですら、なかなか海外に行かせて貰えないってゆーのに、生意気!きーっ!!!」
「あー、こらこらケンカはイカンがな」
塩爺が小槌を振うと純一郎は小純一郎11人に分身した。
「みんなで分けたらええやろ」
ノブテルは、塩爺におずおずと聞いた。
「こ、この姿は、元に戻るんですよね、…総理」
その間にも、どっから出て来たと言いたくなるような、お馴染みの国際的超党派のメンツでの奪い合いが起きて、
先着11名様限りの小純一郎はあっという間になくなった。
なぜか小純一郎をゲットできた一人、ブシューは久しぶりに楽しい気分になった。
「ジュンイチローがユカワに渡しちゃった「プレイヤー・サイクル」もウチにあるし、
寝る前に一緒に聞くんだ〜ふふふっ」
「しかし、あれでいいかね。」
オリジナル純一郎は、塩爺に語りかけた。
「皆が、純ちゃんの分身と思とるなら、それでよろしおますやろ。」
塩爺が、丹精かけて育てた、可愛い盆栽の見慣れない実、それこそが、小純一郎の正体であった。
塩爺の小槌の振り方がまずかったのか、プチ純一郎は人形のように何もしゃべりも動きもしないらしい。
その噂を聞いたぽっぽ(←プチ純一郎ゲットできず)は狂おしい気持ちになった。
建前:「このままでは、日本は大変なことに…」
本音:「純ちゃん、されるがままなの?イヤだああ…(嫉妬&羨望)」
ぽっぽは小純一郎の正体が塩爺の盆栽の実だとは気づかぬまま、
「小純一郎を回収する旅」に出る支度を、はりきって始めたのであった。
「たのもーーー!!!」
ぽっぽはティカゲの間の前で声を上げた。
部屋に飛び込むと案の定、きらびやかに飾り立てられたプチ純がティカゲの手にのっていた。
総スパンのタキシードに大きな羽根…これじゃまるでタカラヅカの男役じゃないか。
ぽっぽはプチ純を見て絶句した。
娘の衣装(娘。に非ず)を身につけたティカゲは、ぽっぽを見据えて歌いだした。
「スミレのは〜な〜」
自分の歌に酔いしれているティカゲの隙をついて
ポッポはプチ純の奪取に成功した・・・・。ふう1体目。
ぽっぽは森ヨシロー部屋の前にいた。
「…絶対いるっ!!」
ぽっぽは息を殺してドアの前に近づいた。
ごくりとつばを飲み込む。
ぽっぽがドアノブに手をかけた、その時だった。
「さっきブシューさんから電話ありましたけど…なんでもプチ純が変だ、って言うんですけど、どういうことでしょうね?」
ドアの奥から、ヨシローの秘書の声がした。
ブ、ブシュー…、なぜプチ純ちゃんがホワイトハウスに!?気配を殺しつつも、ぽっぽは大混乱していた。
「純ちゃんはいつも変なんじゃないのー?」
ゲットしたプチ純をもてあましながらヨシローは言った。
「歌ぐらい歌うかと思ったけどなぁ料亭のおかみにでもあげちゃおうかなコレ」
プチ純はそれを聞くや否や、さっと顔色を変えると、ヨシローの脇をするりと抜け精一杯ドアに向かってダッシュした。
「どこへ行こうというのかね」
ヨシローは余裕の表情だ。
純ちゃんを、料亭のおかみにでもあげちゃおうかななんて・・・許せない!
怒りのあまり、ぽっぽは、料亭のおかみに変身した。
「あ〜ら、森た〜ま、素敵なお人形ですこと〜」
ヨシローが、条件反射で鼻の下を伸ばしたその瞬間、ぽっぽはヨシローにとび蹴りを食らわせ、
すばやくプチ純をゲットした。これで2体目。
欲しかった訳でもないのにオバちゃん本能でプチ純を手にいれたオタカさんは、どうしたものかと悩んでいた
オタカさんのプチ純一郎に激しく萌えている女が3人、じーっと隙を伺っていることなど、
男に対しても、頑固印のオタカさんが気付くはずもなかった。
「しまったしまったしまったぁぁぁ〜!!」
辻本は『小さないきもの』を見て、自分の中ですっかり忘れていたオトメ心が疼いている事に動揺した。
「あぁたしは社民党じゃなぁぁい!!」
タジーマは消火器を噴射した。
「何の騒ぎだ!?」
ぽっぽは走った。
プチ純が社民党議員に虐待されている!これは救わねば!
ぽっぽは走った。しかしその時!
「ハト山さん、あきまへん〜 話し合いで解決せにゃ文明社会の一員や言えまへんで」
またしても辻元が邪魔に入った!
ブシューはプチ純をお人形セットの椅子に座らせた。
プチ純は日の丸と星条旗を手にしていた。
駐日大使のベーカーがプチ純をFederal Expressで送る時に手に持たせたのだ。
ブシューは言った。
"Show the flag."
プチ純はカエルを出した。
ブシューは混乱のあまり森ヨシローにクレーム電話をかけた。
"Who are you?"
"I'm George Bush's son."
"Me too."
"Are you my brother!!??"
ぽっぽは消火器の白い粉の中でモゾモゾ動くプチ純を見逃さなかった。3体目、ゲットだぜ!心の中で叫んだ。
ブッシュが、ヨシローとの電話会談で大混乱しているその時、一羽の真っ白い鳩が、天空から、舞い降りたのである。
そして、その嘴で、プチ純を優しくそっとくわえると、いずこともなく飛び去ったのである。
・・・ブッシュの手には、カエルだけが残ったのであった。
「あれ、僕は何してたんだろう?」
ふと気が付くと、なぜか、ぽっぽの手の中に4番目のプチ純がいた。・・・
自身の愛の思念が、白鳩となって、遠い異国まで、飛んでいったことなど、全く気付かないぽっぽであった。
ちょうどその頃、オリジナル純一郎は大きな白鳩につかまり、大きな海原を渡る夢を見た。
「いや〜なんだかリアルな夢だったなあ…でも爽快爽快」
オリジナル純一郎は、大きくのびをすると、公邸の庭の亀を窓から見下ろした。
「亀の次は・・・毛並みの良い鳩が1羽いても、いいかもしれんなぁ」
復党したのに忘れられているクニーオであった(哀)。
これで4つ・・・あと3つプチ純を揃えれば、どこからともなく神竜があらわれ
一つだけ願い事を叶えてくれるという・・・そう・・・。
「政権交代まであと3つ」
ぽっぽは燃えた。
塩爺は、盆栽の鉢に装備された追尾装置で、プチ純の行方をモニターしていた。
プチ純は、一つまた一つと、音羽の鳩山会館に集められていた。
そのころ鳩山会館では、ぽっぽが党首討論のリハーサルをしていた。
討論の出来によっては、首が飛ぶと世間では囁かれているためだ。
あと3つ集めるまで持ちこたえなければ。
…が、かわいいプチ純を見ると、ついつい遊んでしまいたくなる。
果たしてこの誘惑に勝つことができるのか、ぽっぽ…!?
プチ純は全11体。ぽっぽがあと1つプチ純をGETすれば、計5体となり
自分以外の誰かが7体揃えて願い事をかなえてしまう可能性はなくなるのだ。
ここが瀬戸際なのである。
だが、しかし、ぽっぽはかわいいプチ純の誘惑に負けそうになっていた。
E島の手に渡ったプチ純は教育の甲斐あってか1つ言葉を覚えた。
「感動した!!!」
「感動した!!!!」突然、ぽっぽの4体のプチ純が一斉に叫んだ。
実は11体のプチ純はシンクロしているのであった。
党首討論のリハーサルをしていたぽっぽは、嬉しさにぽっと頬を染めた。
「僕の演説、そんなにいいかなぁ? 」
あくまでも、純情無垢なぽっぽであった。
すっかり自信がついたぽっぽはリハーサルを放り出して4体のプチ純と旅を続けた。
ぽっぽは「発泡酒を愛する会」に迷い込んだ。
「そういえば純ちゃんの息子がCMやってるのも発泡酒だなぁ」
「…飲むかな…」ぽっぽはプチ純隊に発泡酒を与えた。
一杯やっていい気持ちになったプチ純隊は歌いだした。
「フォ〜エバラ〜ブ♪」
「わわわ…」
ぽっぽはあわてたが、そこに一緒に歌う5体目を見つけた。
「…ゲッチュー…」
「やりましたねぽっぽさん。政権交代まであとプチ純2つじゃないですか。がんばりましょう」
菅直人は嬉しそうに言った。
「あ・・・うん」
なぜかぽっぽはうかない顔だった。
なぜなら・・・ぽっぽの願いは「政権交代」よりも「純ちゃんとラブラブ」のほうに急速に傾きつつあるからだ。
欲望は人を狂わせるのだ。
そう言う菅もスーツのポケットにプチ純を忍ばせていた。
勿論、菅の野望は民主党党首復帰である。ぽっぽが6体目のプチ純をGETした瞬間に横取りし、
自分の願いを叶えてしまおうという寸法だ。
さまざまな思惑が錯綜しつつ、プチ純は集まってゆく………。
それは"情念の鬼"現・外務大臣のあの女も例外ではなかった。
マキーコはぽっぽがプチ純を5体まで集めていることを、風の噂で耳にしていた。
「やっと4体…。これじゃだめね。誰か、ハト山から奪ってくるのよ!きーーっ」
逆上するマキーコに怯えて、外務官僚はあわてて部屋から逃げ出した。
いきなり乙女モードに戻り、マキーコは言った。
「あと残り2体はどこにあるのかしら?」
残り2体のうちの1体は意外なところにあった。とある大臣室の廊下に落ちていたのだ。
「そういえば最近、あの方とお話する機会があまりないのよねえ…」
転がって乱れていた銀髪をVO5で直してあげながら、ヨリコはくすくすと笑った。
まとめ@プチ純の現在位置
プチ純 = 小純一郎は全11体。
7体揃えるとどこからともなく神龍が現れ、どんな願いでも一つだけ(以下省略)
ぽっぽ/ハト山 現在5体所持
マキーコ/田中外務大臣 現在4体所持
菅直人/菅直人 現在1体所持(現段階で知られていない)
ヨリコ/川口順子環境大臣 現在1体所持(現段階で知られていない)
プチ純は当初何も話さない設定だったが「感動した!」という言葉のみ覚えたらしい。
ヨリコはプチ純の服のホコリを軽く払い、
「見つからないようにしなさいね」と、そっと逃がした。
『私はやっぱり本物のほうが…』
狂牛病2頭目発生の知らせで廊下をダッシュしていたタケベは、派手にこけた。
「イテテテ、何だよこれ…!!」
腹が立って、自分がつまづいたものを拾い、投げ付けようとするタケベ。
しかし、それがプチ純であることに驚き、タケベは、昨日の会食時の優しい言葉を思い出していた。
「俺の前でそんなこと言うな、…か」
プチ純を手に乗せながら、空を仰ぐタケべであった。
11個の実を落とした塩爺の盆栽は役目を果たしたかのように枯れてしまった。
「神さんのおぼしめしやなぁ…あ?」
見落としていた実があった。しかしコレは…
「あかんがな…」
プチ龍は塩爺を見上げてニヤリと笑った。
「あれで良かったのかな…」
党首討論でつい思いのたけをぶつけてしまったぽっぽはまだ興奮が冷めやらず、部屋の中でブツブツと繰り返し呟いていた。
その時電話が鳴った。純一郎からだった。
「ありがとう、ぽっぽ。嬉しかったよ」
「よく聞いてくれ。ぽっぽ。僕らの連携プレーは、抵抗勢力に強烈なパンチにはなった。・・・だが・・・・」
「純ちゃん?」
ぽっぽは問い返した。
「僕への批判なら気にしないで。僕は、この国のための政治家。党のための政治家じゃない。
純ちゃんこそが、この国のリーダーに一番ふさわしいと確信してるんだ。
だから、党内から、あるいはマスコミから、どんな批判があったとしても、平気だよ。
・・・僕と純ちゃんの党首討論が、政治の流れを変えたのは確かだもの。嬉しいよ」
ぽっぽは、わかっていたのだ。自分と、純一郎が組むと脅すことで、抵抗勢力が譲歩するだろうと・・・
だが、その結果、政局は沈静化し、マスコミや、党内から、痛烈な、鳩山批判を生むだろうことも。
「ぽっぽ・・・・」
純一郎は呻いた。
「ありがとう・・・」
「ありがとう!!!」
一斉に5人のプチ純が叫んだ。
ぽっぽは、愛しげに、5人のプチ純を両手に抱いた。
そして、そっと自分の胸に押し当てた。
「純ちゃん、がんばれよ。」
ぽっぽの一連の行動を見ていたプチ龍は笑みを浮かべたまま走り去った。
菅はいらだっていた。政局だと張り切っていたのに、なんてざまだ。
自民党と小泉にしてやられた!・・・菅は怒りのあまり、ポケットのプチ純が逃げ出したことに気付かなかった。
いらついているのは菅だけではなかった。
「もう!なんなのよ!!」
こっちは予\算委員会も指輪が、指輪がって絡まれてんのに!ぽっぽの奴…!!4人のプチ純は何か言いたげにマキーコを見つめていた。
はっ!マキーコはあの人の言葉を思い出した。
「みんな味方と思いなさい」
するとなぜか不思議に優しい気持ちにるマキーコであった。
その顔にいつもの笑顔が戻っていた・・・。
この胸に迫る温かいものは何だったろう…マキーコはぽつりと、つぶやいた。
「…感動した…」
今回はくたびれたぞゴルァ!
ちょっと留守にしてるとこの有様かゴルァ!
番外もええぞゴルァ!
一行小説及び番外はアプされないのだろうかー?
収集家さま、いつも有難うございます。
まとめて読むと面白さ倍増ですな(^^)
↓久々に「いきなり次回予告」で遊んだら、こんな事に(藁
「ぽっぽ・・・嬉しいよ。今、君とここにいられることが」
そういってぽっぽを抱き寄せた。
マキコによって引き裂かれる愛を、あたためるように。
純ちゃんはぽっぽをきつくきつく抱きしめた・・。
一行収集家さま、収集作業、ありがとうございます。・・・大変な苦労でございましょう・・・感動!
しかし、まとめて読むと・・・・すご・・・・(^^;
460 :
一行小説:01/11/25 19:30 ID:yFCcyBt/
菅のところから逃げだしたプチ純はプチ龍とハチ会わせてしまった。
>417
今更ですが…
このキスてやっぱりそーいう時のキスなんですねえ…
この一行が加わることでセクシーさが倍増。全く罪作りな作者殿。。。
しかし、国民にこんな想像させる首相ってどうなんだ。いいのか?
みんな大丈夫か?相手は「首相」だぞ。来年還暦だぞ。
ま、いいのか。
462 :
無党派さん:01/11/26 01:05 ID:jxbvMNdg
>461
本当に素敵な方には年齢は全く関係ないということを教えてくれたのが純一郎さま。
しかし、此れほど人々の心を鷲掴みにして離さない首相は前代未聞でしょうね。
それにしても
>>413 薄明かりの中、息を潜めながら静かに時が通り過ぎる。
ようやく重ねた唇を、惜しむように離せば、
与えあった温もりが、たちまち遠ざかってしまう。
与え合う欲望に、際限はない。
女は、再びゆっくりと求めてくる唇を迎え、
刹那を惜しんで、すぐにまた求めにゆく。
求め合う欲望に際限は、ない。
女は、男の銀髪を吐息と共にその胸に抱きしめた。
(何回読んでも興奮しちゃいますね。ハァ、ウトーリ)
463 :
無党派さん:01/11/26 01:11 ID:gqg/evOd
4. 投稿目的による削除対象
スレッド
雑談系以外の専用板では、全く情報価値の無いもの・真面目な議論や
話し合いを目的としないもの・板の趣旨よりネタを優先するもの・
客観的な意見を求めないもの・等の、複数の状態に当てはまる時、
削除または移動対象になることがあります。
>463
このスレは、小泉純一郎とその周辺議員を見守り、情報交換、意見交換等もする
スレですので、上記にはあてはまりません。アシカラズ。
(しかし今後サゲ進行で深海でマターリしませう。)
>464 住人さん?
すみませんね、現在ローカルルール作成の話し合いをしてるんですが、
そこに常駐してる萌えスレ憎しの馬鹿どもがちょっかいを出しに来て
るようですね。
ただ、萌えスレが現在2つあるので、もうひとつの方と統合する事は
できないでしょうかね?
あそことはちょっと趣旨が違うんで・・・
ここはぽっぽ萌えもマキーコ支持も塩爺萌えも、
菅直人好きもオザワ支持もブッシュファンもいるという、
ある意味「政界総萌え」スレなんで。
>465
464ではありませんが、ここに結構書き込んでいる者です。
ここは「マタ〜リ愛でるスレ(あくまで小泉氏専用スレ)」と違って、
与野党関係なく、永田町全体の議員のことが話題にのぼっています。
そう言う意味で、自民党支持、小泉氏支持者以外の政党・政治家支持者も楽しめる
数少ないスレですので、統合はしないほうが宜しいかと思います。
通常はsage進行で行なわれているので他のスレに迷惑をかけることもありませんし、
問題ないと思われますが。
うーん。
しかし成りゆきで、もし削除られたら、難民板にでも行くしかないのかにゃ…?
議員板の秩序のためとはいえ、歴史も中身もある優良スレが削除されてしまうのは悲しいことよのう。
え!
なくなっちゃうのですか?このスレ・・・
そ、そんな〜!!!
今までなんのためにsageでやってきたの?(涙
もし、万一、この板に居場所がなくなるのなら、難民版に行きましょ。
最近、書きこんでないけれど、このスレなくなったら悲し過ぎるんで。
でも、削除対象にはならないと思うよ。永田町全体を楽しめる数少ないスレだしさ。
一行小説も続けましょう!!
473 :
一行小説:01/11/26 21:52 ID:uEe6S/Ur
「マツオーカ君、ちょっと」コガが手招きをした。ごにょごにょ。耳打ちされたマツオーカはニヤリと笑った。
474 :
一行小説:01/11/26 21:59 ID:uEe6S/Ur
「タカイーチ君、ちょっと」マツオーカとんかつが早萎を手招きした。ごにょごにょ。
タカイーチ早萎の顔色が変わった。「ええっ!E島秘書暗殺計画?!!!!」
「シッ!声が大きい!」
475 :
一行小説:01/11/26 22:55 ID:NYop5iNT
「話は聞いた」山さんは突然戸を開けて入ってきた。
>476
国民は応援してるよ・・・純ちゃん。頑張ってネ。
478 :
一行小説:01/11/27 01:47 ID:EeXo+Klz
よく見ると、山さんは山さんでも、ヅラのジョージ山本元議員だった。
「山さん、ヅラがずれてるで!」タカイーチ早萎が機転で叫んだ。「えっ!せっかく高いの買ったのに〜!」
ジョージがヅラに気を取られている間に3人は何とかズ(ヅ)ラかった。(W
「官幹事長宅に空き巣侵入」のニュースを見て、
「まさかぽっぽがプチ純を奪いに・・・!?」と思ってしまった私は
すっかり一行小説ファン。
480 :
一行小説:01/11/27 03:40 ID:DfpqRWwv
「で、山さん、そのヤマはどうなった?」「ボス…?」ジョージが振り返ると、ボスの裕次郎の顔は変化した。
「裕次郎の兄でございます」そこには慎太郎都知事が立っていた。
「うわあああ」ヅラずれショックのあまり、気絶していたジョージははっと目が覚めた。
481 :
一行小説:01/11/27 07:51 ID:/UMJM0XS
取り敢えず踊ってみるプチ純とプチ龍。
482 :
一行小説:01/11/27 07:53 ID:bzR+986m
純一郎がE島に耳打ちした。「E島君、気を付けてね。対抗勢力が胡散臭い動きをしてる
らしい。オレを倒すにはE島を狙えってね。」
483 :
一行小説:01/11/27 07:56 ID:bzR+986m
しかし・・・E島は何故か頬を染めた。「耳元で囁いちゃ・・・いや〜ん」
純一郎は思った。(E島君は、オンステの見すぎなんじゃないか?)
