うそっぱち小泉政権逝って良し。

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459うそっぱち読売新聞逝って良し@
読売新聞
「6月27日朝刊
増殖する赤字道路
第二の国鉄
特殊法人ここが許せない
地平線までガラガラの北海道横断自動車道十勝ルート
という記事について検証してみよう。
「日本道路公団の累積債務は昨年度末で約25兆円に達した。
国の年間予算の3割にも相当する額だ。
巨額の借金を抱えながら、なお赤字道路を造り続ける。
その現場を北海道に見た。」
→ここで「累積債務」という表現を使っている。
もともとこの用語は、「開発途上国が先進諸国から借り入れ累積した債務。返済困難に陥ることによって,国際的な金融不安が生じ,返済期間の延期(リスケジューリング)ほか,さまざまな問題が発生する。」といいう意味で使われる用語である。

累積(次々と積み重ねられた)債務として、しかも「第二の国鉄」として、言外に、毎年赤字が増えつづけているとイメージさせる言葉である。
→実態は、
〇特殊法人とは、最初に低金利、長期でお金を借りさせて、
高速道路を創る。
〇だから、最初に(低金利だが)借金をする。

〇高速道路を創るのには、まずそこの土地買収からはじめるので、お金はかかる。最低限、ひとつのインターチエンジ(だいたい30キロ単位)で開通しなければいけないので、膨大に金はかかるはず。

〇その借金をほっといておいたら、とんでもないことになるか?

〇現在、JHは収入が2兆円。支出が新規高速道路建設も含めて、1兆円。だから、半分のコストで毎年、やっている
〇差額の1兆円は、将来の全国高速道路が一体化して無料開放する際のために積立金勘定に入っている。だから、毎年の収支は全く順調なのだ。もう今までかかったお金の33%は順調に返している。

〇しかも、このままやれば、30年後には、全国が一体化した高速道路が一斉に無料開放される。

〇だから、「累積」という意味が、毎年の赤字たれながしという意味をイメージさせるのだが、実際は全く違うのだ。

〇高速道路を全国一体化するために新規建設するという大目的のために、低金利の借金を新たにするが、それは毎年の高速道路収入から順調に返しているので、健全なのだ。

〇その差額の1兆円は借金返済にまわすので、「利益」としてみなしてはいけない。

〇ところが、猪瀬直樹は誤解して、全く「利益がない」として、3千億円の国費投入を
毎年国費の無駄づかいだ。第二の国鉄だ!と言い立てたのだ。
つまり彼には毎年3千億円が損失補てんにみえたのだ。

〇この3千億円の国費投入は、低金利で長期のお金を用意するためである。赤字補てんではない。
460うそっぱち読売新聞逝って良し@:01/12/24 04:51 ID:06GV9jik
〇世の中は「信用がある」ところほど、金融機関は低金利でお金を貸すという法則
がある。

いくら政府が保証しますと言っても、実際の行動が問われる。
つまり実際に政府が
補助金を出している姿勢が大事なのだ。安心して金融機関はお金を貸せる。
〇たとえば個人にお金を貸すときは、よく18%なんてカードローンがあるが、
これは
貸し倒れの危険性を見込んでいる。だから高金利である。もっと貸し倒れの高い
人を対象にする金融機関、つまりサラ金は、だいたい27%なんて取っている。
これは返せない人の分もまかなっているからだ。大企業に勤めていると信頼が
あるので、銀行ローンは大体9%ぐらいで貸す。企業でも優良企業、一流企業には
、優遇金利で貸す。つまり信頼があればあるほど金融機関は安く貸すという法則が
あるのだ。

〇だから政府が補助金を出しているのだ。ちなみに高速道路は将来、30年後に
一斉無料開放したときには、国のものになる。つまり日本道路公団は一斉に無料
開放後に解散という形になる。