484 :
一行小説:01/11/27 09:44 ID:o5ggJqB6
踊り疲れたプチ純はプチ龍を連れてオリジナル純一郎の処へ帰る事にした。
485 :
一行小説:01/11/27 09:55 ID:0psDjvow
純一郎から耳打ちされるE島を羨望の眼差しで見つめている男前が一人いた。
安倍晋である。「僕も耳打ちして欲しい・・・・」ため息。
486 :
一行小説:01/11/27 10:21 ID:zZGM/5t1
「衛星放送を使って俺の悪口をいうのは誰だぁぁぁっ!!」菅はかなりテンパっていた。
487 :
一行小説:01/11/27 11:21 ID:EEAocyxi
衛星放送では、空き巣に入られた菅家の、危機管理の甘さが指摘されていた。
488 :
一行小説:01/11/27 12:29 ID:zZGM/5t1
「と、このように簡単に侵入できるわけです」と言って官房長官は菅家に踏み込んだ。
489 :
一行小説:01/11/27 14:57 ID:5kEcOcHb
菅家のあらゆる所でカイワレが栽培されているのを見て官房長官は「ガキ以下だ」と笑った。
490 :
一行小説:01/11/27 15:05 ID:Y13mHcdD
菅は、ポケットからプチ純が逃げ出していたことに気づかず、プチ純も空き巣に持っていかれたと
思い込んでいたが、まさか被害届にも書けず、ひそかに悩んでいた。
491 :
一行小説:01/11/27 15:49 ID:EEAocyxi
失ってから気付いたプチ純への想い。それは、決して願いを成就するためだけに必要としていたなかった。
菅は、頭を振って、その考えを振払おうとした。「まさか、俺としたことが・・・」
492 :
一行小説:01/11/27 17:03 ID:zZGM/5t1
振れば振るほど菅の頭からカイワレがハラハラと落ちた。
493 :
一行小説:01/11/27 19:35 ID:CmDkto6m
同じその頃。オリジナル純一郎は執務室のドアを小さくノックする音に気づいた。
プチ純&プチ龍だった。2人をそっと拾い上げて机に置き、つぶやいた。
「今夜はナカソネさんと石原さんとの会食だったな…。帰ってくるまでここでおとなしくしてるんだよ」
プチ龍の目がかすかに光ったことに純一郎は気づかず、執務室を後にした。
494 :
一行小説:01/11/27 21:29 ID:5kEcOcHb
プチ純をうしなったブシューは哀しみのあまりイラク空爆の計画を立てはじめた。
495 :
一行小説:01/11/28 00:15 ID:xycLlnPU
店内の照明は雰囲気づくりの為か薄暗かったがそこで待つ男達はギラギラした欲望の炎を隠せなかった。
肩を並べてこの部屋に入ることも、出ることもできない二人。
先に身を起した女が、静かにベッドを下りようとする。
と、それを引き止めるように男の手が伸び、そこを離れようとする手首を掴む。
顔に軽い驚きを浮かべた女を引き寄せ、そのまま背後から抱きしめる。
「駄目よ…」
裸の背に、直に伝わる鼓動が、
逃れようとする体を戒める腕の熱さが、
一度眠ったはずのものを呼び起こし、
満たされたはずのものが、また疼きだす。
また、欲しくなってしまう…。
「駄目。あなた、疲れているんだし…」
苦しいほどにきつく絡む腕の中で、女は身をよじらせるようにして抗う。すると、
「行くな」
女の肩に顔を埋め、呻くように男は言う。
「俺を置いて行くな。ここにいてくれ。せめて…俺が出て行くまで」
幼子のように願う声は、女の胸を二つの思いで締め付ける。
求められる喜びと、取り残される辛さと…。
そうして力の抜けた体は、難なく引き戻されていく。
激流のような日常のほんの一刹那、二人だけの時が流れる場所に。
<言い訳>→→→番外殿と首相なのに無闇に色気を振りまく人が悪い。
これであなたもわたしと同罪。
お縄になるときは諸ともに・・・>496
by番外作者
>首相なのに無闇に色気を振りまく人が悪い。
私もそう思います、はい・・・
なんでこんなに惚れさせるの!(怒
500 :
一行小説:01/11/28 08:42 ID:M1Kt6uaY
店内の異様な雰囲気に純一郎は一瞬ひるんだ。が、すぐにいつもの笑顔を取り戻した。
>496 そうだよっ。全部、セクシー過ぎる首相が悪い!・・まじホントに。
502 :
一行小説:01/11/28 10:42 ID:xycLlnPU
「やぁどうも、お久し振り!」和やかな食事が始まる頃、ノブテルは悶々と眉毛を吊り上げていた。
>497 ロマン・純一郎も捨てがたいけど、昼の蕎麦屋でだし巻など頂きながらキューッとやって、割と普通のおっちゃんな純さんを満喫するのもヨイかと。
504 :
一行小説:01/11/28 12:31 ID:wxsB18mq
慎太郎とナカソ\ネの間には火花が散り、そこから燃え移った火は側にいたE島をカチカチ山の狸に変身させた。
「昨日、親父さんに会ったよ」
会議に入る前、隣同士の席になった伸晃に、純一郎は何気ないことのように話し掛けた。
その言葉にどんな意味があるのか、伸晃は一瞬表情を強張らせた。しかし、
「知っています。仲祖根さんも一緒だったとか」
と、これもまた、何気ないことのように切り返す。しかし、それは純一郎ほど成功してはいなかった。
「直接聞いた?」
「いいえ、新聞で…」
「そう。で、気になるか?」
「え?」
質問の意味を図りかね、伸晃は純一郎の方を見た。が、彫刻のような横顔は、真っすぐ前を向いたままだ。
「それは…この政局で、名にし負う方々の会談ですからね。どんな話し合いがなされたのか、興味深いですが」
「話だけ?」
「は…?」
「気になるのは“話の中身だけ”か?」
「…どういう意味です」
からかわれている…?
そう思い至った伸晃は、言葉と視線に刺を含ませ、白皙の横顔を見据えた。
それに気づいた純一郎は、組んだ両手で口元を隠し、目を伏せて軽く笑った。
「別に。気にならないならいいさ」
「…あの人はあの人、私は私の仕事をするだけです」
そう言うと、伸晃は努めて無表情を装いながら、手元の資料に目を落とした。
純一郎は「ほう」とでもいうような表情を作り、
「それはいいことだ」と、独り言のように言った。
その隠された片頬に、悪戯な微笑を浮かべて。
私もどっちかっつーとそのセン(普通のおっちゃんな純)が好きかも。>503
とりの唐揚げとか手づかみで食べちゃうような一面もあるらしいし。(可愛いのぅ・・・
507 :
506 :01/11/28 12:47 ID:oZsLA0Lp
自分でこんなん書いといてなんだが…
誰か「毒消し」の意味も兼ねて、
「フツーのおっさんほのぼのモード」の純を書いてくれよ。
そろそろ現実に戻らんと。
純ちゃんは、いったい、いくつの顔を持ってるんだろう?
・・・・好き・・・・・
509 :
506:01/11/28 12:52 ID:xq5VsCjn
506はわたしですけど?>507
久しぶりだね。
男が眩しそうな目をして言った。
ええ、本当に・・・
女が答えた。
今、二人の間にあるのは、ほんの僅か3歩ほどの距離、
それだけだった。
さあ、入って。
男は女を部屋に招き入れた。
女が和服の肩からショールを滑らせ、
畳むのを見届けてから、男が言った。
今日は、その・・・初めて自分の時間が取れたんだ。
女が頷く。
すまなかったね。今までずっと逢えなくて・・・
そんな優しい言葉は男の口からは発せられない。
女を安心させるような言葉も、詫びる言葉も、その唇は語らない。
それは女にとって、自虐的な愛だと言うこともできるだろう。
宿命を背負った男と恋に堕ちた、それもあるだろう。
だが・・・
心を擽る甘い約束や、上面を飾るだけの陳腐な慰めは、
なんの意味も成さない。
そのことを女は知っている。
ひたすらに信じ待ち続けることが愛の絆。
すべてを許し受け入れることが愛の証。
俺の髪はずいぶん白くなってしまった。
微笑を浮かべたまま、男が自分の髪に手をやる。
なんて切ない微笑みなのだろう。
こんなに切なく笑う術を身につけて・・・
女は男のことが不憫になる。
八方塞がり、そして重責。
死にたくなることもあったよ。
まさかそんな・・・
死ぬだなんて、と男の顔を見る。
が、男の目が微笑んでいないのを知る。
511 :
:01/11/28 13:04 ID:xq5VsCjn
今、女は男の腕の中にいる。
恋しくて、逢いたくて、昼も夜もそして夢にまで見た男の、
その腕の中にしっかりと包まれている。
この腕は硬い腕。
この腕は強い腕。
ああこの腕は、と一つ一つ確かめて安堵する。
女は男の胸にそっと耳を押しあててみる。
呼吸に合わせて胸が上下している。
暖かな息づかいが伝わってくる。
この鼓動、そしてぬくもり。
女は再び安堵のため息をつく。
これさえ確かめることができたなら、他には何もいらない。
慰めも、甘い言葉も。約束さえも。
女は、ゆっくりと増してゆく男の重みを身体で受けとめながら、
耐えてきた長すぎる時間が、自分だけのものではなかったことを知った。
11月25日(日)
終日、公邸で読書や音楽鑑賞などして過ごす
(時事通信 首相動静より)
>組んだ両手で口元を隠し、目を伏せて軽く笑った。
悪魔な総理が目に浮かぶ・・・罪なお人だ。>505
513 :
偽506:01/11/28 13:30 ID:GLhwqDI/
>509
あー、すまんのう。
わしゃあ505だったのう。
思わず塩翁になっとったんじゃあ。許したってくれや。
もうよろしやろ?
皆様〜〜〜〜素敵過ぎだ〜〜!!番外編!!!!
>>496 >そのまま背後から抱きしめる。
ああぁぁ・・・鼻血。
>>505 >「気になるのは”話の中身”だけか?」
悪魔な総理萌え〜。
>>511 >女は、ゆっくりと増してゆく男の重みを身体で受けとめながら、
>耐えてきた長すぎる時間が、自分だけのものではなかったことを知った。
あぁ・・・もうダメ・・・。メロメロですわん。
皆様のお陰で妄想が膨らみすぎ・・・・・・・ありがとうございます〜。
これからもどんどん書いて下しまし。
(それにしても、これだけ女性を萌えさせるセクシーな男が総理でいいんだろうか・・・汗)
516 :
一行小説:01/11/28 14:22 ID:wxsB18mq
狸化したE島は3ヅラ隊が漕ぐ泥船に火が付いたまま飛び乗った。
517 :
一行小説:01/11/28 14:25 ID:UmT7Qv5Y
オリジナル純一郎が自身を巡る欲望の炎に焼かれようとしている時、プチ純の身にもまた危険が迫っていた。
518 :
一行小説:01/11/28 14:26 ID:xycLlnPU
慎太郎は負けじとヨットをだした。
519 :
一行小説:01/11/28 14:33 ID:rgcolyft
が、ヨットの帆にE島狸が背負った火が燃え移ってしまった!慎太郎ピンチ!!
520 :
一行小説:01/11/28 16:37 ID:wxsB18mq
炎の向こうで純一郎は伊豆の踊り子になった。
521 :
一行小説:01/11/28 16:45 ID:fwmSiMDz
その時、なぜか秘密裏に行われていた「ビッグレスキュー東京2001」に
参加していた海上保安庁は、燃え盛るヨットを発見、消化活動にあたった。
>>521の訂正とお詫びです。
>消化活動にあたった。(誤)
>消火活動にあたった。(正)
です。すんません。…いや〜ん。
こんなぽっぽ好きだ・・・・・。
「小泉首相万歳」で物議。鳩山民主党代表が全国町村長大会で万歳を三唱。
「軽率のそしりは免れない」と批判の声も。(共同通信)
>523
え?どういうことですか?ソースきぼーん。
>>523 ぽっぽの純ちゃんへのスタンスって、まんま片思いのプロセスみたい。
向こうもたぶん思ってくれてると思ってたのに、もしかしたら…と気持ちが揺れたり、
別の人と仲良くしてみたり、反発してみて相手を試してみたり。好きだと大声で言ってみたり。(W
526 :
一行小説:01/11/28 17:39 ID:ogMbszqJ
鎮火されていくE島狸とヨットを尻目に、何もなかったかのように慎太郎がそっと宴席に戻ると、ヨシローが遅れてやって来ていた。
>525
ほんとだね。純ちゃんには激萌えだけど、ポッポも愛しく思えてくる。
自分と重ねたりして・・・・。
それにしても・・・・・番外サン達の禁断の小説に激萌え〜。現実に戻ることなく
書きつづけて欲しいよ〜。
>裸の背に、直に伝わる鼓動が、
>逃れようとする体を戒める腕の熱さが、
>一度眠ったはずのものを呼び起こし、
>満たされたはずのものが、また疼きだす。
>また、欲しくなってしまう…。
>恋しくて、逢いたくて、昼も夜もそして夢にまで見た男の、
>その腕の中にしっかりと包まれている。
ううう・・・・苦しい・・・・・(妄想死
ここまで想像させるセクスィ〜総理が悪い!納得。
529 :
一行小説:01/11/28 19:46 ID:5ypFb4tt
再燃し始めた男たちの炎で明るくなると、男達は店の床に人形のようなものが転がっているのに気づいた。
「なんだね、あれは。いい年してヤッシーじゃないだろうね」慎太郎は人形に近づいた。
530 :
一行小説:01/11/28 20:10 ID:wxsB18mq
ヨシローはタックルをかましてその人形を奪い捕った。
531 :
一行小説:01/11/28 20:27 ID:kkV0Z02I
ポマードの匂いも香ばしいその人形はにやりと笑った
ねえ、そろそろ定期上げする?勇気いるけど
533 :
一行小説:01/11/28 20:42 ID:xycLlnPU
ヨシローが人形を手にぼんやりしていると、純一郎はニンマリして言った。
534 :
一行小説:01/11/28 21:00 ID:OWryKwFs
「プレゼントするよ。好きにすればイイ」え?ポマード人形はうろたえた。
こ、この状態であげてだいじょぶ?
アンチが番外読んだ時の反応が・・・・
わたしゃー勇気ないです、、、、>532
アンチでない人は「プチ純」の予\習から始めないと(藁…ってる場合か?
537 :
536:01/11/28 22:20 ID:wxsB18mq
¥…(鬱 パケ割のせいかちら
鳩山代表が首相にエール
「小泉首相の構造改革に万歳」――。民主党の鳩山由紀夫代表が28日、
東京都内で開かれた全国町村長大会で出席者とともに万歳三唱、
壇上の小泉純一郎首相にエールを送る場面があった。
もっとも、終始伏目がちで、手は肩までしか上げない「小さな万歳」。
先の党首討論で小泉首相を「応援したい」と持ち上げ、党内で不評を買ったばかりだけに、
その後の記者会見では「儀礼だから…。共産党のように座ってむっつりしているのも失礼だと思った」
などと釈明に及んだ。
一方、エールを送られたことを記者団から伝えられた小泉首相は「あの場にいたの」と、
会場の鳩山氏には気づかなかった様子。
万歳三唱に「それはありがたい。『鳩山代表万歳』ってやればよかった。
握手すりゃよかった」と笑顔を見せ、「迷い」を隠せない鳩山氏とは好対照だった。
昨夜、大勲位と石原父と食事した時、「鳩山さんは真剣に国のことを考えている人だ。
大切にしなければいけない」といわれ、「わかっている。大切にしている」と総理は答えたらしい。
大切に思われてるんだよ、ぽっぽ。
わかりにくいけど・・・(w
最近の流れはこのスレの「純・ぽっぽ」の初期の頃を彷彿とさせる!
この二人の萌えな感じに・・・萌える私。
>549
え?本当?ニュースソースよかったら教えてください。
鳩山さんは本当にいい人だし、国のことを真面目に考えていらっしゃいますよね。
まじで総理と組んで欲しい〜!自民守旧派より、余程総理にちかい!!!
総理とともに鳩山さんも守らねば・・・・。
541 :
無党派さん:01/11/29 00:41 ID:VIG5ZRgX
>>539 「わかっている。大切にしている」
に萌え〜〜〜〜♪総理&ポッポから目が離せない〜。(やっぱいいよね、この二人)
げ・・・スマソ(汗
その頃、プチ龍とはぐれたプチ純は、料亭の廊下で迷子になっていた。
544 :
539:01/11/29 07:52 ID:son8yr60
ソースは一昨日の共同通信のIモード版(有料)です。
ここの速報はウェブに上がってこない小さな情報もあったりして良いですよ。>540
546 :
無党派さん:01/11/29 08:40 ID:4hAFmImu
スポーツ新聞にも載ってます
http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2001/11/29/04.html 渋々?鳩山代表「首相万歳!」
民主党の鳩山由紀夫代表は28日、東京都内で開かれた全国町村長大会に出席し、司会者の音頭に合わせて小泉純一郎首相とともに「首相万歳」を行った。その後の記者会見で、その理由を問われた鳩山氏は「儀礼上の万歳だ」とぶぜんとした表情に。
首相が記者団に「僕のあいさつの時に(鳩山代表が)いたの?それはありがたいなあ。じゃあ、“鳩山代表万歳”ってやればよかったなあ。握手すればよかった」とにんまりしたのとは好対照。
先の党首討論で首相の特殊法人改革にエールを送りながら、与党合意で“肩透かし”を食った上、テロ対策特別措置法に基づく自衛隊派遣承認案の衆院本会議採決では大量造反者を出し、他の野党から「首相応援団」「閣外協力」と集中砲火を浴びている鳩山氏。
「共産党のように座ってむっつりしているのも失礼だと思っただけだ」とむっつり。
547 :
一行小説:01/11/29 12:25 ID:tDZQR5Fn
一方その頃、プチ龍はフクダに拾い上げられていた。
「プチ龍を7体揃えると何が起こるんでしょうねえ。ふふっ」
548 :
一行小説:01/11/29 14:36 ID:dTpIO4wj
「また、変な実ができとるのう…」盆栽を見つつ塩爺は言った。
いったいプチ龍は何体存在するのか?目撃者はいない。
それは塩爺だけが知る秘密であった。
549 :
一行小説:01/11/29 14:38 ID:+xL/9SPR
迷子になったプチ純は厨房で初めて見た活造りに感動していた。
550 :
一行小説:01/11/29 20:05 ID:wFHN0qSh
感動したプチ純は板前さんに得意の流し目を送った。
551 :
一行小説:01/11/29 20:25 ID:IpRYoPlp
流し目を食らった板前さんはMPが30ポイント上がった!!
552 :
一行小説:01/11/29 23:07 ID:le8oANpL
プチ純はシンクロしているので5人がぽっぽに、4人がマキーコに流し目を送った。
553 :
一行小説:01/11/29 23:25 ID:lZn7OyYY
プチ純×5の流し目をモロに受けたぽっぽは思わず万歳した。
554 :
一行小説:01/11/30 03:28 ID:S7Mbd2gS
プチ純×4の流し目をモロに受けたマキーコは、思わず純一郎からもらった
「大臣の心得」本のコピーを取り落としてしまった。
555 :
一行小説:01/11/30 06:50 ID:jLw6i3ao
議員会館の廊下に取り残された最後のプチ純も流し目を送った…
ら、辻本が通りすがった。
556 :
一行小説:01/11/30 11:05 ID:N/Y2e9YL
辻本は「昼間っから何考えてんのん!!このエロじじぃ!!」と叫んぶと走り去った。プチ純はちょっと悲しくなった。
557 :
一行小説:01/11/30 11:43 ID:BLWB6RZQ
「エロじじぃ、とはなんだっ!」アッソー太郎がライフル銃を発射した。
玉は辻元に命中した。
558 :
一行小説:01/11/30 11:56 ID:J21W/iIW
獲物を仕留めたアッソ\ーはイージス艦に乗り込んだ。
559 :
一行小説:01/11/30 12:06 ID:xTic7ZUZ
このエロじじぃ!!・・・と叫んでしまった辻本の女心を誰も知らない。
好きなんよ。好きで好きで好きでたまらんのよ。もう、死にたい位に好きなんよー。
ソーリのバカ、バカ。なんでそんなにいい男なんよ。もーめちゃくちゃ好きで好きで好きやんか!!
・・・・自分の心をおし隠すために、このエロじじぃ!!と叫ぶしかなかった女心の哀れをアッソ\ーは知らない。
560 :
一行小説:01/11/30 14:02 ID:N/Y2e9YL
辻本を乗せたイージス艦はイスカンダルへ旅立った。
静かに盃を口に運ぶ男は、無口だった。
その瞳はどこか遠くを見つめている。
「折角の二人の時間なのに・・・一体貴方の心はどこにあるの?」
女は喉まででかかったその言葉を飲み込む。
この際自分の気持ちなんてどうでもいいのだ。この人は想像もできないほどの
嵐の中、心身をすり減らして闘っているのだ。それを考えると心が疼く。
男に合わせて沈黙する女の思いに気付いたのか、不意に男が口を開く。
「あ・・・すまない。少し考え事をしていた。さ・・・君も飲んで」
男の酌を受けようとしたとき、いつもは優しく三日月の形になる男の瞳が
今日は真剣な、しかし悲しい色を含んだものである事を再確認して女はたまらなくなる。
少し潤んだ女の瞳を見て男は銚子をおき、女の肩を自分の胸に抱き寄せた。
「ほんとにすまない。」この男からはまず出ないであろうはずのこの言葉。
「何をおっしゃるの。こうして貴方と一緒にいられるだけで幸せなんです。
お話したくなければそれでもいいし、甘えたければどうか甘えてください・・・」
男の表情が一瞬緩む。女の大好きな優しい笑み・・・。
そっと畳に倒れていきながら女は幸せに包まれていた。
この瞬間さえあればもう何もいらない・・・。
※やはり、色気のあり過ぎる総理が悪いんですよ。仕方ないですよね、妄想が膨らむのは。(言い訳
562 :
一行小説:01/11/30 17:34 ID:pI26ufN7
長く苦しい船旅の間には、恋が芽生えるかもしれない。そう、まるで「あいのり」のように。
563 :
一行小説:01/11/30 17:47 ID:X0xQKUdW
それに気づいたアッソウと自営官の間に戦慄が走った。
564 :
一行小説:01/11/30 17:49 ID:asBt4wEu
アソウとツジモトを見送ったプチ純は、とことこと廊下を歩いていく。
そこで官邸で飼っている亀に出会った。プチ純は亀に乗ってみた。
565 :
一行小説:01/11/30 17:54 ID:pQ2ahrey
戦慄したアッソウと自営官は、ちょうど通りかかったピースボートの船にツジモトを放り入れて逃げた。
自営官じゃないですよ、自“衛”官ですよ。間違えやすい漢字ですが、しっかり
学習しておきましょう。ハイ、授業終わります。
休み時間に先生とキャッチボールしたい人いないかー?
おおー!たくさんいるなぁ(ニコニコ・・・
じゃあ、校庭に集合〜!
567 :
一行小説:01/11/30 20:15 ID:N/Y2e9YL
プチ純は亀にエサをやりにきたノブコに見つかって、照れくさそうに笑った。
568 :
一行小説:01/11/30 23:33 ID:J21W/iIW
フクダは手に入れたプチ龍をファイルに挟むと官房長官発表\の会見に臨んだ。
569 :
一行小説:01/12/01 00:05 ID:cvazwjQz
会見中のフクダはいつもより輝いて見えた。
570 :
565:01/12/01 01:56 ID:mETf6bZP
きゃー先生だー!感激〜。
私もキャッチボールしたいでーす。
はっ。…「自衛官」です。訂正でお願いします。
亀に乗ったプチ純(私の中では三頭身)・・・
か、かわいいゾ。
572 :
一行小説:01/12/01 11:54 ID:/VQYEnpv
料亭で迷子になっていたプチ純はオリジナル橋龍に捕まった。ポマードの匂いで少しブルーになった。
573 :
一行小説:01/12/01 16:33 ID:/VQYEnpv
公邸でノブコに捕まったプチ純は雅子さま女児出産のニュースを聞いてグルグルと走り続けた。
574 :
一行小説:01/12/01 16:35 ID:ut/BSNOj
シンクロしている他のプチ純たちもグルグル走り出した。
それを追っかけてぽっぽとマキーコも走り出した。
575 :
一行小説:01/12/01 18:01 ID:JxbRl17t
オリジナル橋龍に捕まっていたプチ純も走り出し、しかしポマードの匂い
から逃れるためにぐるぐるしながら店の外に出た。
576 :
一行小説:01/12/01 18:38 ID:uUrcDIx4
店の外でグルグルしていると、引き寄せ合うように他のプチ純達が集まってきた。
577 :
一行小説:01/12/01 20:57 ID:/VQYEnpv
追いかけてきたマキーコは勢揃いしたプチ純を見て心身共にパニック状態になった。
578 :
一行小説:01/12/01 20:58 ID:UXijj2he
プチ純達の後を追うようにぽっぽ、マキーコ、オリジナル橋龍もグルグル
し始めた。
579 :
一行小説:01/12/01 21:40 ID:uUrcDIx4
宴を途中退席したオリジナル純一郎も笑いながらグルグルに参加した。
580 :
一行小説:01/12/01 22:06 ID:0pLB0D5m
くらくらっ。
長時間のグルグルにパニックが最高潮に達したマキーコはよろめいた。
「マキーコさん、危なーい!!」
ナカタニは血相を変えて駆けつけた。
581 :
一行小説:01/12/01 23:19 ID:k4+w26Ou
ガシっっ!!
ナカタニはマキーコをしっかりと受け止めた・・・・と、思ったらオリジナル橋龍だった。
マキーコはそのまますっ転んだ。
582 :
一行小説:01/12/01 23:52 ID:hr4OONvR
ぽっぽもぐらりとした…が、
プチ純達、オリジナル純にぶつかってはいけないと思い
何とか踏みとどまった。
583 :
一行小説:01/12/01 23:58 ID:NYFRJI+v
踏みとどまったぽっぽと、やはりその瞬間、立ち止まった純一郎との、目と目が合った。
584 :
一行小説:01/12/02 00:03 ID:V5BhdTwR
二人は、そのままじっと見つめ合った。息詰まるような沈黙・・・・
585 :
一行小説:01/12/02 00:45 ID:Ql9Qt8RX
立ち止まったオリジナル達とは全く無関係に、プチ純'Sとプチ龍は走り続けた。
グルグルグルグルグルグル・・・・・・
586 :
一行小説:01/12/02 01:18 ID:7d+DRKR/
「イタタタ・・・もう!なんでこのアタシがこんな目にあうのよ!!・・・あら!?」
怒りながらおきあがったマキーコは得体の知れない灰色の塊を発見した。
587 :
一行小説:01/12/02 01:26 ID:Ql9Qt8RX
「ちょ、ちょっとナニよこれ・・・」
マキーコが当惑していると、そこにマターリと塩翁が現われた。
「ふぉふぉふぉ、どら、純胡麻豆腐はうまいこと出来たやろか?」
588 :
一行小説:01/12/02 01:35 ID:XD53+Nj9
走り続けたプチ純'Sとプチ龍はおいしそうな純胡麻豆腐へと化学変化を起こしていたのだ。
589 :
一行小説:01/12/02 01:42 ID:bdpnNvrl
今明かされる秘密・・・塩翁が丹誠込めて育てた盆栽・・・それは純胡麻豆腐製造盆栽だったのだ。
590 :
一行小説:01/12/02 01:52 ID:bdpnNvrl
「ふぉふぉふぉ、純ちゃんも、ぽっぽはんも、食べてみなはれ。おいしいで。」塩爺は、純胡麻豆腐に醤油をふりかけて言った。
591 :
一行小説:01/12/02 01:57 ID:Pov/fbJ/
「そ、そんな。じゃあ願いをかなえる聖なる龍というのは・・・」
「はあ?わし、そんなこというたかいのお?」
・・・言ってない。
ぽっぽはがっくりと膝をついた。
592 :
一行小説:01/12/02 01:59 ID:lEezkxAi
結局、橋龍と、純一郎と、ぽっぽと、マキーコと、塩爺と、ナカタニは、皆で、おいしく純胡麻豆腐を御馳走になったのであった。
593 :
一行小説:01/12/02 02:04 ID:Cl0FFl55
「じゃあ僕いままでなんのために・・・」
うなだれ、涙目になるぽっぽの肩に、優しく手が置かれた。
「お前には俺がいるじゃないか」
ぽっぽが潤んだ瞳で見上げた先にいたのは・・・
594 :
一行小説:01/12/02 02:09 ID:7d+DRKR/
キョセソだった。
595 :
一行小説:01/12/02 02:14 ID:18NeYYfw
「ギャアアアア!!」
思わずうずくまってしまうぽっぽ。
596 :
一行小説:01/12/02 03:17 ID:erHM1Fq7
「ふぉふぉふぉ、ぽっぽはん、願い事は自分の力でかなえんとあきまへんなあ。
人間、かみさんのようにはいきまへん」
塩翁の深いお言葉に、一同ありがたーい気持ちになるのであった。
〜塩翁の不思議な盆栽編〜 〈完〉
な〜んや、まんが日本昔ばなしみたいなオチやったのう。ふぉっふぉっふぉっ
598 :
一行小説:01/12/02 09:13 ID:3uGZFaYr
純胡麻豆腐にありつけなかったキョセソは不満だった。
一時はどーなることかと思ったけど、今回も、話がつながって終わったね。面白かったですよん。
トラのバターならぬ、ライオンのゴマ豆腐。(^Д^)ギャハ!
601 :
一行小説:01/12/02 16:15 ID:erHM1Fq7
「馬鹿野郎!なんで俺が胡麻豆腐食えないんだ。党執行部は馬鹿野郎ばかりだ!馬鹿野郎!」
ぽっぽ非難発言を繰り返すキョセソに近付く者がいた。
602 :
一行小説:01/12/02 17:30 ID:Gma2WbYR
ハト山(妻)は「うちのユキオさんを馬鹿よばわりする奴は、月に代わって御仕置よ!!」と叫ぶと7色に輝いた。
603 :
一行小説:01/12/02 22:02 ID:Cl0FFl55
「そんなに食べたきゃ食らうがいわ!胡麻豆腐フラーーーシュッッ!!」
ハト山(妻)が放った手作り胡麻豆腐がキョセソにHIT!キョセソは胡麻豆腐まみれになった。
604 :
一行小説:01/12/02 22:08 ID:Pov/fbJ/
どろどろと落ちていく胡麻豆腐と共に、キョセソの特殊メイクも落ちていった。今、キョセソの真の顔が暴かれる!
605 :
無党派さん:01/12/03 00:37 ID:y+0Jff96
キョセソの真の顔、それは・・・!
その前にCM。
横槍失礼。番外さんの色っぽい小説もまた読みたい〜♪
607 :
一行小説:01/12/03 01:46 ID:m76fOVrZ
「特ダネ!探しにきたのに、ど〜なってるの?」
偽キョセソの正体、それはキョセソの舎弟オグーラだった。
608 :
一行小説:01/12/03 04:53 ID:brcrKgx7
オグーラは熱く見詰め合うぽっぽと純一郎を目撃した。
(ま、まさかこの二人は・・・!)
609 :
一行小説:01/12/03 10:59 ID:fJdiCkql
『ヤバイ…!』オグーラの視線に気付いたぽっぽは「お、お兄さん!!」と叫ぶと純一郎に抱きついた。
610 :
一行小説:01/12/03 11:21 ID:auCcoIxS
純一郎は、そんなぽっぽを、心から愛しいと思うのであった。
611 :
一行小説:01/12/03 16:59 ID:Qxv/L4Mm
特ダネを掴んだオグーラはコメントをとりにハト山(弟)の元へ急いだ。
612 :
一行小説:01/12/03 19:16 ID:avCItjoi
走り去るオグーラを見ながら、ぽっぽは純一郎から離れられなかった。このままずーっと抱き合っていたい・・・
613 :
一行小説:01/12/03 19:34 ID:DoVDbpWf
そんなぽっぽの耳元で、純一郎は吐息を吹きかけるようにして囁いた。
少しかすれた低い声で、甘く優しく・・・。
「ぽっぽ・・・あ・・・」
614 :
一行小説:01/12/03 19:56 ID:ZbhAkwRH
「足踏んでるよ…」
ワラ!>足・・・
菅のところから逃げだしたプチ純はプチ龍とハチ会わせてしまった。
「マツオーカ君、ちょっと」
コガが手招きをした。ごにょごにょ。耳打ちされたマツオーカはニヤリと笑った。
「タカイーチ君、ちょっと」
マツオーカとんかつが早萎を手招きした。ごにょごにょ。
タカイーチ早萎の顔色が変わった。
「ええっ!E島秘書暗殺計画?!!!!」
「シッ!声が大きい!」
「話は聞いた」
山さんは突然戸を開けて入ってきた。
よく見ると、山さんは山さんでも、ヅラのジョージ山本元議員だった。
「山さん、ヅラがずれてるで!」
タカイーチ早萎が機転で叫んだ。
「えっ!せっかく高いの買ったのに〜!」
ジョージがヅラに気を取られている間に3人は何とかズ(ヅ)ラかった。(W
「で、山さん、そのヤマはどうなった?」
「ボス…?」
ジョージが振り返ると、ボスの裕次郎の顔は変化した。
「裕次郎の兄でございます」
そこには慎太郎都知事が立っていた。
「うわあああ」
ヅラずれショックのあまり、気絶していたジョージははっと目が覚めた。
取り敢えず踊ってみるプチ純とプチ龍。
純一郎がE島に耳打ちした。
「E島君、気を付けてね。対抗勢力が胡散臭い動きをしてるらしい。オレを倒すにはE島を狙えってね。」
しかし・・・E島は何故か頬を染めた。
「耳元で囁いちゃ・・・いや〜ん」
純一郎は思った。
(E島君は、オンステの見すぎなんじゃないか?)
踊り疲れたプチ純はプチ龍を連れてオリジナル純一郎の処へ帰る事にした。
純一郎から耳打ちされるE島を羨望の眼差しで見つめている男前が一人いた。安倍晋である。
「僕も耳打ちして欲しい・・・・」
ため息。
「衛星放送を使って俺の悪口をいうのは誰だぁぁぁっ!!」
菅はかなりテンパっていた。
衛星放送では、空き巣に入られた菅家の、危機管理の甘さが指摘されていた。
「と、このように簡単に侵入できるわけです」
と言って官房長官は菅家に踏み込んだ。
菅家のあらゆる所でカイワレが栽培されているのを見て官房長官は
「ガキ以下だ」と笑った。
菅は、ポケットからプチ純が逃げ出していたことに気づかず、プチ純も空き巣に持っていかれたと思い込んでいたが、
まさか被害届にも書けず、ひそかに悩んでいた。
失ってから気付いたプチ純への想い。それは、決して願いを成就するためだけに必要としていたのではなかった。
菅は、頭を振って、その考えを振払おうとした。
「まさか、俺としたことが・・・」
振れば振るほど菅の頭からカイワレがハラハラと落ちた。
同じその頃。オリジナル純一郎は執務室のドアを小さくノックする音に気づいた。
プチ純&プチ龍だった。2人をそっと拾い上げて机に置き、つぶやいた。
「今夜はナカソネさんと石原さんとの会食だったな…。帰ってくるまでここでおとなしくしてるんだよ」
プチ龍の目がかすかに光ったことに純一郎は気づかず、執務室を後にした。
プチ純をうしなったブシューは哀しみのあまりイラク空爆の計画を立てはじめた。
店内の照明は雰囲気づくりの為か薄暗かったがそこで待つ男達はギラギラした欲望の炎を隠せなかった。
店内の異様な雰囲気に純一郎は一瞬ひるんだ。が、すぐにいつもの笑顔を取り戻した。
「やぁどうも、お久し振り!」
和やかな食事が始まる頃、ノブテルは悶々と眉毛を吊り上げていた。
慎太郎とナカソネの間には火花が散り、そこから燃え移った火は側にいたE島をカチカチ山の狸に変身させた。
狸化したE島は3ヅラ隊が漕ぐ泥船に火が付いたまま飛び乗った。
オリジナル純一郎が自身を巡る欲望の炎に焼かれようとしている時、プチ純の身にもまた危険が迫っていた。
慎太郎は負けじとヨットをだした。
が、ヨットの帆にE島狸が背負った火が燃え移ってしまった!慎太郎ピンチ!!
炎の向こうで純一郎は伊豆の踊り子になった。
その時、なぜか秘密裏に行われていた「ビッグレスキュー東京2001」に参加していた海上保安庁は、燃え盛るヨットを発見、
消火活動にあたった。
鎮火されていくE島狸とヨットを尻目に、何もなかったかのように慎太郎がそっと宴席に戻ると、ヨシローが遅れてやって来ていた。
再燃し始めた男たちの炎で明るくなると、男達は店の床に人形のようなものが転がっているのに気づいた。
「なんだね、あれは。いい年してヤッシーじゃないだろうね」
慎太郎は人形に近づいた。
ヨシローはタックルをかましてその人形を奪い捕った。
ポマードの匂いも香ばしいその人形はにやりと笑った
ヨシローが人形を手にぼんやりしていると、純一郎はニンマリして言った。
「プレゼントするよ。好きにすればイイ」
え?ポマード人形はうろたえた。
その頃、プチ龍とはぐれたプチ純は、料亭の廊下で迷子になっていた。
一方その頃、プチ龍はフクダに拾い上げられていた。
「プチ龍を7体揃えると何が起こるんでしょうねえ。ふふっ」
「また、変な実ができとるのう…」
盆栽を見つつ塩爺は言った。
いったいプチ龍は何体存在するのか?目撃者はいない。
それは塩爺だけが知る秘密であった。
迷子になったプチ純は厨房で初めて見た活造りに感動していた。
感動したプチ純は板前さんに得意の流し目を送った。
流し目を食らった板前さんはMPが30ポイント上がった!!
プチ純はシンクロしているので5人がぽっぽに、4人がマキーコに流し目を送った。
プチ純×5の流し目をモロに受けたぽっぽは思わず万歳した。
プチ純×4の流し目をモロに受けたマキーコは、思わず純一郎からもらった「大臣の心得」本のコピーを取り落としてしまった。
議員会館の廊下に取り残された最後のプチ純も流し目を送った…ら、辻本が通りすがった。辻本は
「昼間っから何考えてんのん!!このエロじじぃ!!」
と叫んぶと走り去った。プチ純はちょっと悲しくなった。
「エロじじぃ、とはなんだっ!」アッソー太郎がライフル銃を発射した。弾は辻元に命中した。
獲物を仕留めたアッソーはイージス艦に乗り込んだ。
このエロじじぃ!!・・・と叫んでしまった辻本の女心を誰も知らない。
好きなんよ。好きで好きで好きでたまらんのよ。もう、死にたい位に好きなんよー。
ソーリのバカ、バカ。なんでそんなにいい男なんよ。もーめちゃくちゃ好きで好きで好きやんか!!
・・・・自分の心をおし隠すために、このエロじじぃ!!と叫ぶしかなかった女心の哀れをアッソーは知らない。
辻本を乗せたイージス艦はイスカンダルへ旅立った。
長く苦しい船旅の間には、恋が芽生えるかもしれない。そう、まるで「あいのり」のように。
それに気づいたアッソウと自衛官の間に戦慄が走った。
アソウとツジモトを見送ったプチ純は、とことこと廊下を歩いていく。
そこで官邸で飼っている亀に出会った。プチ純は亀に乗ってみた。
戦慄したアッソウと自衛官は、ちょうど通りかかったピースボートの船にツジモトを放り入れて逃げた。
プチ純は亀にエサをやりにきたノブコに見つかって、照れくさそうに笑った。
フクダは手に入れたプチ龍をファイルに挟むと官房長官発表の会見に臨んだ。会見中のフクダはいつもより輝いて見えた。
料亭で迷子になっていたプチ純はオリジナル橋龍に捕まった。ポマードの匂いで少しブルーになった。
公邸でノブコに捕まったプチ純は雅子さま女児出産のニュースを聞いてグルグルと走り続けた。
シンクロしている他のプチ純たちもグルグル走り出した。
それを追っかけてぽっぽとマキーコも走り出した。
オリジナル橋龍に捕まっていたプチ純も走り出し、しかしポマードの匂いから逃れるためにぐるぐるしながら店の外に出た。
店の外でグルグルしていると、引き寄せ合うように他のプチ純達が集まってきた。
追いかけてきたマキーコは勢揃いしたプチ純を見て心身共にパニック状態になった。
プチ純達の後を追うようにぽっぽ、マキーコ、オリジナル橋龍もグルグルし始めた。
宴を途中退席したオリジナル純一郎も笑いながらグルグルに参加した。
くらくらっ。
長時間のグルグルにパニックが最高潮に達したマキーコはよろめいた。
「マキーコさん、危なーい!!」
ナカタニは血相を変えて駆けつけた。
ガシっっ!!
ナカタニはマキーコをしっかりと受け止めた・・・・と、思ったらオリジナル橋龍だった。
マキーコはそのまますっ転んだ。
ぽっぽもぐらりとした…が、プチ純達、オリジナル純にぶつかってはいけないと思い何とか踏みとどまった。
踏みとどまったぽっぽと、やはりその瞬間、立ち止まった純一郎との、目と目が合った。
二人は、そのままじっと見つめ合った。息詰まるような沈黙・・・・
立ち止まったオリジナル達とは全く無関係に、プチ純'Sとプチ龍は走り続けた。
グルグルグルグルグルグル・・・・・・
「イタタタ・・・もう!なんでこのアタシがこんな目にあうのよ!!・・・あら!?」
怒りながらおきあがったマキーコは得体の知れない灰色の塊を発見した。
「ちょ、ちょっとナニよこれ・・・」
マキーコが当惑していると、そこにマターリと塩翁が現われた。
「ふぉふぉふぉ、どら、純胡麻豆腐はうまいこと出来たやろか?」
走り続けたプチ純'Sとプチ龍はおいしそうな純胡麻豆腐へと化学変化を起こしていたのだ。
今明かされる秘密・・・塩翁が丹誠込めて育てた盆栽・・・それは純胡麻豆腐製造盆栽だったのだ。
「ふぉふぉふぉ、純ちゃんも、ぽっぽはんも、食べてみなはれ。おいしいで。」
塩爺は、純胡麻豆腐に醤油をふりかけて言った。
「そ、そんな。じゃあ願いをかなえる聖なる龍というのは・・・」
「はあ?わし、そんなこというたかいのお?」
・・・言ってない。
ぽっぽはがっくりと膝をついた。
結局、橋龍と、純一郎と、ぽっぽと、マキーコと、塩爺と、ナカタニは、皆で、おいしく純胡麻豆腐を御馳走になったのであった。
「じゃあ僕いままでなんのために・・・」
うなだれ、涙目になるぽっぽの肩に、優しく手が置かれた。
「お前には俺がいるじゃないか」
ぽっぽが潤んだ瞳で見上げた先にいたのは・・・
キョセソだった。
「ギャアアアア!!」
思わずうずくまってしまうぽっぽ。
「ふぉふぉふぉ、ぽっぽはん、願い事は自分の力でかなえんとあきまへんなあ。人間、かみさんのようにはいきまへん」
塩翁の深いお言葉に、一同ありがたーい気持ちになるのであった。
〜塩翁の不思議な盆栽編〜 〈完〉
定期収拾だぞゴルァ!
漏れ様は隠し味にポマードの利いた胡麻豆腐は食いたかないぞゴルァ!