だから、この3千億円のうち、約半分は資本金という形で出している。
つまり実質1500億円ぐらいを補助している。
そして、これは高速道路全体の事業の資金のたった5%なのである。
461うそっぱち読売新聞逝って良し2:01/12/24 04:52 ID:06GV9jik
上はうそっぱち読み売り新聞逝って良しの2です。すみません。
462うそっぱち読売新聞逝って良し3:01/12/24 04:54 ID:06GV9jik
つまり、国はお金がないが、全国に高速道路を創りたい。代わりにJHを創って
借金を低金利でしてもらう。創った高速道路の料金で返していく。
全国をネットワーク化したら、一斉に無料開放。JHは解散というシナリオ。
重要なのはこれはちゃんと実現していく過程であったということだ。

〇これを財務諸表を読み間違えた猪瀬直樹は大騒ぎし始めた。ちゃんとその影響をこの新聞社も受けた記事を書いている。

再び読売新聞。
「公団の累積債務は年間の営業収入の10倍以上。民営化直前の旧国鉄(6倍弱)に比べ救いようの無さが目立つ。「第二の国鉄」の懸念は現実のものとなりつつある。

→これに関しては、累積の意味が違うのだ。つまり旧国鉄は経営すればするほど赤字がふくらむ。100円をかせぐのに、147円かかっていた。しかも100%の国営である。
すべて税金で損失ほてんしていた。
JHの方は、このままいけばいくほど、借金は返せるのだ。100円を稼ぐのに、たったの50円しかかかっていない。つまりまかなっている。これはずさんではない。
463うそっぱち読売新聞逝って良し@:01/12/24 04:56 ID:06GV9jik
そして読売新聞
この北海道の十勝ルートの道路は
「一日の平均交通量は959台で、全国36路線の中で最低だ。」
とある。

→これは、飛び地開通で交通量が極端に少ない道路である。
北海道の十勝から池田インターチェンジ間。
これは長さは51キロメートルである。
全国の高速道路の6,851キロメートル(すでに開通)
から比較すると、全体の0.74%である。
つまり1%以下である。
そして、事業費からすると、0.4%である。
ここを取り上げてJHは「熊のとおる道路ばかり創っている」と間違ったイメージがうえつけられて
世論がミスリードされていく。

なぜ、飛び地なのか?
札幌から、夕張まではとおっていて、そのあと、間をあけて、十勝地域がとおっている。
地図を見てみるとわかるが、この間には、かの有名なトマムがある。つまり山岳地帯なのだ。だから先に平野部(十勝)を通して、そのあとで、平野部と平野部をつなぐ、
山岳地帯であるトマムを通すという判断は常識的な判断である。
中で十勝地域に鈴木宗雄がいるので、宗雄道路だと言われているとあるが、実際には、
高速道路というのは、全国を一体化するためにデザインされており、どこにいても四方にいけるようにデザインされている。その観点からすると無駄な道路というものは存在していない。一政治家がここに通してくれと口出しできるようにはなっていないのだ。
確か、十勝地域を通すというのは昭和47年頃に決まっている。
その当時鈴木宗雄は、まだ政治家ではなかったはずだ。
だから鈴木宗雄道路ではない。
464うそっぱち読売新聞逝って良し訂正:01/12/24 04:58 ID:06GV9jik
また間違えました。上はうそっぱち読み売り新聞逝って良しの4です。
465うそっぱち読売新聞逝って良し4:01/12/24 05:00 ID:06GV9jik
〇旧国鉄とJHの仕組みと経営状況は全く違う。
国鉄は列車の運行などで沢山の職員をかかえ、人件費が収入の6割を占めるなど、毎年の経費が収入を上回り、文字通りの赤字であった。
JRに移行する直前の昭和61年度で職員数は22万人。収支率は147.(100円をかせぐのに147円かかっていた。)
しかし日本道路公団の場合は、列車の運転手や車掌のような要員はいらない。
JH職員はわずか9千人で、国鉄の25分の1.
また料金収入全体に占める人件費も4%程度。収支率は50.百円を得るためのコストは50円。黒字。違いは旧国鉄は毎年経費が収入を上回り、その赤字で借金が増えていったが、道路公団は毎年、収入が経費を上回り、その黒字分を元金返済にあてている。
ただなお新たな区間の建設投資への資金を毎年借り入れているために、借金が当分増加する、にすぎない。