お疲れさま〜>収拾家さま
ありがとうございます〜>一行収集家さま
このスレ優良スレですよね〜
624 :
一行小説:01/12/04 10:51 ID:i7G6Qkx4
「ごめんっ!!」真っ赤になると、ぽっぽは飛びのいて白いハンカチを差し出した。
625 :
一行小説:01/12/04 15:00 ID:IZ7CVato
「いいよいいよ。あ!もうこんな時間だ。流行語大賞の授賞式に遅れてしまう。じゃーねー」
無邪気に笑いながら、純一郎は走り去った。
いつもいつもありがとござんす。一行収集家さまに感謝!
627 :
一行小説:01/12/04 20:09 ID:i7G6Qkx4
「兄さんが本当は姉さんだってホントにホント!?」オグーラにガセネタを掴まされたクニオは息を切らせて走ってきた。
現実の二人は、既にオンステを超えてるよん・・・
エール交換し、握手も=小泉、鳩山両氏が対談
「おれだってしっかりやる。君だってしっかりやれ」−。
小泉純一郎首相は4日夜、都内の料理屋で開かれた週刊誌主催の会合で、
鳩山由紀夫民主党代表と酒を飲みながら懇談、同代表を激励した。
5日には国会での党首討論を控えた2人だが、鳩山氏は「きょうはきょう、あすはあすですよ」
と述べ、エールを交換して握手も交わした。
会合には、首相の後見役ともいわれる松野頼三元防衛庁長官のほか、
自民党の麻生太郎政調会長、民主党の羽田孜特別代表(元首相)らが同席した。
(時事通信)
>628,629
明日の党首討論、これでますます楽しみに…。
ちゃんと割り切ってくるだろうけど、それを差し引いても
純ちゃんとぽっぽのやり取りは見所満載になりそう♪
>629
なんかこの二人が見詰め合って食事をしている所を想像するだけで萌えちゃう。
そんな私はへん?
>631 うんにゃ。あたしも、同じ。
>629
毎年、純ちゃんとぽっぽ(&アッソーetc.)は忘年会やってるって話が
以前になかったっけ?
もしかしてそれかな?と思ってたんですが…。
仲がよさそうねー。
小鳩の食事は鍋だったらしい…「小泉総理」とか呼ばれて「こんな場で総理はやめてよ。ふふ」とか言ってたりして。悶々…(w
635 :
一行小説:01/12/05 10:47 ID:JQqEYwpc
「なめんじゃねえぞ!この野郎!!」クニオは通りすがりのアソー太郎に怒られた。
636 :
一行小説:01/12/05 12:23 ID:iJFIAn47
突然のアソー太郎の出現に呆然としているぽっぽに
「見世物じゃねぇんだ、この野郎!!」
とライフル銃を乱射した。
637 :
一行小説:01/12/05 13:35 ID:CftVC9HJ
「アソーさーん!アソーさんて、なんでいつも怒ってんですか?」田原ソーイチローは遠くから聞いた。
638 :
一行小説:01/12/05 13:44 ID:UL1ggShG
アソー太郎は泣きそうな顔になった。「だって、純ちゃんソーリが、純ちゃんソーリが、・・・」後は言葉にならない。
639 :
一行小説:01/12/05 20:20 ID:CftVC9HJ
言葉にならなかったアソー太郎の気持ちはエクトプラズムとなって吐き出された。
640 :
一行小説:01/12/05 21:22 ID:31qrXbcC
アソー太郎が吐き出したエクトプラズムはひょっとこを形づくった。
党首討論:
小泉首相への姿勢、どっちつかず 民主・鳩山代表
小泉純一郎首相を応援するのか、それとも対決するのか――。
5日の党首討論で、民主党の鳩山由紀夫代表は、日本道路公団改革で「自民党道路族と
談合した」と指摘したかと思えば、首相を励ましたりと、どっちつかずで終わった。
最後は「私も同じ気持ちで努力しますから、頑張って下さい」のエールも再び飛び出し、
ほかの野党から冷笑が漏れた。
鳩山氏は前回の党首討論で、道路公団改革をめぐって、首相にエールを送り、抵抗勢力との
激突を誘う戦略を取った。だが、翌日には改革案があっさりとまとまり、「読みが甘い」との
批判にさらされた。鳩山氏はこの日も道路公団問題から切り出し、抵抗勢力との合意を「密室政治」
と非難した。
しかし、「密室談合政治はあなたにはふさわしくない」「『純』な気持ちで」「あなたの誠実さで陣頭指揮
してほしい」などの言葉も目立ち、批判の矛先はもっぱら族議員に。「首相だけは別」という期待感が、相変わらずにじんだ。
一方、小泉首相は前回とは打って変わって、「いろいろな人と会うのは政治家にとって大事」
「考え方は(前回の)党首討論前と後で何も変わってない」と淡々。「民主党だって道路が全部
できなくなるのは反対という議員もいるじゃないか」と、民主党内のあつれきを逆に付く場面さえあった。
鳩山氏は終了後の会見で、「首相が次々と族議員と妥協する姿を国民に示せた」と成果を強調したが、
自由党の小沢一郎党首は「中身のある対応なら僕も頑張ってくださいと言っていいが、
(首相の鳩山さんへの答弁は)全く誠意がなかった」と、鳩山氏の討論に首をかしげた。
造反処分で副代表を事実上解任された横路孝弘衆院議員は、「野党第一党の議論ではない。
雇用、金融問題も聞かず、小泉さんの得意なところに球を投げているだけだ」と批判した。
【堀山明子】
[毎日新聞12月5日] ( 2001-12-05-22:27 )
>642 堀山明子さんは、純ちゃんとぽっぽの愛に気付かないのかねえ。
恋する乙女のあたしには、ぽっぽの気持ちがよくわかる♪
>「首相だけは別」という期待感が、相変わらずにじんだ。
そ、それは期待感というよりも……。
>643
同感。男同士の友情(愛情)に萌え。。。。
総理と鳩山代表、素敵過ぎ。それがわからない人は無粋。
646 :
一行小説:01/12/06 00:43 ID:v/QZg3Jy
「あぁら、オカメだなんて、失礼しちゃうわねぇ」ティカゲが吐き出したエクトプラズムはヒョットコに向かって言った。
やっぱり「純情乙女」だね…>ぽっぽ
648 :
一行小説:01/12/06 09:29 ID:iQ2o+mzG
一方ぽっぽの言葉にできなかった気持ちはエクトプラズムとなって吐き出され流行語大賞に向かう純一郎を追うべく、愛の小鳩に姿を変えた。しかし…
649 :
一行小説:01/12/06 09:47 ID:wyAmyuLB
その頃純一郎は山田花子に誘惑されていた。
「カモ〜ン!」
650 :
一行小説:01/12/06 10:57 ID:ZrbPsDHj
心優しい純一郎は困惑し、断る理由を必死で探した。
「花子さん、申し訳ないが、僕には」・・・そう言ってから気が付いた。
俺には、あいつが・・・・あいつの存在が・・・・
651 :
一行小説:01/12/06 12:19 ID:RodQwcOG
純一郎の脳裏に走馬灯の様に蘇る記憶。自分を呼ぶ声…
「純ちゃ〜ん、待ってよぉ〜…」
652 :
一行小説:01/12/06 15:18 ID:bN/h8B4B
そのとき、どこからか白い鳩が会場に舞い降りた。
653 :
一行小説:01/12/06 15:27 ID:i9k5Qy/6
純一郎は自分を追いかけてきた、グニョグニョした鳩らしきものが頼りなく飛ぶのを見て、ため息をついた。
654 :
一行小説:01/12/06 16:15 ID:C1suXf6K
その白鳩は、純一郎の手の中に舞い降りた瞬間、輝くように元気を取り戻して羽ばたいた。
655 :
一行小説:01/12/06 18:57 ID:SjOdIlWz
「ぽっぽ・・・」
魂を投げうってまで自分を追いかけるぽっぽの一途さに、純一郎は胸が苦しくなった。
(俺は、お前が思っているような男じゃない・・・)
純一郎の密かな苦しみを知る者は、まだ誰もいない。
656 :
一行小説:01/12/06 19:27 ID:v/QZg3Jy
クニオはうれしそうに帰ってきた鳩モドキを慌てて兄のおちょぼ口に押し込んだ。
657 :
一行小説:01/12/06 20:44 ID:VVlMjKIn
ぽっぽは、不思議そうに廻りを見回した。・・・変だなぁ。僕、とても幸せな気分・・・今まで何してたんだろう?
658 :
一行小説:01/12/06 22:27 ID:8SLje+vZ
「でも・・・心が安らぐような、このぬくもりは・・・」
ぽっぽは記憶を辿るかのように自分の両肩を抱きしめた。
「兄貴、大丈夫か?」
うっとりと遠くを見つめる兄を、クニオは心配そうに見つめた。
660 :
しまった:01/12/06 22:36 ID:G5Av+6Vz
↑
一行小説ね。
661 :
一行小説:01/12/07 09:06 ID:KJRNuZzX
「あたくしが診て差し上げてもよろしくてよ!」ナース服のティカゲはぽっぽの頭に聴診器を当てた。
662 :
一行小説:01/12/07 09:39 ID:3kmqfmne
聴診器を通して聞こえてくる音・・・ソーリ萌えソーリ萌えソーリ萌えソーリ萌え・・・・
「この展開マンネリねっ」ティカゲは、ちょっとだけ、うんざりした。
663 :
一行小説:01/12/07 10:13 ID:xZYRAfig
「そんなこと言ったって・・・」はぁぁぁぁ〜ぽっぽは切ない溜息をついた。
664 :
一行小説:01/12/07 12:33 ID:KJRNuZzX
その頃純一郎は「愛子ちゃんか。愛はいいよなE島君♪」すっかりご機嫌だった。
665 :
一行小説:01/12/07 15:35 ID:kd9EUiI7
ちょうどその頃、アッソウに狙撃された上ピースボートに放りこまれたツジモトが、奇跡的に息を吹き返した。
「ここどこやねん!なんでウチこんなとこにおんのん!?」
666 :
一行小説:01/12/07 15:43 ID:3ItQOXRx
ユキオの頭の中はソーリのことで一杯なのか?俺のことよりも・・・!?
嫉妬に狂ったクニヲは、大切な蝶の標本をティカゲに向かってぶち投げた。
ガシャーン!!
667 :
一行小説:01/12/07 16:45 ID:I4R+XKX8
蝶まみれになったティカゲ・オン・ステージの幕が開いた。
668 :
一行小説:01/12/07 19:51 ID:ZVjMwrcr
すると、元タカラジェンヌ議員たちが集まってきた。
669 :
一行小説:01/12/07 21:01 ID:I4R+XKX8
元タカラジェンヌ達は辻本が乗ったボートを担ぎあげ、ティカゲを囲んで歌い始めた。
670 :
一行小説:01/12/07 21:51 ID:Sgk7M7PC
「私も元タカラヅカよ〜」鳩山夫人と竹村健一夫人がハモリながら言った。
671 :
一行小説:01/12/07 22:09 ID:k6fY9N9K
「おー!華やかだなぁ!!」純一郎はニコニコ笑った。
672 :
一行小説:01/12/07 22:18 ID:I4R+XKX8
純一郎の声援を受けてタカラジェンヌ達の歌劇には熱が入った。それを見たぽっぽは
673 :
一行小説:01/12/07 22:36 ID:gxIkfXlz
『ぼ、僕だって・・・純ちゃんに喜んでもらうんだ!』
意を決したようにぽっぽは立ち上がった。
674 :
一行小説:01/12/07 23:16 ID:vqNorvMv
そこにティカゲの夫ガンジローが現われた。「ぽっぽはん、女がヅカなら男はカブキでっしゃろ」
675 :
一行小説:01/12/08 00:26 ID:fxB5iSvP
ガンジローは人間国宝の腕を奮って、ぽっぽを可愛らしい赤姫姿に仕立て上げた。
676 :
一行小説:01/12/08 06:04 ID:eN6cI+3d
「すばらしいねー!」思わずバカ殿になった純一郎は「じい、布団を敷け!」と言ってぽっぽの手を引いた。
677 :
一行小説:01/12/08 09:27 ID:lZQ8vLmk
「オレさ、一度時代劇に出てくる「くるくるくる、あ〜れ〜」っての
やってみたかったんだよねー。ぽっぽ、いい?」
純一郎は無邪気な少年のように笑った。
678 :
一行小説:01/12/08 11:17 ID:lZb3wg6P
「純ちゃん・・・もっと口説き上手になってくんなきゃ、いや〜ん!」カトーが言った。
679 :
一行小説:01/12/08 12:40 ID:OI4vSyxj
「じゃあカトーさんならどうやって口説いて欲しいの?」純一郎は優しく微笑みながらカトーの耳元で囁いた。
一途なぽっぽ・・好きだ
産経WEB速報より
14:03 「本気で闘う首相は支援」。鳩山民主党代表が討論会で強調。
「その方がこの国は良くなる」と構造改革に協力姿勢。
>680
やはり鳩山代表はイイ!!(・∀・)/☆☆☆
民主党は8日午後、全国幹事長会議を党本部で開き、来年1月の党大会に向けて
党改革案などについて意見交換した。党首討論での鳩山代表の対応に、出席者から
「小泉純一郎首相にエールをおくるのではなく、民主党の政策を示す形にすべきだ」(福岡)
など、政府への対決姿勢を明確にすることを求める声が出た。
これに対し、鳩山氏は「小泉政権が抵抗を押しのけてやろうというなら、大いに
やらせるべきだ。族議員と結託して抵抗するのでは国民の不幸を招く」と述べ、
民主党の政策や方針に沿うなら協力していくとの姿勢を重ねて協調した。
岡田克也政調会長も「小泉内閣の改革の中に、民主党の政策とかなり似た部分がある。
方向が同じでも、我々の主張が正しかったと堂々と言えばいい」と同調した。
(以下略、共同通信より)
これね>680
683 :
一行小説:01/12/08 23:14 ID:A0FWeDlp
「俺も口説いてくんなきゃ、いや〜ん!」とヤマタクが言った。
ぽっぽは思った。
(YKKって一体・・・)
685 :
一行小説:01/12/09 00:42 ID:VkYWuXF9
カトーとヤマタクが「いや〜ん♪いや〜ん♪」と唄う中、純一郎は「よいではないか、よいではないか」と姫ぽっぽににじり寄ってきた。
686 :
一行小説:01/12/09 01:56 ID:CAFoeWHb
殿純一郎の手が姫ぽっぽの帯にかかろうとしたまさにその時、
「そうはイカンざき!」
と、懐かしのフレーズを炸裂させながら、イカンザキが割って入った。
波瀾万丈、今日は松浪ケンシロー。つい見てたら確かに波瀾万丈(w
689 :
一行小説:01/12/09 11:11 ID:MXbHncAW
「よいではないか、よいではないか」笑いながら殿純はイカンザキに手をかけた。
690 :
一行小説:01/12/09 11:58 ID:8Z6dAyKu
「純ちゃんは僕のものだ!」
赤姫ぽっぽはイカンザキを勇ましくも投げ飛ばした。
691 :
一行小説:01/12/09 12:12 ID:H/s8wpCM
しかしイカンザキを投げ飛ばした方向には殿純一郎がっ!!
692 :
一行小説:01/12/09 13:29 ID:diunCmTS
イカンザキに組み敷かれた格好になった純一郎は目をパチクリさせて言った。
「おれこういうの苦手なんだよー」そしておもむろにイカンザキを押しのけようと
した。しかし・・・イカンザキは目を閉じて唇を突き出していた。純一郎危うし!
(フジテレビ12月6日・12月7日調査・12月9日放送)
国民の約7割が「痛み」を伴う構造改革を願う
【問】あなたは小泉内閣を支持しますか。
支持する 82.4%
支持しない 16.0%
その他・わからない 1.6%
【問】失業率や倒産の増加、景気悪化など日本経済の状況は悪化の一途を辿っていますが、この状況下においても小泉内閣の掲げる「痛み」を伴う構造改革は行うべきだと思いますか。
思う 78.4%
思わない 18.4%
その他・わからない 3.2%
【問】あなたは、今後の政権の枠組みは、次の内どれが望ましいと思いますか。
自民・公明・保守の連立政権 28.6%
自民党の単独政権 15.4%
自民党と民主党の連立政権 37.0%
民主党を中心とする非自民連立政権 11.8%
民主党の単独政権 2.6%
その他・わからない 4.6%
国民は純ちゃんと鳩山代表のケコーンを望んでいるのねん♪
694 :
一行小説:01/12/09 15:09 ID:VkYWuXF9
「おや、楽しそうですねぇ〜枕投げですか?」城の主、細川モリヒロはのほほーんと「まだまだありますよ」と言うと襖を開けた。
695 :
一行小説:01/12/09 16:19 ID:gXNl4ai0
雪崩を打って押入れから出てくる枕。
…と思ったら、多量の枕の中のどこかから
聞きなれた関西弁が聞こえてきた。
>>687 きゃーーその写真はやばい!危ない!純ちゃん・・・・。その人絶対純ちゃんのことす・・・(以下略
>687
Guy Verhofstadt の名前が別の単語にみ・・・(以下略
>698
二つ目の写真、手が、って、ッ手がーーー。
゛ぎゅうぅぅ(はあと ゛
↑こんな感じじゃん!!!!
>687
いやん、ベルギー首相と変わりたい。こんな近くで・・・・・(失神
701 :
一行小説:01/12/10 00:07 ID:PiGTHpUT
「ソーリ!ソーリ!ソーリ!ソー…」辻本はかけ寄ったが純一郎は「おー!やっぱり本物の殿様は違うね!」とモリヒロに握手を求めに立ち上がったためかわされてしまった。
702 :
一行小説:01/12/10 03:33 ID:Jn1AVphh
「ソーリ!ソー…」かわされた勢いのまま辻本は枕につまづいて転んだ。
そして勢いあまってイカンザキを踏んでしまった。
「ソーリー」
その場の一同が凍った。
703 :
一行小説:01/12/10 10:13 ID:96/K8ELB
凍りついた面々の中、ティカゲは氷の微笑を浮かべ脚を組替えた。
704 :
一行小説:01/12/10 10:17 ID:uIjW/qFZ
イカソザキは辻元に踏まれたままティカゲを見上げた。
「ティ、ティカゲたんのパンティラ・・・」
705 :
一行小説:01/12/10 10:28 ID:tJ7gNLxP
たら〜り。「あ〜!イカンザキさん、鼻血、鼻血!!!」マキーコが投げたティシュの箱が
ノガーミ事務次官の顔面にに命中した。
706 :
一行小説:01/12/10 10:36 ID:tJ7gNLxP
「な、なにしやがるンだ!このアマッ!!!」「アマとは何よ!きーっ!!!」
707 :
一行小説:01/12/10 11:10 ID:96/K8ELB
今回もメチャメチャになっていく展開の中でブシューは振袖を羽織り「ジャパニーズ・キモノ ビューティホー!」と叫びながら純一郎の肩に手を回した。
708 :
一行小説:01/12/10 12:32 ID:uIjW/qFZ
・・・と思ったらそれは、純一郎の側に寄り添っていた、名前の読み方が難しくてわからないベルギー首相だった。
709 :
一行小説:01/12/10 14:36 ID:8FKvCJnB
「僕の純ちゃんに触っちゃ、だめ〜っ」ぽっぽが、純一郎とベルギー首相の間に割って入った。
710 :
一行小説:01/12/10 16:27 ID:96/K8ELB
目測を誤ったぽっぽは純一郎を飛越してマキーコとノガーミの乱闘の中へダイブした。
711 :
一行小説:01/12/10 21:23 ID:96/K8ELB
乱闘に巻込まれて、頭を抱え蹲るぽっぽを見かねた松浪ケンシローはコップの水をぶっかけ、乱闘を更に4時間延長させた。
712 :
一行小説:01/12/10 21:32 ID:to9SGoFq
「男は言い訳をしない」と捨てゼリフを残し速効でバッくれる松浪ケンシローだった。
713 :
一行小説:01/12/10 22:08 ID:ddC7puzu
「どうしたの? ぼんやりして。」f分の一の揺らぎの声が、ぽっぽを優しく包みこんだ。
714 :
一行小説:01/12/10 22:19 ID:36t4ppkU
「あ・・・」ぽっぽは、気がついた。あの時、夢中で、純一郎に抱きついた瞬間、感極まって気を失ってしまったのだ。
715 :
一行小説:01/12/10 23:00 ID:sZhFpaRz
「白昼夢を見てた・・・」頬を赤らめてつぶやくぽっぽを見る純一郎の瞳は、この上もなく優しい。
716 :
一行小説:01/12/11 00:08 ID:jD9N/cXc
「どんな夢見てたの?」純一郎の問いかけに、何も答えられないぽっぽだった。
・・・純殿が、ぽっぽ姫の手をひいてなんて・・・口が裂けても言えない嬉し過ぎる夢であった。
一行小説も大好きなんだけど、番外さんのしっとり純さんもまた読みたいな〜。
(とリクエストしてみたり・・・)
718 :
一行小説:01/12/11 12:32 ID:zaXvwyy0
「うん、もう大丈夫だから」「ふーん。あ、会議とかあるんだったら鏡見とけよ、口紅ついてるぞ。ふふ…」純一郎の言葉にぽっぽは慌てて顔を拭った。『あれ?』
719 :
一行小説:01/12/11 14:54 ID:QXnvTu4O
「もう、純ちゃんのいじわる〜。紅なんかついてな・・・」ぽっぽの言葉は続かない。
純一郎の白くて細いその指が、ぽっぽの唇にそっと触れたのを感じたから。
720 :
一行小説:01/12/11 15:03 ID:em1nfhp5
「ああ、口紅じゃなくて頬紅かな。真っ赤になってる」
という言葉とともに、白い手が固まっている赤い頬を優雅な仕草でそっとなぜた。
721 :
一行小説:01/12/11 16:55 ID:QXnvTu4O
ぽっぽの目からつーっと、涙がひとすじ、頬を伝った。
歓びの涙ではない。悲しみと怒りと恥ずかしさの入り混じった涙。
「純ちゃん、僕をからかってるでしょ。」・・・僕の気持ちを知ってるくせに。
722 :
一行小説:01/12/11 17:01 ID:QXnvTu4O
「からかってなんかないよ」純一郎は、微笑むと、ぽっぽの涙を、その白く細い指でなぞった。
そして、次の瞬間、その指を、自分の口に含んだ。「へぇ、涙って、塩っぱいんだね。」へ
723 :
一行小説:01/12/11 18:28 ID:nz7IWnUT
純一郎を見つめながらぽっぽは思った。
・・・純ちゃん、いつもと違う?
と、彫刻のような白いが、今度はぽっぽの目のを塞いだ。
「そんなにじっと見るなよ」
声がぐっと近づき
「いいことも、悪いこともできないじゃないか」
そういえば、今日は闇鍋忘年会を収録した「週間朝日」の発売日だった〜。
もう読んだ人います?ちなみに見出し。
『本誌年末恒例「永田町の闇鍋」首相+6人衆が鍋を囲み…
小泉、麻生、鳩山(由)…「失言」「本音」ポロポロ』
純ちゃん、あっそー、ぽっぽ、あとは…松野頼三氏?6人衆っていうことはその他の人は誰?
難民板では純・ぽっぽ萌えの方にはお勧めとありましたが。早速明日見てこなくては。
とりあえず、考えることは「なんかネタはあるかしら〜(from 一行小説ラヴ)」。
いや〜ん、一行小説、悪魔の純ちゃん、いいわ〜。
>724
明日早速買いに行きますわ〜〜〜!週刊朝日
726 :
一行小説:01/12/11 20:09 ID:ZklsdRxC
カツカツカツカツカツ…ぎゅむ。「ぐぇっ」「ハト山さん!?ちょっと、アナタ何こんな所で寝てんのよ!!」ぽっぽはマキーコに踏まれて目が覚めた。「…夢かよ」
727 :
一行小説:01/12/11 21:38 ID:37PGv7h7
どうやら、ここは、散会後の、衆議院本会議場らしい。
「あのマキコさん、・・・総理は?」
「何言ってんの。あの忙しいお人が今まで残ってるわけないでしょーが!」
728 :
一行小説:01/12/11 21:47 ID:Zk5v/QmJ
「そっか。そうだよな・・・」ひな壇の総理席は空席になっている。ぽっぽはため息をついた。
「それよりアンタ、こんな所で寝てていいの?カンさん探してたわよ」
729 :
一行小説:01/12/11 23:10 ID:mUw+IWaJ
カンはいらついていた。
「なんで、お前は、あいつの方ばっか見てるんだ。」
カンの腕にはしっかり買ったばかりの週刊朝日が握られていた。
闇鍋対談読みましたよ〜
なんか萌え萌えでしたわ・・・>純・ぽっぽ
まだ読んでない人は朝イチで本屋さんへGO!(w
週刊朝日はラッキーだったねぇ。闇鍋対談始めた数年前には、小泉さんが首相になるなんて、
想像だに出来なかったんだから。しかも、常識ではありえない鳩山さんとの本音対談。
・・・他誌はさぞや口惜しいだろうね。
>732
この部分↓だけコピペしたくなりました。ナイスな情報ありまと。
===
首相「まさにそこなんだよ、龍ちゃん」
首相が最後に発した言葉に、橋本氏の表情はみるみるうちに赤くなった。
他スレで「そこなんだよポマード」じゃなくて良かったじゃないかってのがあってワラタ
735 :
一行小説:01/12/12 12:52 ID:6WdP7BGg
週刊朝日の闇鍋記事を読んだ時の胸の、なんともいえない腹立たしさ。
(俺は嫉妬してるのか?誰に?)
カンの逡巡を知るものはまだ誰もいない・・・はずだった。
736 :
一行小説:01/12/12 13:42 ID:xRA4SH1j
ぽっぽも週間朝日を握りしめ、想いを巡らせていた。その場にいたとはいうものの、活字になると恥かしい会話がないわけではない。「ご飯はともかく、裸の…裸のつき合いって…」
737 :
一行小説:01/12/12 15:16 ID:TuEokOfv
「あ、カンさ・・・?!」
頬に一筋の涙をこぼすカンの姿にぽっぽは驚きをかくせなかった。
やっと読めましたよ〜週刊朝日の闇鍋対談。もうー最高!
まさにこのオンステ好みの展開。純&鳩の愛ある関係に萌えだわ。。。。。
>738
わたし的には、ぽっぽのお坊ちゃまぶりもツボ。
メシに誘う純さんVS風呂に誘うぽっぽ。。。坊ちゃんは大胆だなぁ。>739 TVじゃ見れないアソ\ーの笑顔もグーよ
741 :
一行小説:01/12/12 19:06 ID:ZS5vXHMy
(かんさ? 監査ですって? 民主党はいったい何を監査するつもり?)
聞き間違えて不審がるマキーコだった。
純 「じゃあ、鳩山さん、毎晩飯を食おうか?(笑い)」
鳩 「フフフフフ」
鳩 「こんどお風呂に入りますか。(笑い)」
純 「じゃあ来年のこの会は共同風呂で。(笑い)」
あぁ、妄想が・・・・・・・・。
743 :
一行小説:01/12/12 23:33 ID:+x0Z3ESM
「監査…監査…わからないわ!!もう!!!」眉間を寄せてマキーコが叫ぶのを聞きつけたタケーベは鋭く反応した。「モー!?モーって言うな!!」
744 :
一行小説:01/12/13 12:31 ID:OL8hCzEw
(タケーベさん、モー娘。嫌いだったのか・・・?)
密かにモー娘。ファンな坂口チカーラは、ちょっぴり悲しくなった。
闇鍋対談、民主チームは代表・特別代表・副代表が参加か…。
幹事長はマジで拗ねてる可能性ありですな(藁
国会前でのエコカー試乗のニュース(From スーパーニュース)
ぽっぽがいるのに気付いた純ちゃん「お〜っ、今日はありがとう」と握手を求める。
それに応じるぽっぽ。そして…
純「一緒に乗ろうか、ハハハハ」
やっぱりラブってる鳩純萌え〜〜〜〜〜!
(上手く説明できない自分に鬱…どなたかフォローきぼーん)
746 :
一行小説:01/12/13 19:28 ID:KOtNUKS4
そんな坂口チカーラの前に手が差し出された。Cだった。
二人は無言のまま固く握手を交わしハロープロジェクトライブ会場へと向かうのだった。
>745
ええええーーー!!!そのニュース見れなかった〜(えーん
見たい見たい〜〜〜!!!明日の「とくだね!」かなんかで流れるかな?
あの二人が一緒にいるとこ見ると、なんか嬉しくなるんだよね。
心がほんわか暖かくなるというか・・・。
>745
幹事長はもともと参加してなかったのでは?
党同士のオフィシャルな集まりってわけではないし、
民主党チームは自民党出身ばかりだから、単に昔からの
お付き合いって感じもする。
>747 今夜のニュースジャパンあたりはどうだろう…
750 :
一行小説:01/12/13 22:21 ID:Ye+Z48Dc
「かわいいよね〜辻ちゃん」Cの言葉にチカーラは口を閉ざした。『……娘。は、なっちだろっ!!』
751 :
一行小説:01/12/13 22:35 ID:DCFA8bga
「何か言わはりました?」妙に耳ざとい辻元だった。
小泉首相:
燃料電池自動車に試乗
国内自動車メーカー4社が開発中の燃料電池自動車の試乗会が13日、国会前庭で
行われ、小泉純一郎首相らが乗り心地を体験した。
カルロス・ゴーン日産社長らの運転で試乗を終えた首相は「静か、快適。欠点は値段
が高い(1台2〜3億円)だけでしょ。実用化できたら、少なくとも大臣は全部この車
に乗らなきゃいけないな。環境にやさしい究極の車だ」と絶賛し、全大臣車に導入する
構想を披露した。
会場で首相は、民主党の鳩山由紀夫代表を見つけて「おー、一緒に乗ろう」と
声をかけるひと幕も。鳩山氏はその気だったが、首相は続いて公明党の神崎武法代表に
気付いたため「公明さんもいらしてたんだ」と、どちらを誘うでもなくさっさと一人で車へ。
首相に期待しては振られるパターンの再現に、鳩山氏は「一緒に乗る時は公明党に相談しないとね」
とこぼしていた。
[毎日新聞12月13日] ( 2001-12-13-19:50 )
>752
そうはイカンザキ!
>>752 あはは。純ちゃんたら〜。ぽっぽもかわいい〜。この二人いつ見ても楽しい〜。神崎たんじゃま〜。
>752
なんか、ほんとに妻と愛人の関係っぽい?
純ちゃんは罪作り・・・・。私はポッポ派だよ〜!ポッポがんばれ〜。
妻と愛人つうか、「女房もちと昔の恋人」みたいな感じ。
女房って言っても、無理矢理同居してる、気にそわぬ結婚相手だもんね・・・神崎たんは。
互いに惹かれあってるロミオとジュリエットならぬ、純とぽっぽの運命はは、果たして?
>757 当時人の妻だった嫁と初めて一緒に観たのがロミオと〜だったらしい、そんなぽっぽ…禁断の恋がお好き?
>758
へー鳩山代表って、結構ドラマティックなんだね。自分の気持ちに正直というか・・・。
わたし的には最近鳩山代表の株、急上昇だわ。
もちろん純さまが一番だけど、鳩山代表と組んでくれる日がくることを祈ってる。
「あなたは死ぬ気なのですか。」僕は尋ねた。
銀髪のライオンは、目を伏せて、ふっと寂しそうに笑った。
ああ、なんて笑い方をするんだろう。
傷付いた少年の、消え入りそうな、はかない微笑。
・・・愛しさに胸をかきむしられるような切ない微笑。
「俺は強くなんかないよ。強いふりが出来るだけ。・・・」
僕は、思わず、ライオンを抱き締めようとする。
・・・だが、次の瞬間、僕は気がついてしまう。
「嘘だ。あなたは強い。強過ぎるほどに強い。今だって、その微笑を武器にしてる。」
ふふふふ。とライオンは再び笑う。今度の笑いには、寂しさなんぞ、かけらもない。
ああ、この人の正体がわからない。この人は僕を惑わす悪魔なのだろうか。
このスレ下がりすぎてる?(大丈夫ならいいけど
誰か勇気ある人上げてみて下さい〜
762 :
やすし:01/12/15 00:01 ID:jj8W0eaq
ほな、いくでー
鳩山さんって、本当にピュアな政治家だよね。
21世紀にはこーいう政治家が必要なんだと思う。
私利私欲と無関係に、国の将来を考える人。
あーー純ちゃんと組んで日本を治めて欲しい。
(菅さんも仲たがいしないで一緒にね)
今日の自民行革会議見てたら余計そう思う。
やすし?あのアンチの?
あんたこんなとこ来てええのん?(w
>764
あれは「ヤスシ」>762は「やすし」。
微妙に違う・・・
766 :
一行小説:01/12/15 13:25 ID:Oq5vUAhx
「辻ちゃんを冒涜するなぁぁっ!!」Cは辻本に向かって「死刑!!」と叫ぶと尻を突きだして、こまわりくんのポーズを決めた。
>757
親(o渕政権)が決めた結婚相手と、その前(自斜さ連立時代)に
つきあっていた彼女だものね。・・・ふふ
そして「あふりか象が好き!」
Cはそう叫ぶとモーオタの群集の中にダイブした。
その頃、新国立劇場にて「ドン・カルロ」を見終わった純一郎も観客席にダイブしようとしていた。
>768-769 は一行小説ってことでいいの?
> 770 名前入力間違えました。一行小説でお願いします。
すみません。逝ってきます…
772 :
一行小説:01/12/16 08:41 ID:WRNpaIM3
海バン姿に水泳帽で飛び込み用意についた純一郎を呼び止める声がした。
>>773 情報ありがとうございます。楽しみです〜。
775 :
無党派さん:01/12/17 02:58 ID:BbtQOPL5
コイズミ総理大好き。応援してます。頑張って。
776 :
無党派さん:01/12/17 06:17 ID:hA6cbguF
頑張って。
778 :
一行小説:01/12/17 13:22 ID:i512k6zw
「そ、総理!人前でそんなに肌をさらさないでください!!」
バスタオル片手に血相を変えて飛んできたのは(晋)であった。
779 :
一行小説:01/12/17 13:41 ID:i7w67BFk
ステージの下ではダイブ情報をつかんだノナカがカメラマン カモシダと並んで待っていた。
780 :
一行小説:01/12/17 13:45 ID:8KlYgQp1
純一郎の後ろには、得意の水泳と言うことで
張り切ってダイブするつもりだったツジモトがいた。
781 :
一行小説:01/12/17 14:13 ID:SWaQikGJ
「ちょっと!後つかえてるんで早よして下さいよ!!おじけついたんやないの!?」
782 :
一行小説:01/12/17 18:48 ID:6jBtArNK
「どうぞお先に」
純一郎は紳士的な態度で、レディーファーストをかました。するとツジモトの頬がぽっと赤らんだ。
783 :
一行小説:01/12/17 18:55 ID:Uln2tGi/
「ほないくでー!!」
照れ隠しに叫びながら辻本はダイブした。が、ダイブしてきた彼女に気づいた観客達は、蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。
バキャッ!!
哀れな水着姿のナイスバディは、客席の床に激突。
784 :
一行小説:01/12/17 19:00 ID:cnVntVu8
晋ゾーにタオルを巻かれながら純一郎は呟いた。
「まず、一人・・・」
そして、「したたか純ちゃん」はニヤリと笑った。
>784 こわいようー!!!!!!!!(w
786 :
一行小説:01/12/17 21:51 ID:LVpVwR4a
「ほほう。鼻っ柱が強いだけの若造かと思っていたが、どうしてどうして……」
純一郎の100倍したたかなノナカもニヤリと笑った。
その妖気にあてられたカモシダはゾゾッと鳥肌が立った。
787 :
一行小説:01/12/17 21:55 ID:Osuzuu4s
鳥肌が立ちすぎたカモシダは、あろうことか本物の鴨になってしまった。
788 :
一行小説:01/12/17 22:07 ID:M9JIOqtm
ノナカはとりあえず鴨にネギを背負わせてみた。
789 :
一行小説:01/12/17 22:10 ID:nUHeqY8M
しかし、そのネギが中国産だったため、国内の農家から非難が噴出!どうするノナカ!!
790 :
一行小説:01/12/17 22:16 ID:y1szLXp5
「グエグエ〜ッ!」(小泉さ〜んっ!)
農家からの非難もなんのその、ネギを背負った鴨のカモシダは純一郎の腕の中に飛び込もうとした。
純胡麻豆腐にありつけなかったキョセソは不満だった。
「馬鹿野郎!なんで俺が胡麻豆腐食えないんだ。党執行部は馬鹿野郎ばかりだ!馬鹿野郎!」
ぽっぽ非難発言を繰り返すキョセソに近付く者がいた。
ハト山(妻)は
「うちのユキオさんを馬鹿よばわりする奴は、月に代わって御仕置よ!!」
と叫ぶと7色に輝いた。
「そんなに食べたきゃ食らうがいわ!胡麻豆腐フラーーーシュッッ!!」
ハト山(妻)が放った手作り胡麻豆腐がキョセソにHIT!キョセソは胡麻豆腐まみれになった。
どろどろと落ちていく胡麻豆腐と共に、キョセソの特殊メイクも落ちていった。今、キョセソの真の顔が暴かれる!
「特ダネ!探しにきたのに、ど〜なってるの?」
偽キョセソの正体、それはキョセソの舎弟オグーラだった。
オグーラは熱く見詰め合うぽっぽと純一郎を目撃した。
(ま、まさかこの二人は・・・!)
『ヤバイ…!』オグーラの視線に気付いたぽっぽは
「お、お兄さん!!」
と叫ぶと純一郎に抱きついた。
純一郎は、そんなぽっぽを、心から愛しいと思うのであった。
特ダネを掴んだオグーラはコメントをとりにハト山(弟)の元へ急いだ。
走り去るオグーラを見ながら、ぽっぽは純一郎から離れられなかった。このままずーっと抱き合っていたい・・・
そんなぽっぽの耳元で、純一郎は吐息を吹きかけるようにして囁いた。
少しかすれた低い声で、甘く優しく・・・。
「ぽっぽ・・・あ・・・」
「足踏んでるよ…」
「ごめんっ!!」真っ赤になると、ぽっぽは飛びのいて白いハンカチを差し出した。
「いいよいいよ。あ!もうこんな時間だ。流行語大賞の授賞式に遅れてしまう。じゃーねー」
無邪気に笑いながら、純一郎は走り去った。
「兄さんが本当は姉さんだってホントにホント!?」
オグーラにガセネタを掴まされたクニオは息を切らせて走ってきた。
「なめんじゃねえぞ!この野郎!!」
クニオは通りすがりのアソー太郎に怒られた。
突然のアソー太郎の出現に呆然としているぽっぽに
「見世物じゃねぇんだ、この野郎!!」
とライフル銃を乱射した。
「アソーさーん!アソーさんて、なんでいつも怒ってんですか?」
田原ソーイチローは遠くから聞いた。
アソー太郎は泣きそうな顔になった。
「だって、純ちゃんソーリが、純ちゃんソーリが、・・・」
後は言葉にならない。
言葉にならなかったアソー太郎の気持ちはエクトプラズムとなって吐き出された。
アソー太郎が吐き出したエクトプラズムはひょっとこを形づくった。
「あぁら、オカメだなんて、失礼しちゃうわねぇ」
ティカゲが吐き出したエクトプラズムはヒョットコに向かって言った。
一方ぽっぽの言葉にできなかった気持ちはエクトプラズムとなって吐き出され流行語大賞に向かう純一郎を追うべく、愛の小鳩に姿を変えた。
しかし…
その頃純一郎は山田花子に誘惑されていた。
「カモ〜ン!」
心優しい純一郎は困惑し、断る理由を必死で探した。
「花子さん、申し訳ないが、僕には」
・・・そう言ってから気が付いた。
俺には、あいつが・・・・あいつの存在が・・・・
純一郎の脳裏に走馬灯の様に蘇る記憶。自分を呼ぶ声…
「純ちゃ〜ん、待ってよぉ〜…」
そのとき、どこからか白い鳩が会場に舞い降りた。
純一郎は自分を追いかけてきた、グニョグニョした鳩らしきものが頼りなく飛ぶのを見て、ため息をついた。
その白鳩は、純一郎の手の中に舞い降りた瞬間、輝くように元気を取り戻して羽ばたいた。
「ぽっぽ・・・」
魂を投げうってまで自分を追いかけるぽっぽの一途さに、純一郎は胸が苦しくなった。
(俺は、お前が思っているような男じゃない・・・)
純一郎の密かな苦しみを知る者は、まだ誰もいない。
クニオはうれしそうに帰ってきた鳩モドキを慌てて兄のおちょぼ口に押し込んだ。
ぽっぽは、不思議そうに廻りを見回した。
・・・変だなぁ。僕、とても幸せな気分・・・今まで何してたんだろう?
「でも・・・心が安らぐような、このぬくもりは・・・」
ぽっぽは記憶を辿るかのように自分の両肩を抱きしめた。
「兄貴、大丈夫か?」
うっとりと遠くを見つめる兄を、クニオは心配そうに見つめた。
「あたくしが診て差し上げてもよろしくてよ!」
ナース服のティカゲはぽっぽの頭に聴診器を当てた。
聴診器を通して聞こえてくる音・・・ソーリ萌えソーリ萌えソーリ萌えソーリ萌え・・・・
「この展開マンネリねっ」
ティカゲは、ちょっとだけ、うんざりした。
「そんなこと言ったって・・・」
はぁぁぁぁ〜ぽっぽは切ない溜息をついた。
その頃純一郎は
「愛子ちゃんか。愛はいいよなE島君♪」
すっかりご機嫌だった。
ちょうどその頃、アッソウに狙撃された上ピースボートに放りこまれたツジモトが、奇跡的に息を吹き返した。
「ここどこやねん!なんでウチこんなとこにおんのん!?」
ユキオの頭の中はソーリのことで一杯なのか?俺のことよりも・・・!?
嫉妬に狂ったクニヲは、大切な蝶の標本をティカゲに向かってぶち投げた。
ガシャーン!!