〇旧国鉄の場合は、年間の支出の約75%人件費と営業経費であった。
いうなれば経営努力や経営のいかんによって節減できる部分の比率が高かった。
しかし、JHの場合は、大半が借入金の元利支払いと新たな建設投資であり、
管理費・人件費のいわゆる営業経費は非常に比率が小さい。
466うそっぱち読売新聞逝って良し5:01/12/24 05:07 ID:06GV9jik
特に支出の中で、大きな部分を占める建設投資は、これ以上建設をやるかやらないか
の問題であって、JH方式でやるか。民間方式でやるかでそれほどに
費用節減に違いが出るとは思えない。
467うそっぱち読売新聞逝って良し6:01/12/24 05:23 ID:06GV9jik
つまり、私の結論は、こういった大新聞が大衆迎合の記事を書くことで、
今のままの虫食いだらけの一体化していない高速道路のまま残ってしまうということだ。
しかも、財務諸表の読み違いなどと恐ろしく基本的な過ちを認めない作家が
国政を動かす。しかもいったんこの高速道路の仕組みを壊したら、二度と再び創れない。
これは強大な政治力、つまり田中角栄みたいな政治家がいなければできないのだ。
だいたいまともに仕事をしていたJHの職員は、ばかばかしいと感じるはずである。
政治家はうそを駆使して世論に訴えて、自分の人気のために、国民を犠牲にするのだ。
うそを信じているからみんなこの構造改革を支持する。
しかし、情報に詳しいメンバー、特に株式市場の人間からすれば、
とんでもない政策である。注意深くみてみればいい。
だからJH民営化などが決まるたびに株価は最安値更新し、円は嫌がられて
売られるのだ。今の日本ほどマスコミがうそをたれ流している時代はない。
こういったことをもっと国民に知らせるべきだと思うのだが。
しかし、全国が一日で行き来できる全国高速道路ができたら、日本はすばらしい経済効果
そしてどこに住んでも楽しい国になると感じる。
あともっと重要なことは大事な景気刺激策を打てなくなるということだ。
つまり政府がたった10%ぐらいのお金でその10倍とか15倍規模で、「仕事」
を民間に供給する仕組みがなくなってしまうのだ。
郵便貯金にしても重要な投資先を失う。
今、銀行には金がめちゃくちゃ余っている。
なぜか?どの企業も借りてくれないからだ。
みんな一斉に借金を返す行動をしている。
だからスーパー定期で、たしか0.4%。
1千万円を預けて年に4万円かな?利子。どうやっていくのか。。
郵便貯金でも投資先がなくなったらどうすんだ?
何を考えているのか。。
468うそっぱち政治家とマスコミ逝ってよし。:01/12/24 05:46 ID:06GV9jik
つまりわれわれは何をJH民営化によって得たのか?
1全国の高速道路が一体化されるという計画を無くした。(実質無理)
2今のままでいけば、30年後に高速道路が全国にできて、一斉に無料開放という
ことが実現できなくなった。永久に有料道路である。
3 政府は3千億円のお金を出さなくなったが、その代わりに、毎年5兆円規模の
事業(新規高速道路建設)を失った。
4情報に詳しく真実を知っているメンバー、失望した投資家は円を売り、
株は下がる。景気はいっそう悪くなる。
5建設業に仕事がいかないことでお金をかえせなくなる。
われわれの銀行への預金、または会社の預金がまたふっとんでしまう。
これは、公的資金投入で助けるしかない。
6銀行が経営不安になることで、いっそう、われわれのいる会社は、苦しくなるはず。
ボーナスは減る。
リストラ。
7建設業の人達は失職してしまうので、2年間は失業保険が出る。
そうなるとわれわれの年金や、税金はまさに無駄づかいされることになる。
吹っ飛ぶ。なくなってしまうだろう。
8重要な景気刺激策がなくなってしまうので、永遠に景気は良くならない。
9小泉の人気は何かやったように見えるので、人気はうなぎのぼり。猪瀬もラストチャンスなど
本が売れまくり。儲かる。
10構造改革をやればやるほど景気がどんぞこになっていくので、何を信じていいのか
わからない時代になる。
11失業した人達は2年たったら、失業保険がでなくなる。
したがって、その後は、おそらく犯罪が激増していくと感じる。