蝶まみれになったティカゲ・オン・ステージの幕が開いた。
すると、元タカラジェンヌ議員たちが集まってきた。
元タカラジェンヌ達は辻本が乗ったボートを担ぎあげ、ティカゲを囲んで歌い始めた。
「私も元タカラヅカよ〜」
鳩山夫人と竹村健一夫人がハモリながら言った。
「おー!華やかだなぁ!!」
純一郎はニコニコ笑った。
純一郎の声援を受けてタカラジェンヌ達の歌劇には熱が入った。それを見たぽっぽは
『ぼ、僕だって・・・純ちゃんに喜んでもらうんだ!』
意を決したようにぽっぽは立ち上がった。
そこにティカゲの夫ガンジローが現われた。
「ぽっぽはん、女がヅカなら男はカブキでっしゃろ」
ガンジローは人間国宝の腕を奮って、ぽっぽを可愛らしい赤姫姿に仕立て上げた。
「すばらしいねー!」
思わずバカ殿になった純一郎は
「じい、布団を敷け!」
と言ってぽっぽの手を引いた。
「オレさ、一度時代劇に出てくる『くるくるくる、あ〜れ〜』ってのやってみたかったんだよねー。ぽっぽ、いい?」
純一郎は無邪気な少年のように笑った。
「純ちゃん・・・もっと口説き上手になってくんなきゃ、いや〜ん!」
カトーが言った。
「じゃあカトーさんならどうやって口説いて欲しいの?」
純一郎は優しく微笑みながらカトーの耳元で囁いた。
「俺も口説いてくんなきゃ、いや〜ん!」とヤマタクが言った。
ぽっぽは思った。
(YKKって一体・・・)
カトーとヤマタクが「いや〜ん♪いや〜ん♪」と唄う中、純一郎は
「よいではないか、よいではないか」と姫ぽっぽににじり寄ってきた。
殿純一郎の手が姫ぽっぽの帯にかかろうとしたまさにその時、
「そうはイカンざき!」
と、懐かしのフレーズを炸裂させながら、イカンザキが割って入った
「よいではないか、よいではないか」
笑いながら殿純はイカンザキに手をかけた。
「純ちゃんは僕のものだ!」
赤姫ぽっぽはイカンザキを勇ましくも投げ飛ばした。
しかしイカンザキを投げ飛ばした方向には殿純一郎がっ!!
イカンザキに組み敷かれた格好になった純一郎は目をパチクリさせて言った。
「おれこういうの苦手なんだよー」
そしておもむろにイカンザキを押しのけようとした。
しかし・・・イカンザキは目を閉じて唇を突き出していた。純一郎危うし!
「おや、楽しそうですねぇ〜枕投げですか?」
城の主、細川モリヒロはのほほーんと「まだまだありますよ」と言うと襖を開けた。
雪崩を打って押入れから出てくる枕。…と思ったら、多量の枕の中のどこかから聞きなれた関西弁が聞こえてきた。
「ソーリ!ソーリ!ソーリ!ソー…」
辻本はかけ寄ったが純一郎は
「おー!やっぱり本物の殿様は違うね!」
とモリヒロに握手を求めに立ち上がったためかわされてしまった。
「ソーリ!ソー…」かわされた勢いのまま辻本は枕につまづいて転んだ。
そして勢いあまってイカンザキを踏んでしまった。
「ソーリー」
その場の一同が凍った。
凍りついた面々の中、ティカゲは氷の微笑を浮かべ脚を組替えた。
イカソザキは辻元に踏まれたままティカゲを見上げた。
「ティ、ティカゲたんのパンティラ・・・」
たら〜り。
「あ〜!イカンザキさん、鼻血、鼻血!!!」
マキーコが投げたティシュの箱がノガーミ事務次官の顔面にに命中した。
「な、なにしやがるンだ!このアマッ!!!」
「アマとは何よ!きーっ!!!」
今回もメチャメチャになっていく展開の中でブシューは振袖を羽織り
「ジャパニーズ・キモノ ビューティホー!」
と叫びながら純一郎の肩に手を回した。
・・・と思ったらそれは、純一郎の側に寄り添っていた、名前の読み方が難しくてわからないベルギー首相だった。
「僕の純ちゃんに触っちゃ、だめ〜っ」
ぽっぽが、純一郎とベルギー首相の間に割って入った。
目測を誤ったぽっぽは純一郎を飛越してマキーコとノガーミの乱闘の中へダイブした。
乱闘に巻込まれて、頭を抱え蹲るぽっぽを見かねた松浪ケンシローはコップの水をぶっかけ、乱闘を更に4時間延長させた。
「男は言い訳をしない」
と捨てゼリフを残し速効でバッくれる松浪ケンシローだった。
「どうしたの? ぼんやりして。」
f分の一の揺らぎの声が、ぽっぽを優しく包みこんだ。
「あ・・・」
ぽっぽは、気がついた。あの時、夢中で、純一郎に抱きついた瞬間、感極まって気を失ってしまったのだ。
「白昼夢を見てた・・・」
頬を赤らめてつぶやくぽっぽを見る純一郎の瞳は、この上もなく優しい。
「どんな夢見てたの?」
純一郎の問いかけに、何も答えられないぽっぽだった。
・・・純殿が、ぽっぽ姫の手をひいてなんて・・・口が裂けても言えない嬉し過ぎる夢であった。
「うん、もう大丈夫だから」
「ふーん。あ、会議とかあるんだったら鏡見とけよ、口紅ついてるぞ。ふふ…」
純一郎の言葉にぽっぽは慌てて顔を拭った。
『あれ?』
「もう、純ちゃんのいじわる〜。紅なんかついてな・・・」
ぽっぽの言葉は続かない。
純一郎の白くて細いその指が、ぽっぽの唇にそっと触れたのを感じたから。
「ああ、口紅じゃなくて頬紅かな。真っ赤になってる」
という言葉とともに、白い手が固まっている赤い頬を優雅な仕草でそっとなぜた。
ぽっぽの目からつーっと、涙がひとすじ、頬を伝った。
歓びの涙ではない。悲しみと怒りと恥ずかしさの入り混じった涙。
「純ちゃん、僕をからかってるでしょ。」
・・・僕の気持ちを知ってるくせに。
「からかってなんかないよ」
純一郎は、微笑むと、ぽっぽの涙を、その白く細い指でなぞった。
そして、次の瞬間、その指を、自分の口に含んだ。
「へぇ、涙って、塩っぱいんだね。」
純一郎を見つめながらぽっぽは思った。
・・・純ちゃん、いつもと違う?
と、彫刻のような白いが、今度はぽっぽの目を塞いだ。
「そんなにじっと見るなよ」
声がぐっと近づき
「いいことも、悪いこともできないじゃないか」
カツカツカツカツカツ…ぎゅむ。
「ぐぇっ」
「ハト山さん!?ちょっと、アナタ何こんな所で寝てんのよ!!」
ぽっぽはマキーコに踏まれて目が覚めた。
「…夢かよ」
どうやら、ここは、散会後の、衆議院本会議場らしい。
「あのマキコさん、・・・総理は?」
「何言ってんの。あの忙しいお人が今まで残ってるわけないでしょーが!」
「そっか。そうだよな・・・」
ひな壇の総理席は空席になっている。ぽっぽはため息をついた。
「それよりアンタ、こんな所で寝てていいの?カンさん探してたわよ」
カンはいらついていた。
「なんで、お前は、あいつの方ばっか見てるんだ。」
カンの腕にはしっかり買ったばかりの週刊朝日が握られていた。
週刊朝日の闇鍋記事を読んだ時の、なんともいえない腹立たしさ。
(俺は嫉妬してるのか?誰に?)
カンの逡巡を知るものはまだ誰もいない・・・はずだった。
ぽっぽも週間朝日を握りしめ、想いを巡らせていた。
その場にいたとはいうものの、活字になると恥かしい会話がないわけではない。
「ご飯はともかく、裸の…裸のつき合いって…」
「あ、カンさ・・・?!」
頬に一筋の涙をこぼすカンの姿にぽっぽは驚きをかくせなかった。
(かんさ? 監査ですって? 民主党はいったい何を監査するつもり?)
聞き間違えて不審がるマキーコだった。
「監査…監査…わからないわ!!もう!!!」
眉間を寄せてマキーコが叫ぶのを聞きつけたタケーベは鋭く反応した。
「モー!?モーって言うな!!」
(タケーベさん、モー娘。嫌いだったのか・・・?)
密かにモー娘。ファンな坂口チカーラは、ちょっぴり悲しくなった。
そんな坂口チカーラの前に手が差し出された。Cだった。
二人は無言のまま固く握手を交わしハロープロジェクトライブ会場へと向かうのだった。
「かわいいよね〜辻ちゃん」Cの言葉にチカーラは口を閉ざした。
『……娘。は、なっちだろっ!!』
「何か言わはりました?」妙に耳ざとい辻元だった。
「辻ちゃんを冒涜するなぁぁっ!!」
Cは辻本に向かって「死刑!!」と叫ぶと尻を突きだして、こまわりくんのポーズを決めた。
そして「あふりか象が好き!」
Cはそう叫ぶとモーオタの群集の中にダイブした。
その頃、新国立劇場にて「ドン・カルロ」を見終わった純一郎も観客席にダイブしようとしていた。
海バン姿に水泳帽で飛び込み用意についた純一郎を呼び止める声がした。
「そ、総理!人前でそんなに肌をさらさないでください!!」
バスタオル片手に血相を変えて飛んできたのは(晋)であった。
ステージの下ではダイブ情報をつかんだノナカがカメラマン カモシダと並んで待っていた。
純一郎の後ろには、得意の水泳と言うことで
張り切ってダイブするつもりだったツジモトがいた。
「ちょっと!後つかえてるんで早よして下さいよ!!おじけついたんやないの!?」
「どうぞお先に」
純一郎は紳士的な態度で、レディーファーストをかました。するとツジモトの頬がぽっと赤らんだ。
「ほないくでー!!」
照れ隠しに叫びながら辻本はダイブした。が、ダイブしてきた彼女に気づいた観客達は、蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。
バキャッ!!
哀れな水着姿のナイスバディは、客席の床に激突。
晋ゾーにタオルを巻かれながら純一郎は呟いた。
「まず、一人・・・」
そして、「したたか純ちゃん」はニヤリと笑った。
「ほほう。鼻っ柱が強いだけの若造かと思っていたが、どうしてどうして……」
純一郎の100倍したたかなノナカもニヤリと笑った。
その妖気にあてられたカモシダはゾゾッと鳥肌が立った。
鳥肌が立ちすぎたカモシダは、あろうことか本物の鴨になってしまった。
ノナカはとりあえず鴨にネギを背負わせてみた。
しかし、そのネギが中国産だったため、国内の農家から非難が噴出!どうするノナカ!!
「グエグエ〜ッ!」(小泉さ〜んっ!)
農家からの非難もなんのその、ネギを背負った鴨のカモシダは純一郎の腕の中に飛び込もうとした。
久々に拾ったぞゴルァ!!
漏れも久々だが、アプ屋も見ねえなゴルァ!!
年末は何かと忙しいぞゴルァ!!正月の餅代稼ぎに行くぞゴルァ!!
一行収集家さま〜
大変だったでございましょ?
ありがとうございます〜
アプ屋さん・・・どーしちゃったんでしょうね?
>800
趣味…というか好意でやっていただいていつことだからねえ。
読ませてもらっている方としては、ムリは言えませんなあ。
このスレ読んでくれているといいなあ。
802 :
一行小説:01/12/18 22:46 ID:1mgUCJWh
非情モードの純一郎は、鴨鍋の仕度にとりかかった。
うん。そうだね。>801(や、やおい??
でも見捨てないでね、アプ屋さん・一行収集家さん!
804 :
一行小説:01/12/20 19:39 ID:4GBNemt7
ぽっぽはいそいそと買出しに行き、鴨鍋の準備を手伝った。
805 :
一行小説:01/12/20 21:27 ID:GAgUZxP4
純一郎の元に、こんな招待状が舞い込んだ。
『もし、あなたが未だクリスマスイブの夜のご日程が決まっておられないのでしたら、
是非「オン・ステ合唱団」の歌声を聴きにいらっしゃいませんか?』
「奥さんと一緒に行ってみたら?」純一郎はぽっぽに言った。
保守
807 :
一行小説:01/12/21 03:08 ID:oGADn27E
「僕のところにも来てたから…」ネギを切る手を止め、ぽっぽは答えた。
「そうか、それは残念だな〜。…そうだ、石原さんなら空いてるかな?」
─ 純ちゃん…石原さんって、どっちの石原さんなの?─
ぽっぽの頭でこの疑問だけが空回りしていた。
808 :
一行小説:01/12/21 07:43 ID:0UtEFiQb
命がかかっているカモシダは、必死で元に戻ろうとした。
809 :
一行小説:01/12/21 08:38 ID:IPh/JRNb
「いやあこのカモおいしそうだねえ。早く食べちゃいたいよ」という純一郎の言葉に
(食べられたくない…しかし貴方になら…)激しいジレンマに苦悩するカモシダだった。
810 :
一行小説:01/12/21 09:40 ID:+eSLxP+k
「ソーリ!鴨鍋パーティーって本当ですか?」
威勢のいい関西弁。どこから聞きつけたのか、ツジモトが現れた。
811 :
一行小説:01/12/21 20:55 ID:kVXBhkcg
(ちっ・・・余計な奴が!)
豆腐を切る手が震えるぽっぽは
ツジモトを追い払うべく懸命に冷静になろうとした。
「鍋パーティーなら何か持ってくるのが礼儀だろう?」
自分でも訳がわからんことを口走ってしまい頭を抱えるぽっぽ。
812 :
一行小説:01/12/21 22:52 ID:vqkoUgsG
「あっ!そうだ。ビールが切れてるんだよ。買ってきてよ、ツジモト」
ポッポは我ながら名案だと思った。しかし・・・・・
813 :
一行小説:01/12/21 22:56 ID:vqkoUgsG
「えー?ビールないのん?しゃーないなあ。買って来るわ」とツジモトが答えた。
すると、「あれ?そう。じゃあ俺も行くよ。夜道に女性の一人歩きじゃ危ないもんなあ」
ポッポの気持ちがわからない無神経な純一郎であった。
814 :
一行小説:01/12/22 00:39 ID:wrD2mRNG
っていうか、夜道にツジモトと二人きりって、純ちゃんの方がアブないぢゃん!
それってだめぢゃんっっ!!
必死で考えた末、
「ぼ、僕がツジモトさんと行く!」
ぽっぽはエプロンをむしり取って立ち上がった。
815 :
一行小説:01/12/22 00:50 ID:9RU/7rU0
「ちっ!」今度はツジモトが舌打ちをした。
「いいわいいわ。もう私一人で行って来るわ、まっててや〜」ツジモトは仕方なく
一人でビールを買いに出かけた。
816 :
一行小説:01/12/22 00:59 ID:9RU/7rU0
ほっと一息のポッポ。振り返ると純一郎・・・・。
部屋に取り残された二人の間に微妙な沈黙が流れた・・・・・。
けっこうこのスレ下がってますね。このままだとヤバい?
そろそろ恒例の、勇気を振り絞る時間がやってきたのかも(W
818 :
一行小説:01/12/22 01:59 ID:3xLKEILB
見つめ合うような形で、二人は向かい合っていた。
ぽっぽの心臓は早鐘のように、鼓動を打っていた。
・・・苦しい。この人を見つめているだけで、何故こんなに胸が苦しいのだろう。
819 :
やすし:01/12/22 12:52 ID:X8es4qH+
ほないきまっせ〜
保守派sageでもオーケーじゃなかったっけ?
他の板でそう聞いたけど。。。鯖によって違うの?
822 :
.:01/12/24 11:38 ID:6xJ+fhpO
823 :
一行小説:01/12/24 20:22 ID:sMnpqpVw
沈黙を破るように、
「俺は、もうだめかもしれない・・・」ぽつんと純一郎が呟いた。
「え?」思いがけない言葉に、ぽっぽは、言葉を失った。
824 :
.:01/12/24 20:48 ID:JqojAIeg
825 :
一行小説:01/12/24 23:05 ID:4L9kzD4J
「もう駄目だ…。寒すぎる…!」
それもそのはず、未だに純一郎は海パン+バスタオル一枚ファッションだった。
826 :
一行小説:01/12/25 02:39 ID:8ECPip5p
国会議員によるチャリティー寒中水泳大会は、まだ始まったばかりだった。
827 :
一行小説:01/12/25 06:58 ID:XIJjjo/O
しかし、新国立劇場にはプールがない・・・
828 :
一行小説:01/12/25 20:01 ID:TfPjRoaQ
「ぼ、ぼくが暖めてさしあげます!」・・・ぽっぽは叫んでいた。
829 :
一行小説:01/12/25 20:51 ID:TLALJqDB
「・・・本当に?」
純一郎の白い肌を覆っていたバスタオルが、ハラリと落ちた。
830 :
一行小説:01/12/25 21:13 ID:Woamn/zy
「ただいま〜」なんと言うタイミングであろうか・・・そこにツジモトが帰ってきた。
しかも手には青いセーターが握られている。
「総理が寒そうな格好しているからお洋服買ってきてんよ〜。着てみて」
妙に気の利くツジモトであった。
831 :
一行小説:01/12/25 21:16 ID:Woamn/zy
ツジモトが買ってきた青いセーターとズボンが純一郎にぴたりと似合っているのを見て
歯軋りするぽっぽ。
「僕が暖めてあげたかったのに・・・・・」
832 :
一行小説:01/12/25 21:56 ID:QP+mmyup
「あんた方、いい加減にしてください!!」
新国の支配人がとうとうキレた。
一行小説も大好きだけど、番外さんの「しっとり純さん」もたまには読みたいな〜。
番外さん〜!お願いしますよ〜。
834 :
一行小説:01/12/26 20:47 ID:Rwsuohrd
怒りに狂った支配人は、突然ロケットランチャーを構えた。
「ふせてーっ、純ちゃん!!」ぽっぽは叫んで純一郎におおいかぶさった。
835 :
一行小説:01/12/26 20:53 ID:GsDBVoDh
と思ったら、なぜか自分の下にいたのはハト山(妻)だった。
「昨日の六本木男声合唱団の出演で疲れちゃったの?随分うなされてたわよ」
…夢だったのか。じゃあ、今日は22日か。あれ?オン・ステ合唱団の日はいつだっけ?あれも夢?
悩むぽっぽだった。
836 :
一行小説:01/12/27 17:00 ID:MEORSQqc
とりあえず妻と共に、「オペラ座の怪人」の練習をすることにした。
837 :
一行小説:01/12/28 01:24 ID:wbyC26I9
そう、ぽっぽに来ていたのはオン・ステ合唱団の招待状ではなく、オン・ステ合唱団の出演依頼の方だったのだ。
招待状を純一郎の元にそっと送ったのも、実はぽっぽであった。
本番は刻々と迫っていた。
838 :
一行小説:01/12/28 08:32 ID:Ij6oUAqp
「何故俺のところに招待状が来てないんだ!」
ぽっぽから招待状が届いていない事に憤慨するカンだった。
839 :
一行小説:01/12/28 10:02 ID:iZSwpQVw
カンは、ひそかにぽっぽ萌え〜な若手議員が紹介状をがめていたことを知らなかった。
840 :
間違い:01/12/28 10:03 ID:iZSwpQVw
>839 は
×紹介状
○招待状
・・・でした。逝って来る。
841 :
一行小説:01/12/28 12:27 ID:Ij6oUAqp
「カンさん、招待状来てないんだって?ウッシッシ」
キョセソはぽっぽからの招待状をカンに見せびらかした。
842 :
一行小説:01/12/28 13:09 ID:D7nKLlFm
よく見ると、宛名のところが修正液で塗りこめられている。
カンカンは黙ってカッターを手に取った。
843 :
一行小説:01/12/28 23:13 ID:jxYxoqdn
カリカリカリ・・・。修正液に覆われた箇所を慎重に削っていく。
[カ ン]
期待通りの文字が出てきた事にほくそえむカンだったが、現実は甘くなかった。
[カ ン ザ キ]
844 :
一行小説:01/12/29 04:47 ID:a3SUgfVH
待てよ、カンザキ宛の招待状をなぜキョセソが持っているんだ?しかも俺には来てない…。
実は合唱団のコンサートと見せかけて、政界再編をたくらんでる奴がいるのか…?
カンの不安は止まらなくなった。
845 :
一行小説:01/12/29 10:53 ID:6OEV33Tb
その頃、純一郎はオン・ステ合唱団コンサート会場に向かう準備をすっかり整えていた。
「E島くん、途中で石原さんのとこによってくれないか?」
─ 総理…石原さんって、どっちの石原さんなんですか?─
E島の頭でこの疑問だけが空回りしていた。
846 :
一行小説:01/12/31 05:02 ID:efcsnARx
そして同じその頃、ぽっぽはなぜか怪人のマスクの調整に余念がなかった。
「ロンドンでの本物の舞台にはかなわないけど…。忙しそうだし、今日はホントに来れるのかな、純ちゃん…」
前に発した「どちらの石原を誘うのか」という疑問は、緊張の前にすっかり忘れ去られていた。
847 :
一行小説:02/01/01 20:49 ID:eRtiB+iS
石原邸では家長と長男の激しい争いが年をまたいで続いていた。
「純ちゃんが合唱団コンサートに誘ったのはお前じゃない、このオレだ!」
「コンサートのお誘いがあったとき総理は僕の方を見てました!」
848 :
一行小説:02/01/01 21:11 ID:kCqXCPwR
「僕の予報によると、西高東低の気圧配置で、日本海側は年末年始大雪だから、
コイズミさんが誘ったのは・・・あ、僕だ」
次男の意見を家長と長男は当然黙殺した。
849 :
一行小説:02/01/01 23:24 ID:B24+wTvl
ピンポーン♪石原家一同の動きが止まった。
「だんなさま、おばっちゃま、コイズミ総理がお迎えに来られました」
石原邸は年始とは思えない異様な緊張感に支配された。
850 :
訂正です:02/01/01 23:28 ID:lcGZsYAO
>849 (訂正)おばっちゃま → おぼっちゃま
スミマセン。
851 :
一行小説:02/01/03 16:37 ID:EBvNkId6
「やあ!都知事に大臣。あ、今日はヨシヅミ君もいるのか。なんだか悪いなあ。
でもせっかくだから。おーい石原さーん」
「はーい。お待たせいたしました、総理」
現れたのは、あでやかなカクテルで正装した石原夫人であった。
852 :
一行小説:02/01/03 23:31 ID:Dl8bqDM1
「今行くからちょっと待って…って俺じゃないのかよ!」
石原父は思わず三村ツッコミで叫んだ。
853 :
一行小説:02/01/03 23:35 ID:BB6mIWtw
「じゃ、行こうか」
ジェントルマン然として腕を差し出す純一郎の腕に、夫人も
「ええ」
と答えながら腕を絡める。ほんの少し頬を染めながら・・・。
854 :
一行小説:02/01/04 01:08 ID:ESRL2kv3
「待て!」
まさに玄関を出ようとした二人の前に、慎太郎が立ちはだかった。
855 :
一行小説:02/01/04 08:59 ID:0IlcACVQ
「これをよく読め」
慎太郎は懐から取り出した一枚の紙を純一郎とイシハラ妻に差し出す。年季を感じさせるその紙にはこう記されていた。
(イシハラ家家訓第一条、家長の言うことは絶対)
「悪いな、俺がルールブックだ」
856 :
一行小説:02/01/04 09:11 ID:yl8ys41D
イシハラ妻は泣く泣く3歩下がった。息子たちはさらに3歩下がった。
慎太郎は満足そうに頷いた。
「と、いうことだ。純ちゃん。じゅ・・・純ちゃん??」
純一郎はイシハラ家のルールブックを夢中になって読んでいた。
「おー!いいな!これ。大臣達にもコピーして配ろうかな」
857 :
無党派さん:02/01/04 16:23 ID:o89k6WoD
絶叫しまくるぞ
また施政方針で
紋付姿の純さん萌え〜。
着流し純さまキボーン
860 :
一行小説:02/01/05 11:49 ID:t/eKT5j7
(純ちゃん、君はあの頃とまったく変ってないな)
ルールブックを夢中になって読む純一郎の姿を見て微笑ましく思う慎太郎であった。
862 :
一行小説:02/01/06 03:15 ID:SyjhaZw0
そのころ、オンステ合唱団のステージではおたかさんが朗々と歌っていた。
出番の迫ったぽっぽは、ちらっと客席を見た。純一郎の姿はなかった。
「純ちゃんはまだか…やっぱり仕事で忙しいのかな?」
863 :
一行小説:02/01/06 10:47 ID:10J9MCSh
と、ステージに目を向けると、そこで自分と同じ衣装をまとった純一郎が観客に「石原家家訓」を嬉しそうに読み聞かせていた。
864 :
一行小説:02/01/06 19:57 ID:F/WaH/NX
そして純一郎が家訓を読み上げる度に誰よりも大きく拍手、合の手を送る観客がいることにも気づいた。
慎太郎、その人だった。
>>861 日本の伝統、独特の美を追求する純&ポッポ萌え〜〜〜!
やっぱりこの二人いいよ。このコンビ大好き。
866 :
一行小説:02/01/07 16:16 ID:x7xymXTz
それを見たおたかさんは、純一郎&慎太郎コンビに負けまい、と向い側の
特設ステージ2(←フジロックフェス形式)で、さっきよりも大きな声で歌っていた。
選挙演説さながらの戦い…、参議院選挙以来の熱気が漂いはじめる会場…!
867 :
一行小説:02/01/07 19:56 ID:qfpm079g
「♪親のぉぉ〜血を引くぅぅ兄弟よりもぉぉ〜」
ひときわ大きな歌声が会場中に響き渡った。『永田町のジャイアン』と呼ばれるあの男がこの会場に来ている・・・!
868 :
一行小説:02/01/07 22:38 ID:Qf2GrBuR
「ジャイアン」なのに「シズカ」という、謎多き男が・・・!
869 :
一行小説:02/01/08 01:54 ID:5a9V7BuP
家訓のため招待状の権利を父にとられたノブテルは、楽屋口から会場に忍び込んだ。
しかし悪いことに、隠れていた場所はシズカちゃんのいる舞台の真下の奈落であった。
必死に気配を隠していたが、兄弟仁義の歌声にノブテルは笑いが我慢できなくなった。
「ぷっ…うっくっくっく…うっはっはっはー!!」
870 :
一行小説:02/01/08 12:27 ID:iJ6fzDoP
(し、しまった…!)
「今、笑ったのは誰じゃい!出てこいや!」
ノブテルの真上ステージからシズカちゃんの激しい怒号が飛んだ。
「この下におるようじゃのう。引き摺りだしたれや!」
シズカちゃんの号令を受けエトゥカメイ派の若手議員がステージ下に終結する。
どうなる、ノブテル?!
871 :
一行小説:02/01/08 14:14 ID:nw945uIB
「何くだらんこと言ってんだ!バカらしい!」慎太郎は機嫌を損ねてステージにミドリガメを投げつけた。
872 :
番外:02/01/08 15:11 ID:M1NuI6Hr
─本当に、大丈夫なんでしょうか。ここに、公邸に泊まるなんて・・・そんなことが?
─大丈夫、大丈夫。
男は顔の前でひらひらと手を振ってみせた。
─今日はちゃんと手を打ってあるんだ。心配ない。第一俺達は不倫関係じゃないし、
ましてや君は隣国の女スパイでもない。
もし、何かあっても堂々としていればいい。
─でも・・・大胆すぎませんか?
─こういうことは大胆にやったほうが、かえってバレないもんなんだ。
女は男の言いぐさに思わず笑ってしまった。
─よし。決まりだ。
男は微笑んだ。
まだ後込みをする女の手を引いて椅子に掛けさせると、その手を掌で包んだ。
─約束だよ。今日はずっとここにいてくれ。
観念した女は、微笑みながら男の掌を解いて、そっと小指を絡めた。
おお、そうだ。一つだけ・・・
男が言った。
─隣の部屋にSPが控えてる。だから大きな声はダメだ。派手な物音もね。
女はたちまち耳朶まで赤く染まる。
─今夜は・・・おとなしく寝ような。
そう言いながら唇を重ねてくる男に抗う気持ちも失せ、女は心の中で呟く。
─もう。知りません。あなたったら言行不一致なんだから・・・
好きな男の腕に抱かれている時が一番幸せ、という女は多い。
でも・・・
女は自分の膝の上の銀髪にそっと触れた。
私はこうしている時が一番好きかもしれない。
膝枕。
満たされた母の面持ちになって、女が男の銀髪を撫でる。
この膝の上の重み。
この重みが、私のこの世で一番大切な宝物。
─今流れているこの曲。とても綺麗な曲・・・
─でしょ。一人で聴くより、一緒に聴いた方がいいと思ったから、聴くの我慢してたんだ。
やっぱり、我慢してとっておいたかいがあったな。
君がそう言ってくれて嬉しいよ・・・
本当に嬉しい時の嬉しい顔。
こういう時の男の少年のような目の輝きが好きだ、と女は思う。
苦しいほど愛しい、と思う。
だが・・・
愛は惜しみなく奪うもの、と言ったのは誰だったか。
惜しみなく奪えば、とたんに失せてしまう愛がここにある・・・
女の膝の上に頭を乗せ両腕を組んだ男が、目を瞑ったまま口を開いた。
─この前、会食の時にある女性から“どういう女性と結婚したいか”と聞かれたよ。
その声は何故か、少し遠くから聞こえたような気がした。
─俺は結婚はしない。だから強いて言えば“結婚したくない”と思っている女性だ、と言った。
男の髪を弄んでいた女の指の動きが一瞬止まった。
が、無言で頷き、男の額にそっとくちづけをした。
─勝手すぎるよな、俺は。君の一生は・・・
男が目を開き、女の眼差しを捉えた。
しかしその先の言葉を繋ぐことはせず、言葉は・・・宙を漂い、消えていった。
>>872 >>873 待ってました〜番外さん。とてもイイ!(・∀・)
ハァ、公邸にお泊りしたいな〜。
875 :
一行小説:02/01/08 18:55 ID:eDJbZES9
ミドリガメを投げつけられたおタカさんは、奈落からカメイを引っ張りあげて慎太郎に投げ返した。
876 :
一行小説:02/01/08 19:08 ID:21LYEH1B
慎太郎はとっさに避けた。カメイ客席に激突の危機!
…と思ったら、ノブテルに向けられたはずのエトゥカメイ派の若手議員戻って来て、
カメイを受け止めた。
「先生になにすんだ!」
エトゥカメイ派軍団代表のマツオカが、おたかさんに向かって叫んだ。
新たな争いが勃発しているすきに、ノブテルは命からがら逃げ出した。
一行小説もイイけど、番外さんのもイイ! あああ、萌え萌えですわ〜。
今夜は眠れないかも。悶々。
878 :
一行小説:02/01/08 23:11 ID:+dSh0sJR
「あはは、かわいいやつだなあ」
聞きなれた良く通る声。
ノブテルが振り返るとミドリガメと無邪気に戯れる純一郎の姿があった。
879 :
一行小説:02/01/09 00:33 ID:DPpLyzGJ
ミドリガメは、つい我を忘れて「私の背中に乗って下さい。ぜひ龍宮城へ」と、手足をふんばって見せた。
880 :
一行小説:02/01/09 04:05 ID:eFYeoOD/
「龍宮城ってどこなの?」と純一郎が聞くと「永田町の奥です」とミドリガメは答えた。
「え、永田町?…僕も永田町に亀を飼ってるんだけどな。友達なのかな?」
いい感じで、話が佳境に入りかけたものの、
「純ちゃん、呼んだ?」カメイが割り込んできた。
881 :
一行小説:02/01/09 10:06 ID:kgfCJHXY
「純ちゃんと竜宮城へ行くのは僕だ!」
ぽっぽ、カメイを足蹴にして登場。
882 :
一行小説:02/01/09 11:15 ID:JNvgEsmw
「いいや、俺だ!」
ぽっぽを突き飛ばして慎太郎が登場。
883 :
一行小説:02/01/09 12:18 ID:YrApBvo+
「いいえ、僕!・・・じゃないです」
慎太郎を弾き飛ばそうとしたノブテルだったが
家長である彼に『石原家家訓』を突きつけられ3歩後退した。
884 :
一行小説:02/01/09 14:41 ID:DPpLyzGJ
「でも、乗ってくれって言われてもなぁー」純一郎は掌のミドリガメをしげしげと眺めた。
地元の新聞に出てた『与党冬景色 4』より。
(たぶん共同の記者が書いたと思われ…)
民主党代表の鳩山由紀夫と笑顔ではしゃぐ首相小泉純一郎を、公明党代表の神崎武法と保守党
代表の野田毅は冷ややかな視線で見つめていた。昨年12月、国会前庭で与野党党首が参加し
て行われた燃料電池車の試乗会。神崎は「(首相は)八方美人だな」と不快感をあらわにし、
小雨まじりの会場を後にした。
八方美人ってのはちと違うと思うぞ>イカンザキ
886 :
一行小説:02/01/09 20:18 ID:QOLJMYGC
「ミドリガメに乗らなくても俺の船で行けばいいじゃない」
慎太郎はいそいそと自慢の船の出港の準備を始めた。
887 :
一行小説:02/01/09 20:46 ID:m0E8wjjt
「そもそも永田町に海があるのか?」
純一郎はもっともな疑問を口にした。
888 :
一行小説:02/01/10 01:14 ID:dCKHRUM9
「大きなお屋敷の中に、大きな池があるんです。お屋敷の御主人は、みんなの人気者です」
ミドリガメは答えた。
>>885 そうですよね。
八方美人なら、イカンザキにもっと愛想がいいはずと思われ。
純な鳩山氏、したたか小泉氏
これって…。
やはりぽっぽはそう見えているのかーという感じだ。
週刊麻日、ヤバすぎ!!
純たんの初体験、二十歳の時だったんだってね…。
なんという爆弾発言をするんだ…。ひいいい
そして麻日よ、一国の総理の初体験について
秘書や弟にインタビューするんじゃない(笑)
>891 弟はともかく秘書が初体験いつか知っていのもなんだかなぁ(笑)
週刊麻日の記事読んだわ・・・ありゃ、記者の趣味というか、執念というか・・・・(笑
>>885 民主党代表の鳩山由紀夫と笑顔ではしゃぐ首相小泉純一郎・・・
その情景が目に浮かぶようですわ・・・そりゃ当然イカンザキは面白くないですな(笑
週刊麻日の記事、
「兄貴に恋人がいたとは思えない。本当に二十歳の頃だったとしたら、
一夜限りの関係だったんじゃないか」
という純ちゃん弟のコメントに萌え萌え。
今だったら、純ちゃんの一夜妻になりたい人、いっぱいいるだろうね〜。
最初に気づいたのは、夫だったかもしれない。
ニュース番組に、予算委員会の様子が映った時だった。
「君、服の趣味少し変わった?」
「え?」
夫の何気ない一言は、なぜか順子を驚かせた。
画面の中に一瞬映った彼女は、鮮やかなグリーンのジャケットを着ていた。
「…そうかしら?そんなに変わらないと思うけど」
「いいや、変わったよ。前より華やかになった」
確かに以前は、黒や紺色の物を好んで着ていた。
職場では身が引き締まり、相手にも威圧感を与えられる色だ。
しかし、最近は色がついたものを着ることが多いかもしれない。
洋服に合わせる小物選びや、鏡の前に立つ時間も、前より長くなったかもしれない。
夫に指摘されるまで気づかなかったが…。
「でも、悪くないと思うよ、うん。女は見られると変わるって言うけどさ」
「ええ?」
「いや、きれいになったな…って」
「やだ、からかわないでよ」
「ははは…」
平和な「夫婦の会話」を交わしながら、順子は言いようのない、後ろめたさを感じていた。
自分の装いが誰のための、何のための装いか、彼女には心当たりがあった。
※内容は全て作者の妄想※
897 :
一行小説:02/01/11 08:40 ID:F15Zr6aT
「そんな馬鹿な話があるか!なんで池なんだ、俺は海がいいんだ!」
と駄々をこねる慎太郎を宥め、純一郎達は徒歩で永田町に向かう事にした。
>>895 禿げ同。恋人なんて贅沢はいいません。一夜限りでいいから・・・・・・(以下自粛。
>>896 雰囲気でてるわ〜。わかるわかる。
>896
(・∀・)イイ! 続き楽しみに待ってます♪
おー!900いきましたね。
野党党首会談実施へ、のニュースで流れていたぽっぽの会見映像。
着ていたのはインドの正装?
確か…先日バジパイ首相が訪日した時に純ちゃんも着ていたような(袖がない形だったけど)
伊勢神宮参拝といい、やっぱり純ちゃんと同じ事がしたいのか??>ぽっぽ
>902
超えちゃいましたね(藁>メガワティたん
906 :
一行小説:02/01/14 02:13 ID:jCONjP5n
「海の方がいいのに!!なんで分からないんだ!!」言い続けていた慎太郎は「おっ!男はやっぱり海だよな!」と爽やかに笑う若大将にさらわれた。
907 :
一行小説:02/01/14 02:37 ID:MyKlJ48H
「あなた!もうすぐ出番よ!」
当然のように純一郎について行こうとしたぽっぽは、妻にステージ袖へと引きずられていった。
ドルチェ経由芋なのですが、又書き込めなくなるモヨウ。鬱…
ん?>908
『…首相は、精力的な外交を行い、日本とアジア各国の友好関係を……』
同行している記者の、レポートと共に送られてくる映像。
そこに映る人物の溌剌とした様子に、留守を預かる官房長官は、ほっと胸をなでおろした。
「厳しい日程だが、総理はお元気なようだ。安心しました」
と、福田は共にテレビを見ている伸晃に話し掛けた。しかし、相手は無言だ。
「大臣?」
今度は彼の方を見て呼びかける。しかし、やはり返事は無く、伸晃の視線はテレビに注がれたままだった。
「石原さん…?」
「あ、はい」
名前を呼ばれて、ようやく福田の声に気づいた伸晃は、取り繕うように言葉を継いだ。
「そう、ですね。少し疲れていらっしゃるようですが、大丈夫でしょう」
「…あなたは、随分お疲れのようだ。何かありましたか?」
心配そうな福田の言葉を、
「いえ、別に…」
と受け流しながらも、伸晃は彼と目を合わせなかった。何もかも見透かされそうで…。
「随分長居をしてしまいました。失礼します」
そう言うと、伸晃は慌てた様子で立ち上がり、福田の部屋を後にした。
それを見送る福田の表情は不安気だ。
何もなくて、あれほど心を奪われるものだろうか。
声を掛けられても気づかないほどに。
(何か隠しているな)
それも多分、今しがたテレビに映っていた人物について。
そうは思っても、まさか連れ戻して問い詰める訳にもいかない。
心に小さな引きつれのようなものを感じながら、福田は窓から外を見た。
すると、丁度伸晃のものらしい公用車が、官邸の敷地を出るのが見えた。
公用車の後部座席に乗り込んだ伸晃は、「自宅へ」と運転手に短く告げた。
静かに走り出した車は、薄闇に包まれた永田町を抜け、夕暮れの街へと出た。
だんだんと闇が濃くなる街並みを窓外に見るうちに、先ほど注視していた映像が、伸晃の脳裏にありありと思い出された。
相手国の大統領と、固い握手を交わす白い手。
東南アジア圏の人種特有の、褐色の肌との対比もあってか、その白磁のような白さが、伸晃の目に焼きついて離れなかった。
あの繊手に最後に触れたのは、いつだったか…。
遠い異国の人間と親しく握手を交わす手に、側で立ち働く自分は触れることすらできない。
「皮肉なものだ」
思わず洩れてしまった、という風な呟きを聞きとめた運転手が、バックミラー越しに伸晃をちらりと窺った。
しかし、窓外を見るともなしに見ているその様子から、「独り言」と判断して黙っていた。
伸晃は自分の子供じみた嫉妬心にうんざりし、片手を額に当て、何かを吐き出すようにため息をつく。
しかし、一度回り出してしまった夢想の輪は、それぐらいでは止まらなかった。
つい「もしも」と、考えてしまう。
(もし、あの手に触れることが許されたら…)
…今でも求めてしまうのではないか?その先にあるものを。
それは凶暴な「予感」だった。
(何を考えているんだ、俺は)
もうそんな年でもあるまいに。あの人も、自分も。
(今、あの人が俺を側に置いている意味は…)
例え敵わぬ望みを抱えたままでも、せめて「意味のある存在」として側にいたい。
伸晃は運転手に命じた。
「すまない。党本部に戻ってくれないか?そうしたら、君はもう帰っていいから」
「これからまだお仕事ですか?」
「ああ」
ほんの一瞬の間の後、
「……分かりました」
応えた運転手は、元来た道へとハンドルを切る。
黒塗りの車は街の明かりを跳ね返しながら、すっかり闇に沈んだ永田町へと戻っていった。
913 :
908:02/01/14 17:02 ID:3uCPGKtE
>913
見ることはできるのでしょうか?書きこみされる方が減っちゃうのはなんとも寂しい限り…。
ネットカフェなど機会があったら是非ともまた書き込んでくだされ。
915 :
無党派さん:02/01/15 06:49 ID:VYchhgfn
寂しいじゃーないかっ!(T T)>913
このスレ細々とでも絶対続けていく(つもりだ)から、読むだけでもいいからきてね。
916 :
伸晃:02/01/15 08:12 ID:VYchhgfn
久々の伸晃さん登場ですね。>911,912
私もクリスマス前に書いてボツにしてたヤツがあったんで、便乗させて下さい(w
917 :
伸晃:02/01/15 08:14 ID:VYchhgfn
「少し早いけど・・・メリークリスマス」
純一郎はワイングラスを掲げて微笑んだ。
「ええ。貴重なお休みなのに、突然押し掛けたりして申し訳ありません」
硬い表情を崩すタイミングを掴めないまま伸晃もグラスを掲げた。
僕は・・・来てしまった。
伸晃は自分のとった行動がいまだに信じられないでいた。
しかし、突然の訪問という不可解な行動にもかかわらず、
純一郎は訝ることなく伸晃を招き入れたのだった。
グラスの中でゆっくりと揺れる赤い液体を通して、無言の純一郎が伸晃を見つめている。
休日の貴重な時間をさいてもらったのだ。
なにか言わなければ。
せめて此処に来た理由を話さなければ。
伸晃は焦った。
「サンドバック・・・」
二人は同時に同じ言葉を口にした。
やっとの思いで口にした言葉が、純一郎の言葉と重なってしまった。
気まずい空気が流れた。
純一郎の目は伸晃に言葉の続きを促している。
「総理、いや純一郎さん。僕は・・・」
だめだ。その先が続かない。
純一郎が床に積んである幾つかの山の中から一枚のCDを選び出し、
プレイヤーにセットした。
流れてきた曲は、伸晃にとって忘れられないあの日の曲だった。
高輪の議員宿舎であの日・・・
流れ漂う切ない旋律とともに伸晃はあの日に駆け戻った。
あなたはあの時、泣いていた。
その理由を僕に知られたくなかったから、だからあなたは僕を・・・
今思えばあの時、あなたは僕にサンドバックの役を命じたのだ。
そう。僕は昔からこの役を演じ続けてきたのですよ、純一郎さん。
でも僕はそれでもかまわない。
あなたから与えられた役を演じきるまでです。
今夜それを言いにここに来たのに・・・
919 :
一行小説:02/01/15 17:57 ID:EJgng5b0
次に妻は「あなた、テレビもう始まるわよ」と言ったように聞こえた。
「え…テレビ…?ステージの出番じゃないの」
「何言ってるのよ。新春の小泉さんの会見をみたいから、時間が来たら起こして、と言ったじゃない」
ぽっぽは自宅のソファで毛布をかぶっている自分に気づいた。
「ごめん…僕は夢の中で何度か夢を見ていたみたい…」ぽっぽは呟いた。
>>911 >>917 両方ともせつないですなあ…。(ホロリ
続きがあれば是非とも読みたい。
現実の伸晃殿もがんばってもらいたいものですな。
現実の伸晃さんには総理も失望されたご様子・・・残念なことに。
これからでもいいから総理のために頑張れ、伸晃。
はぁー、それにしても純様の魅力は一向に褪せないばかりかますます・・・!
非情モードの純一郎は、鴨鍋の仕度にとりかかった。
ぽっぽはいそいそと買出しに行き、鴨鍋の準備を手伝った。
純一郎の元に、こんな招待状が舞い込んだ。
『もし、あなたが未だクリスマスイブの夜のご日程が決まっておられないのでしたら、
是非「オン・ステ合唱団」の歌声を聴きにいらっしゃいませんか?』
「奥さんと一緒に行ってみたら?」純一郎はぽっぽに言った。
「僕のところにも来てたから…」ネギを切る手を止め、ぽっぽは答えた。
「そうか、それは残念だな〜。…そうだ、石原さんなら空いてるかな?」
─ 純ちゃん…石原さんって、どっちの石原さんなの?─
ぽっぽの頭でこの疑問だけが空回りしていた。
命がかかっているカモシダは、必死で元に戻ろうとした。
「いやあこのカモおいしそうだねえ。早く食べちゃいたいよ」という純一郎の言葉に
(食べられたくない…しかし貴方になら…)激しいジレンマに苦悩するカモシダだった。
「ソーリ!鴨鍋パーティーって本当ですか?」
威勢のいい関西弁。どこから聞きつけたのか、ツジモトが現れた。
(ちっ・・・余計な奴が!)
豆腐を切る手が震えるぽっぽはツジモトを追い払うべく懸命に冷静になろうとした。
「鍋パーティーなら何か持ってくるのが礼儀だろう?」
自分でも訳がわからんことを口走ってしまい頭を抱えるぽっぽ。
「あっ!そうだ。ビールが切れてるんだよ。買ってきてよ、ツジモト」
ポッポは我ながら名案だと思った。しかし・・・・・
「えー?ビールないのん?しゃーないなあ。買って来るわ」とツジモトが答えた。すると、
「あれ?そう。じゃあ俺も行くよ。夜道に女性の一人歩きじゃ危ないもんなあ」
ポッポの気持ちがわからない無神経な純一郎であった。
っていうか、夜道にツジモトと二人きりって、純ちゃんの方がアブないぢゃん!それってだめぢゃんっっ!!
必死で考えた末、「ぼ、僕がツジモトさんと行く!」
ぽっぽはエプロンをむしり取って立ち上がった。
「ちっ!」今度はツジモトが舌打ちをした。
「いいわいいわ。もう私一人で行って来るわ、まっててや〜」
ツジモトは仕方なく一人でビールを買いに出かけた。
ほっと一息のポッポ。振り返ると純一郎・・・・。
部屋に取り残された二人の間に微妙な沈黙が流れた・・・・・。
見つめ合うような形で、二人は向かい合っていた。
ぽっぽの心臓は早鐘のように、鼓動を打っていた。
・・・苦しい。この人を見つめているだけで、何故こんなに胸が苦しいのだろう。
沈黙を破るように、
「俺は、もうだめかもしれない・・・」ぽつんと純一郎が呟いた。
「え?」思いがけない言葉に、ぽっぽは、言葉を失った。
「もう駄目だ…。寒すぎる…!」
それもそのはず、未だに純一郎は海パン+バスタオル一枚ファッションだった。
国会議員によるチャリティー寒中水泳大会は、まだ始まったばかりだった。
しかし、新国立劇場にはプールがない・・・
「ぼ、ぼくが暖めてさしあげます!」・・・ぽっぽは叫んでいた。
「・・・本当に?」
純一郎の白い肌を覆っていたバスタオルが、ハラリと落ちた。
「ただいま〜」なんと言うタイミングであろうか・・・そこにツジモトが帰ってきた。しかも手には青いセーターが握られている。
「総理が寒そうな格好しているからお洋服買ってきてんよ〜。着てみて」妙に気の利くツジモトであった。
ツジモトが買ってきた青いセーターとズボンが純一郎にぴたりと似合っているのを見て歯軋りするぽっぽ。
「僕が暖めてあげたかったのに・・・・・」
「あんた方、いい加減にしてください!!」新国の支配人がとうとうキレた。
怒りに狂った支配人は、突然ロケットランチャーを構えた。
「ふせてーっ、純ちゃん!!」ぽっぽは叫んで純一郎におおいかぶさった。
と思ったら、なぜか自分の下にいたのはハト山(妻)だった。
「昨日の六本木男声合唱団の出演で疲れちゃったの?随分うなされてたわよ」
…夢だったのか。じゃあ、今日は22日か。あれ?オン・ステ合唱団の日はいつだっけ?あれも夢?
悩むぽっぽだった。
とりあえず妻と共に、「オペラ座の怪人」の練習をすることにした。
そう、ぽっぽに来ていたのはオン・ステ合唱団の招待状ではなく、オン・ステ合唱団の出演依頼の方だったのだ。
招待状を純一郎の元にそっと送ったのも、実はぽっぽであった。本番は刻々と迫っていた。
「何故俺のところに招待状が来てないんだ!」
ぽっぽから招待状が届いていない事に憤慨するカンだった。
カンは、ひそかにぽっぽ萌え〜な若手議員が紹介状をがめていたことを知らなかった。
「カンさん、招待状来てないんだって?ウッシッシ」
キョセソはぽっぽからの招待状をカンに見せびらかした。
よく見ると、宛名のところが修正液で塗りこめられている。
カンカンは黙ってカッターを手に取った。
カリカリカリ・・・。修正液に覆われた箇所を慎重に削っていく。
[カ ン]
期待通りの文字が出てきた事にほくそえむカンだったが、現実は甘くなかった。
[カ ン ザ キ]
待てよ、カンザキ宛の招待状をなぜキョセソが持っているんだ?しかも俺には来てない…。
実は合唱団のコンサートと見せかけて、政界再編をたくらんでる奴がいるのか…?
カンの不安は止まらなくなった。
その頃、純一郎はオン・ステ合唱団コンサート会場に向かう準備をすっかり整えていた。
「E島くん、途中で石原さんのとこによってくれないか?」
─ 総理…石原さんって、どっちの石原さんなんですか?─
E島の頭でこの疑問だけが空回りしていた。
そして同じその頃、ぽっぽはなぜか怪人のマスクの調整に余念がなかった。
「ロンドンでの本物の舞台にはかなわないけど…。忙しそうだし、今日はホントに来れるのかな、純ちゃん…」
前に発した「どちらの石原を誘うのか」という疑問は、緊張の前にすっかり忘れ去られていた。
石原邸では家長と長男の激しい争いが年をまたいで続いていた。
「純ちゃんが合唱団コンサートに誘ったのはお前じゃない、このオレだ!」
「コンサートのお誘いがあったとき総理は僕の方を見てました!」
「僕の予報によると、西高東低の気圧配置で、日本海側は年末年始大雪だから、コイズミさんが誘ったのは・・・あ、僕だ」
次男の意見を家長と長男は当然黙殺した。
ピンポーン♪石原家一同の動きが止まった。
「だんなさま、おぼっちゃま、コイズミ総理がお迎えに来られました」
石原邸は年始とは思えない異様な緊張感に支配された。
「やあ!都知事に大臣。あ、今日はヨシヅミ君もいるのか。なんだか悪いなあ。でもせっかくだから。おーい石原さーん」
「はーい。お待たせいたしました、総理」
現れたのは、あでやかなカクテルドレスで正装した石原夫人であった。
「今行くからちょっと待って…って俺じゃないのかよ!」
石原父は思わず三村ツッコミで叫んだ。
「じゃ、行こうか」ジェントルマン然として腕を差し出す純一郎の腕に、夫人も
「ええ」と答えながら腕を絡める。ほんの少し頬を染めながら・・・。
「待て!」
まさに玄関を出ようとした二人の前に、慎太郎が立ちはだかった。
「これをよく読め」
慎太郎は懐から取り出した一枚の紙を純一郎とイシハラ妻に差し出す。年季を感じさせるその紙にはこう記されていた。
(イシハラ家家訓第一条、家長の言うことは絶対)
「悪いな、俺がルールブックだ」
イシハラ妻は泣く泣く3歩下がった。息子たちはさらに3歩下がった。
慎太郎は満足そうに頷いた。
「と、いうことだ。純ちゃん。じゅ・・・純ちゃん??」
純一郎はイシハラ家のルールブックを夢中になって読んでいた。
「おー!いいな!これ。大臣達にもコピーして配ろうかな」
(純ちゃん、君はあの頃とまったく変ってないな)
ルールブックを夢中になって読む純一郎の姿を見て微笑ましく思う慎太郎であった。
そのころ、オンステ合唱団のステージではおたかさんが朗々と歌っていた。
出番の迫ったぽっぽは、ちらっと客席を見た。純一郎の姿はなかった。
「純ちゃんはまだか…やっぱり仕事で忙しいのかな?」
と、ステージに目を向けると、そこで自分と同じ衣装をまとった純一郎が観客に「石原家家訓」を嬉しそうに読み聞かせていた。
そして純一郎が家訓を読み上げる度に誰よりも大きく拍手、合の手を送る観客がいることにも気づいた。
慎太郎、その人だった。
それを見たおたかさんは、純一郎&慎太郎コンビに負けまい、と向い側の特設ステージ2(←フジロックフェス形式)で、さっきよりも大きな声で歌っていた。
選挙演説さながらの戦い…、参議院選挙以来の熱気が漂いはじめる会場…!
「♪親のぉぉ〜血を引くぅぅ兄弟よりもぉぉ〜」
ひときわ大きな歌声が会場中に響き渡った。『永田町のジャイアン』と呼ばれるあの男がこの会場に来ている・・・!
「ジャイアン」なのに「シズカ」という、謎多き男が・・・!
家訓のため招待状の権利を父にとられたノブテルは、楽屋口から会場に忍び込んだ。
しかし悪いことに、隠れていた場所はシズカちゃんのいる舞台の真下の奈落であった。
必死に気配を隠していたが、兄弟仁義の歌声にノブテルは笑いが我慢できなくなった。
「ぷっ…うっくっくっく…うっはっはっはー!!」
(し、しまった…!)
「今、笑ったのは誰じゃい!出てこいや!」
ノブテルの真上ステージからシズカちゃんの激しい怒号が飛んだ。
「この下におるようじゃのう。引き摺りだしたれや!」
シズカちゃんの号令を受けエトゥカメイ派の若手議員がステージ下に終結する。どうなる、ノブテル?!
「何くだらんこと言ってんだ!バカらしい!」慎太郎は機嫌を損ねてステージにミドリガメを投げつけた。
ミドリガメを投げつけられたおタカさんは、奈落からカメイを引っ張りあげて慎太郎に投げ返した。
慎太郎はとっさに避けた。カメイ客席に激突の危機!
…と思ったら、ノブテルに向けられたはずのエトゥカメイ派の若手議員戻って来て、カメイを受け止めた。
「先生になにすんだ!」
エトゥカメイ派軍団代表のマツオカが、おたかさんに向かって叫んだ。
新たな争いが勃発しているすきに、ノブテルは命からがら逃げ出した。
「あはは、かわいいやつだなあ」
聞きなれた良く通る声。
ノブテルが振り返るとミドリガメと無邪気に戯れる純一郎の姿があった。
ミドリガメは、つい我を忘れて「私の背中に乗って下さい。ぜひ龍宮城へ」と、手足をふんばって見せた。
「龍宮城ってどこなの?」と純一郎が聞くと
「永田町の奥です」とミドリガメは答えた。
「え、永田町?…僕も永田町に亀を飼ってるんだけどな。友達なのかな?」
いい感じで、話が佳境に入りかけたものの、
「純ちゃん、呼んだ?」カメイが割り込んできた。
「純ちゃんと竜宮城へ行くのは僕だ!」
ぽっぽ、カメイを足蹴にして登場。
「いいや、俺だ!」
ぽっぽを突き飛ばして慎太郎が登場。
「いいえ、僕!・・・じゃないです」
慎太郎を弾き飛ばそうとしたノブテルだったが家長である彼に『石原家家訓』を突きつけられ3歩後退した。
「でも、乗ってくれって言われてもなぁー」純一郎は掌のミドリガメをしげしげと眺めた。
「ミドリガメに乗らなくても俺の船で行けばいいじゃない」
慎太郎はいそいそと自慢の船の出港の準備を始めた。
「そもそも永田町に海があるのか?」 純一郎はもっともな疑問を口にした。
「大きなお屋敷の中に、大きな池があるんです。お屋敷の御主人は、みんなの人気者です」
ミドリガメは答えた。
「そんな馬鹿な話があるか!なんで池なんだ、俺は海がいいんだ!」
と駄々をこねる慎太郎を宥め、純一郎達は徒歩で永田町に向かう事にした。
「海の方がいいのに!!なんで分からないんだ!!」言い続けていた慎太郎は
「おっ!男はやっぱり海だよな!」と爽やかに笑う若大将にさらわれた。
「あなた!もうすぐ出番よ!」
当然のように純一郎について行こうとしたぽっぽは、妻にステージ袖へと引きずられていった。
次に妻は「あなた、テレビもう始まるわよ」と言ったように聞こえた。
「え…テレビ…?ステージの出番じゃないの」
「何言ってるのよ。新春の小泉さんの会見をみたいから、時間が来たら起こして、と言ったじゃない」
ぽっぽは自宅のソファで毛布をかぶっている自分に気づいた。
「ごめん…僕は夢の中で何度か夢を見ていたみたい…」ぽっぽは呟いた。
総理が「初釜」なら、こっちは「初拾い」だゴルア!!
どーでもいいが、夢オチ多すぎやしねえかゴルア!!(藁
一行収集家さん、おひさしぶりです。ありがとうございます。
確かに夢オチ多いですね。3層くらいの夢、夢…夢みるぽっぽ。
そろそろ別の手を考えなければ(W
一行小説の方もようやく年は超せたようで、よかったです。
一行収集家さまありがとう〜!
つなげて一気に読むと・・・なんて面白いんだ!面白すぎる・・・
935 :
一行小説:02/01/17 10:04 ID:caIE27cL
茶会の後、純一郎は和服姿のままカトーのもとへ駆けつけた。
そこにはがっくりとうなだれ、力無くソファーに腰を降ろしているカトーの姿があった。
「あぁ・・・純ちゃんか・・・」カトーは俯いたままぽつりと呟いた。
純一郎はカトーの両肩をガッシリと掴み揺すぶった。
「しっかりしろ!俺の・・・俺の目を見ろ!!!」
936 :
一行小説:02/01/17 10:09 ID:caIE27cL
しかしカトーは顔を上げない。
着物の襟元がはだけるのも気にせず、純一郎はカトーを揺すぶり続けた。
937 :
一行小説:02/01/17 11:08 ID:sFpvMao7
「目が・・・細すぎて見えないYO!」
というのは口実で、カトーは、襟元がはだけた純ちゃんに萌えていたのであった。
939 :
一行小説:02/01/17 20:12 ID:Jw3qMPhK
「カトーさんてば!!」
純一郎はかがみこんでカトーに視線を合わせた。
困難と言われた温暖化会議をなんとかまとめ上げ、帰国した時だった。
結果を報告するため、順子は官邸の執務室を訪ねた。
「失礼いたします」
ドアを開けると、デスクの向こうに座っていたその人が顔を上げた。
彼を一目見た瞬間、順子は息を飲んだ。
久しぶりに合ったその人は、酷くやつれて見えた。しかし、
「やあ、大臣!今回はお疲れ様!」
その人は順子の姿を認めると破顔し、勢い良く立ち上がって彼女の方に歩み寄った。そして、
「本当によくやってくれた!ありがとう」
率直な感謝の言葉と共に順子の手を取り、がっちりと握った。
「あ…いえ…」
相手の予想外の行動に順子は狼狽したが、何とか平静さを保った。
報告を終え、官邸を後にしながら順子は思った。
(あんなに素直に喜ぶなんて…)
順子が「女」であることを理由に、正当に評価をしない男性は少なくなかった。
なまじ彼女が有能であるが故の、嫉妬もあったかもしれない。
そのせいもあったのだろうか。
順子が成し遂げたことに対し、少年のように喜びを露わにするその人の笑顔が、彼女にはとても眩しく見えた。
そして、華奢な、柔らかい手に似合わない力強さが、不思議なほど強く心に残った。
※内容は全て作者の妄想※
>>940 イイ! 素直に納得できるストーリーですわ!
>華奢な、柔らかい手に似合わない力強さ
小泉純一郎の魅力を言い当てていますね〜
川口大臣・・・素敵な女性よね!
>943
総理が赤で、鳩山氏が柄物のネクタイとは珍しいですね。
一緒に写っている羽田さんはブルーだし…。
色がかぶらないように、まるで三人で申し合わせたよう(笑
945 :
無党派さん:02/01/18 21:53 ID:8xZmevjo
>943
純ちゃんも旗さんも視線は前を向いてるのに、ぽっぽだけ一途に
総理の横顔を見てるぞ、おい。。。
ぽっぽ・・・なんでこんなせっぱ詰まった目で総理を見るのよー(w
総理はあえて視線そらせてる、ように見えるyo!
私なんだか鳩山さんに感情移入しちゃうよ・・・。
鳩山さんが幸せな結末を迎えられることを願う。(はぁ。ため息
949 :
一行小説:02/01/19 16:04 ID:cy4FRz8i
>939
萌えワールドから我に返ったカトーは、再び純一郎から視線をそらした。
「帰ってくれ純ちゃん。こんな時に俺の所に来たことがばれたらあんたまで・・・」
950 :
一行小説:02/01/19 16:26 ID:qAqLUaaJ
「すまんっ!!」純一郎はすっかりはだけてしまったその胸にカトーの頭をヒシと抱いた。
951 :
一行小説:02/01/19 16:48 ID:qAqLUaaJ
目の前に迫る柔肌の魔力に、カトーがクラクラしていたその時・・・
「見たゾ!・・・だわね」ミッキー青木が何処からか姿を現した。
プチンの野郎、純たんの嫁さんの心配してる場合か(笑)
そしてなぜ盛りりんに聞く…。
「嫁さんをもらう気がないなら俺の嫁さんに来ないか?」
という意味がこめられてたらホソロシイ
寝技上手っぽいしね。
そりゃ物資ゅもプレッツェル詰まらすて。
>寝技上手っぽいしね。
こ、これってジュードーの話っすよね!?(ドキドキ
あれよアロヨともう1000が目前ですね。
>>950ゲッターさん、良い所でスレ立てよろしくです〜。
955 :
950:02/01/20 01:59 ID:ci4si55+
え〜んワタシ?
過去に何度やっても立てられなかったトラウマが・・・(涙
どうも某プロバイダーは規制に引っかかりやすいらしいのよー
>954
>955
がんばれ〜。
ダメだったらSOSすれば誰か助けてくれるでせう。
馳っち日記(21日)にぽっぽの事が。
なんか切ないよう…。民主党を出て純ちゃんのトコにおいでよ…
そういえば、開会式への天皇陛下出席のお出迎えの際、民主党の鳩山代表は、
なぜかぽつんと一人。見渡せば、周りにいるのは浜田靖一、小此木八郎、
野田聖子、馳浩、佐藤勉の自民党若手代議士ばかり。
野田先生の和服姿に、口の悪い仲間たちが
「いやああ、人妻の和服姿は、イイねえ!」
「とりわけ後姿がぐっとくるねえ!」
「お美しい!」などと軽口を叩いていると、
「いいなあ、自民党は・・・・我が党でそんな発言すると目くじら立てる人が
いるからなあ・・・・」と横からうらやましげな鳩山代表。時節柄、
冗談にはきこえず、うちなる本音に聞こえてしまう・・・・・・・
958 :
950:02/01/22 15:18 ID:3ekJKRS6
ノなんすかシトワイヤンて。。。。。